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Model
SAL1635Z2
Pages
60
Size
4.8 MB
Type
PDF
Document
Service Manual
Brand
Device
Digital Camera
File
sal1635z2.pdf
Date

Sony SAL1635Z2 Service Manual ▷ View online

SAL1635Z2 (Vario-Sonnar 2.8/16-35 ZA SSM II) (Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II)
4-16E
4-9. FINISHED ADJUSTMENT/INSPECTION
Equipment used
• Personal Computer
•  Finished Inspection JIG II (AC 100 - 240 V)
•  Lens Adjustment Program (ACSSM-S-VerXXX.zip)
4-9-1. Preparation
1. Preparation
1) Refer to 4-7-2. Connection of Finished Inspection JIG
/Half Completion JIG and Starting of Lens Adjustment Program (ACSSM-S-
VerXXX) .
2)  Start up the lens adjustment program (ACSSM-S-VerXXX.exe).
3)  Click [Setup] and perform the initial setting. (Refer to  4-7-3. Initial Setting of Lens Adjustment Program (ACSSM-S-VerXXX) )
Note:
  When the Multi Serial window opens, take the following actions.
Process No.
You need not enter process number.
Serial No.
When the mount block assy is replaced, enter a serial number.
 Table 
4-9-1
 
 Fig. 
4-9-1
4-9-2. FINISHED  ADJUSTMENT/INSPECTION
1. Adjustment/Inspection procedure
1)  Click [Start[Ent]] on the main screen.
2)  Carry out operations below following instructions on windows.
2. Adjustment/Inspection procedure
1) Zoom pattern
2) AF/MF Switch
3)  Focus Hold Button
4)  LVDD1 Consumption Current
5) Focus Pattern
Motor
6)  Adjust & Check MR
7)  Adjust Driving Frequency & Gain
8)  Focus Load FB
9) Focus Drive
10) Write 
SB
11)  MR Waves Check (Manual)
12)  Save MR Wave
13) Focus Aging
14) Check Sounds
15) Search Zoom-Adj
16) Search Focus-Adj
 Fig. 
4-9-2
Note:
  This six items of 11 to 16 are not executed automatically if click the [Start[Ent]].
4-9-3. SB Check/ Write
1) Click [Write 
SB].
 
 Fig. 
4-9-3
2)  Check the value of focus-shift that the displayed value obtained by  4-6. FOCUS-SHIFT CHECK/ADJUSTMENT (APERTURE 
(AMOUNT OF SPHERICAL ABERRATION))  is satisfied.
 
When the displayed value of the checking lens is out of specification, input the focus-shift amount obtained by section 4-6, Rewrite 
[Write [Ent]] clicking.
 
 Fig. 
4-9-4
SAL1635Z2 (Vario-Sonnar 2.8/16-35 ZA SSM II) (Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II)
1-1E
1. SERVICE NOTE
1-1. 
各種薬品の取り扱いについて
現在使用されている薬品の中には揮発性の高い薬品もあります。
それらを不用意に取り扱い蒸発させてしまうと,環境や健康へ影響を与えたり,資源の無駄使いになります。
各種薬品は,
下記の点に注意して取り扱ってください。
• 
保管場所を定め,高温になったり直射日光の当たらない場所に密閉して保管してください。
• 
小分け
(
ハンドラップ等
)
する数は必要最小限に留め,容器による自然蒸発を防いでください。
• 
作業に使用しない時は,必ずキャップ等をして自然蒸発を防いでください。
• 
薬品を使用する回数を極力少なくし,使用する場合は使用する量だけ容器より出して受け皿に残さないようにしてください。
1-2. 
外装部品の取り扱いについて
本機に使用されている外装部品は,
下記の点に注意して取り扱ってください。
• 
清掃には薬品を使用せず,清掃紙や清掃布を使用してください。
やむを得ず汚れがひどくて薬品を使用する場合は,シンナー,ケトン,エーテルは使用しないでください。
• 
各部品の取り付けには指定されたねじを使用し,部品に対して垂直に取り付けてください。
また,ねじを締め付ける時は,無理な力を加えないでください。
1-3. 
無鉛半田について
本機には無鉛半田が使用されています。
無鉛半田を使用している基板には,無鉛(
Lead Free
)を意味するレッドフリーマークがプリントされています。
注意
:
 
基板サイズによっては,無鉛半田を使用していてもレッドフリーマークがプリントされていないものがあります)
レッドフリーマーク
無鉛半田は,
下記の点に注意して使用してください。
• 
半田こてのこて先温度は約
350
℃に設定してください。
温度調節が無理な場合は,高温短時間で作業を行ってください。
注意:
  
半田こてを長く当てすぎると,基板のパターン(銅箔)がはがれてしまうことがありますので,注意してください。また,従来の半田よりも粘性が強い
ため,
IC
端子などが半田ブリッジしないように注意してください。
• 
半田こてのこて先は,必ず無鉛半田用と有鉛半田用に分けて管理してください。
無鉛半田と有鉛半田が混在すると剥離現象が発生してしまいます。
 
