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Model
SAL1635Z2
Pages
60
Size
4.8 MB
Type
PDF
Document
Service Manual
Brand
Device
Digital Camera
File
sal1635z2.pdf
Date

Sony SAL1635Z2 Service Manual ▷ View online

4-1
SAL1635Z2 (Vario-Sonnar 2.8/16-35 ZA SSM II) (Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II)
4-1. 
準備
4-1-1. 使用機器/治工具リスト
•  
スライダック(出力電圧
: AC 100 V
(注意
3
•  
カメラ(
DSLR-A700, SLT-A37/A57/A58/A65/A77/A99
のいずれか)
•  
メモリーカード
•  
スクリーン(アートポスト紙)
•  
巻尺
•  
平面ミラー(
SLR
用等)
•  
ボンド
 (B-10): J-6082-612-A
•  
ボンド
 (B-50): J-6082-615-A
• 
半完治具(注意
5
• 
レンズ調整プログラム(
ACSSM-S-VerXXX
•   Color Calculator 2
注意
:
 
レンズ調整プログラム,および
Color Calculator 2
は,各
HQ
から入手
してください。
パーソナル
コンピュータ
(注意1)
AEマスターレンズ
J-6082-597-A
フランジバック
ゲージ(43.50 mm)
J-6082-608-A
フランジバック
測定器
J-6082-606-A
Aマウント
アタッチメント
J-6082-607-A
レンズ投影器
J-6082-605-A
(注意3)
1000 mmコリメータ
110 V: J-6082-604-A
240 V: J-6082-604-B
(注意2)
輝度箱
J-6082-581-A
J-1
J-9
J-13
J-16
J-7
J-2
J-4
J-6
J-5
J-8
J-3
20
30
40
50
60
70
80
90
0
10
J-11
J-12
J-14
J-15
レンズ専用治具
J-6082-609-A
Lレンチ (0.89mm)
7-700-736-06
(6角レンチ:市販品可)
レンズ専用治具
チップA:
J-6082-609-1
J-17
解像度調整治具
J-6082-705-A
レンズ専用治具
チップB:
J-6082-609-2
収差測定
キャップ77 mm
TELE (1635)
J-6082-703-A
WIDE (1635)
J-6082-707-A
銘板外し治具(72 mm)
J-6082-634-A
完成検査治具
J-6082-710-A
(注意4)
M-BOX JIG
J-6082-722-A
(注意5)
J-10
 Fig. 
4-1-1
注意
1:
 
パーソナルコンピュータ
 
Color Calculator 2
がインストール済みのもの)
 OS: 
Windows 
Vista/7
 
空きメモリ
: 40 
MB
以上
 
ハードディスク空き容量
: 15 
MB
以上
 USB
端子
標準装備
 
モニタ
: 32,000
色以上表示可能な
VGA
以上のモニタ
注意
2:
 1000 
mm
コリメータのチャートは,
Fig. 4-1-2
のように取り付けてください。
 
マークを合わせる
1000 mmコリメータ
チャート
 Fig. 
4-1-2
注意
3:
 
レンズ投影器は,スライダック(出力電圧
: AC 100 V
)を接続して使用してください。
注意
4:
 
完成検査治具
II
は,
AC 100 V
専用です。
注意
5:
 
半完治具は,下記手順で作成してください。
使用機器
 
 D-sub  9pin
ケーブル(市販品)
 
 SSM
基板組
: A-2076-401-A
作成方法
1) D-sub 9pin
ケーブルの片側をカットする。
2) 1
8 pin
SSM
基板組に
Fig. 4-1-3
のように半田付け行う。
       
 Fig. 
4-1-3
4. ADJUSTMENTS
4-2
SAL1635Z2 (Vario-Sonnar 2.8/16-35 ZA SSM II) (Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II)
4-1-2. 調整手順
確認/調整手順
光学系
駆動系
光軸の調整 (TELE)
(2群偏芯ローラーの回転)
MR波形検査/調整
4-8項
フォーカスブラシ位置の
確認/調整
4-8項
光軸の確認
4-3項
END
像点移動量/
フランジバック(f'F)
の確認
4-5項
投影解像力の確認
4-4項
絞り径の確認
4-2項
絞り径の調整
OK
OK
OK
OK
OK
NG
NG
NG
NG
NG
NG
・片ボケ調整(WIDE)
・像面湾曲調整(WIDE)
OK
完成調整/検査
4-9項
像点移動量
(球面収差)の確認
4-6項
NG
NG
OK
OK
OK
OK
OK
START
像点移動量/
フランジバック(f'F)の調整
調整部品:
・2群レンズブロック 
・バックワッシャ
調整部品:
・5群後群レンズブロック 
・片ボケ調整ワッシャ
調整部品:
・4群レンズブロック
・片ボケ調整(TELE)
調整部品:
・1群押さえワッシャ
・片ボケ調整ワッシャ
球面収差効き玉の交換
(注意)
半完成調整/検査
4-8項
     SB確認/書き換え
4-9項
'
  傾斜チャートの撮影
レンズ性能確認
光学部組
(A-2076-438-A)
球面収差効き玉交換では,光学部組(A-1616-008-A)
を交換してください。
(注意) 球面収差改善時の効き玉
4-2. 
絞り径の確認/調整
4-2-1. 絞り径の確認
使用機器
•  
輝度箱
•  
カメラ(
DSLR-A700
SLT-A37/A57/A58/A65/A77/A99
のいずれか)
•  AE
マスターレンズ
•  
メモリーカード
•  
パーソナルコンピュータ(
Color Calculator 2
がインストール済みのもの)
1. 
準備
注意
:
 
被検レンズは完成状態で確認を行ってください。
1) 
カメラにメモリーカードを挿入する。
2) 
使用機器,カメラおよび
AE
マスターレンズを
Fig. 4-2-1
のように設定する。
輝度箱
輝度: EV12
カメラ
ISO: 100
撮影モード: Mモード
シャッタスピード: 1/125
絞り値: F5.6
フォーカスモード: MF
測光モード: 中央重点平均測光
プリセットホワイトバランス: 白熱灯
D-R: OFF
マスターレンズ,
または被検レンズ
ズーム: WIDE端(焦点距離: 16 mm)
フォーカス: ∞(無限)端
輝度面の中心を撮影する
 Fig. 
4-2-1
3) 
以下の条件で撮影を行い,撮影画像を保存する。
注意
:
 
輝度面の中心を,
AE
マスターレンズと被検レンズでそれぞれ
3
回ずつ撮影してください。
輝度箱の設定
:
輝度
:
EV12
レンズの設定
:
ズーム
:
WIDE
端(焦点距離
: 16 mm
フォーカス
:
∞(無限)端
カメラの設定
:
ISO:
100
撮影モード
:
M
モード
シャッタスピード
:
1/125
絞り値
:
F5.6
フォーカスモード
:
MF
測光モード
:
中央重点平均測光
プリセットホワイトバランス
:
白熱灯
D-R:
OFF
4-3
SAL1635Z2 (Vario-Sonnar 2.8/16-35 ZA SSM II) (Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II)
2. 
撮影画像の確認
注意
:
 
撮影画像の確認は,
AE
マスターレンズで撮影した画像と被検レンズで撮影した画像の両方に対して行ってください。
1)  Color Calculator 2
を立ち上げる。
 
 Fig. 
4-2-2
2) 
ファイルメニューから,撮影画像を読み込む。
Fig. 4-2-3
3)  Color Calculator 2
を以下のように設定する。
 
測定値表示(表示メニュー)
: RGB+L*a*b*
 
測定方法(表示メニュー)
:  Center Single Area
 
 Fig. 
4-2-4
 
色空間(設定メニュー)
: sRGB
 
 Fig. 
4-2-5
 
測定エリアサイズ(設定メニュー→オプション)
: 256
×
256 Pixels
 
 Fig. 
4-2-6
4) Calculate
ボタンをクリックし,撮影画像の測定を行う。
5) 
撮影画像の測定が終了したら,
G
の値を確認する。
 
マスターレンズで撮影した画像
3
点の
G
の平均値
: (a)
とする
 
被検レンズで撮影した画像
3
点の
G
の平均値
: (b)
とする
 
G の値を確認する
Calculateボタン
 Fig. 
4-2-7
3. 
確認方法
1) 
下記の計算式で絞り誤差を算出し,絞り誤差が規格値を満足していることを確認する。
絞り誤差
 = 
被検レンズの
G
の平均値
 (b) - 
マスターレンズの
G
の平均値
 (a)
規格値:
 
絞り誤差
 = -20 
 +5
WIDE
: 16 mm
2) 
絞り誤差が規格値を満足していない場合は,
4-2-2. 
絞り径調整」を行う。
4-2-2. 絞り径の調整
使用機器
•  
ボンド
 (B-10)
1. 
調整方法
1) 
後遮光筒およびマウントブロック組立を取り外す。
 
後遮光筒
信号基板
マウントブロック組立
後部外装部組
 Fig. 
4-2-8
4-4
SAL1635Z2 (Vario-Sonnar 2.8/16-35 ZA SSM II) (Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II)
2) 
マウントブロック組立の絞り連動フォークを止めている,ねじ
2
本を軽く緩める。
3) 
絞り連動フォークを右または左に動かして微調整を行い,ねじ
2
本を締め付け指示部にボンド
 (B-10) 
を塗布する。
 
ねじ
マウントブロック組立
ねじ
絞り連動フォーク
絞り連動フォーク
ボンド(B-10)
を塗布
 Fig. 
4-2-9
4) 
再度組立,
4-2-1. 
絞り径の確認」を行い,絞り径が規格値を満足するまで手順
 1)
 3)
を繰り返し,規格値を満足しない場合は,光学部
組を交換する。
4-3. 
光軸の確認/調整
フランジバック
 (f F) 
測定器の設定
使用機器
•  1000 mm
コリメータ
• 
フランジバック測定器
• A
マウントアタッチメント
• 
フランジバックゲージ(
43.50 mm
• 
ボンド
 (B-50)
4-3-1. 準備
1) 
測定器を
Fig. 4-3-1
のように設定する。
 
フランジバックゲージ(43.50 mm)
Aマウントアタッチメント
対物レンズ(10x)
ダイヤルゲージ
(最小目盛り: 0.01 mm)
目盛りリング
接眼レンズ(7x)
視度調節リング
 Fig. 
4-3-1
2) 
フランジバック測定器の視度調節リングを回し,接眼レンズ内の十字線または目盛りがはっきりと見えるように調節する。
3) 
フランジバックゲージ
 (43.50 mm) 
A
マウントアタッチメントに密着させ,保持する。
4) 
フランジバック測定器のノブを回転させて,フランジバックゲージ
 (43.50 mm) 
の細かい線にピントを合わせる。
注意
:
 
必ず
Fig. 4-3-2
の矢印方向にピント合わせを行ってください。
 
ノブ
中心付近の細かい線にピントを合わせる
ピント合わせ方向
 Fig. 
4-3-2
5) 
ダイヤルゲージの目盛りリングを回して,ダイヤルゲージの指針を
0
に合わせる。
注意
:
 
この位置がフランジバック値
 (f F) = 43.50 mm
となります。
 
短針の位置を記憶しておいてください。
4-3-2. 光軸の確認
1) 
フランジバック測定器に被検レンズを取り付け,
1000 mm
コリメータを設置する。
 
1000 mmコリメータ
被検レンズ
 Fig. 
4-3-3
2) 
被検レンズのフォーカスリングを ∞(無限遠)指標または∞(無限遠)側の当たり に設定して顕微鏡を覗き,チャート像が中央に見える
ように光軸を合わせる。
3) 
顕微鏡を覗きながらフランジバック測定器のノブを回転させ,ピントが合う位置で止める。
 
また,同時に光軸の見え方を確認する(
Fig. 4-3-4
参照)。
注意
:
 
図は一例を示しています。実際のチャートの見え方とは異なる場合があります。
 
最良の状態
センターブレおよびアス
フランジバック測定器のダイヤルを回して
ピント合わせを行うと,チャート像がずれる。
 Fig. 
4-3-4
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