1-4. SAFETY CHECK-OUT
サービス,点検時には次のことにご注意ください。
1. 
注意事項をお守りください。
サービスのとき特に注意を要する個所については,キャビネット,シャーシ,部品などにラベルや捺印で注意事項を表示しています。これら
の注意書き及び取扱説明書等の注意事項を必ずお守りください。
2. 
指定部品のご使用を
セットの部品は難燃性や耐電圧など安全上の特性を持ったものとなっています。
従って交換部品は,使用されていたものと同じ特性の部品を使用してください。
特に回路図,部品表に0印で指定されている安全上重要な部品は必ず指定のものをご使用ください。
3. 
部品の取付けや配線の引きまわしはもとどおりに
安全上,チューブやテープなどの絶縁材料を使用したり,プリント基板から浮かして取付けた部品があります。
また内部配線は引きまわしやクランパによって発熱部品や高圧部品に接近しないよう配慮されていますので,これらは必ずもとどおりにし
てください。
4. 
サービス後は安全点検を
サービスのために取外したネジ,部品,配線がもとどおりになっているか,またサービスした個所の周辺を劣化させてしまったところがない
かなどを点検し,安全性が確保されていることを確認してください。
5. 
チップ部品交換時の注意
• 
取り外した部品は再使用しないでください。
• 
タンタルコンデンサのマイナス側は熱に弱いため交換時は注意してください。
6. 
フレキシブルプリント基板の取扱いについて
• 
半田こてのこて先温度は約
350
℃に設定してください。
• 
同一パターンに何度もコテ先を当てないでください。
(3
回以内
)
• 
パターンに力が加わらないよう注意してください。
注意
電池の交換は,正しく行わないと破裂する可能性がありま
す。電池を交換する場合には必ず同じ型名の電池又は同
等品と交換してください。
2-1
SAL1635Z2 (Vario-Sonnar 2.8/16-35 ZA SSM II) (Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II)
2. DISASSEMBLY
切り欠き
使用方法
レンズ専用治具について
分解/または組み立て時に,レンズブロック等に以下のような切り欠き,または穴がある場合は,レンズ専用治具を使用してください。
レンズ専用治具
J-6082-609-A
レンズ専用治具
チップA:
J-6082-609-1
レンズ専用治具
チップB:
J-6082-609-2
レンズ専用治具
チップC:
J-6082-609-3
レンズ専用治具にチップA,チップBまたはチップCを取り付ける。
切り欠き用:
穴用:
チップA, チップC
チップB
レンズ専用治具
切り欠き
チップ
チップ
切り欠き,または
穴の幅に合わせて
調節する
下図のようにレンズ専用治具をレンズブロック等の穴,または切り欠きに合わせて使用する。
チップA
チップA
チップB
チップB
SERVICE TOOLS
グリス (G-85): 
J-6082-626-A
G-85
オイル (O-20): 
J-6082-610-A
O-20
グリス (G-115): 
J-6082-627-A
G-115
グリス (G-62): 
J-6082-670-A
G-62
ボンド (B-10): 
J-6082-612-A
B-10
拡散防止剤 (A-20):  J-6082-611-A
A-20
ボンド (B-40): 
J-6082-614-A
B-40
グリス (G-116): 
J-6082-628-A
G-116
グリス (FT-210): 
7-640-018-91
FT-210
グリス (G-119): 
J-6082-708-A
G-119
作業時の注意
フレキシブル基板の導電面に汚れやごみなどがないことを確認してください。
フレキシブル基板の導電面を素手で触れないようにしてください。
フレキシブル基板は,コネクターの奥までまっすぐに差し込んでください。 (図1,図2,図3 参照)
OK
(奥までまっすぐに差し込んである)
NG
(斜めに差し込んである)
NG
(差し込み不十分)
コネクター
コネクター
フレキシブル
基板
基準線
フレキシブル
基板
コネクター
コネクター
基準線
フレキシブル
基板
フレキシブル
基板
コネクター
コネクター
基準線
フレキシブル
基板
フレキシブル
基板
図1
図2
図3
コネクターの開閉部を開ける際,A方向に開け過ぎないようにし
てください。
コネクターの開閉部を閉じる際,フレキシブル基板を矢印B方向
に押しながら,開閉部を均一に押してください。
開閉部
コネクター
フレキシブル基板
A
A
開閉部
絶縁面
コネクター
フレキシブル基板
B
•  フラットケーブルおよびフレキシブル基板の端子面に欠け,
折れ等がないことを確認してください。
•  金メッキされているフレキシブル基板には,強い負担をかけ
ないでください。
先端の剥がれたメッキ部はカットして
除去してください。
(メッキ破片がコネクター内に残って
いる場合もあるので注意してください)
•  コネクターを取り外す際に,線材部(極細)を持って引っ張る
と断線する恐れがありますので,絶対に線材部(極細)を持っ
て引っ張らないでください。
•  線材部(極細)を押さえながらコネクターを差し込むと,線材
部(極細)が断線する恐れがありますので,絶対に線材部(極細)
には負担をかけないでください。
2-2
SAL1635Z2 (Vario-Sonnar 2.8/16-35 ZA SSM II) (Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II)
2-1.  DISASSEMBLY
導通ピン
防滴ゴムA
圧縮コイルバネ
1群防滴シート
フォーカスゴムリング
鏡頭環部組
(Note 3)
片ボケ調整ワッシャ (Note 5)
前飾り環
(Note 2)
前飾り板
(Note 1)
後部外装部組
マウント標点
マウント防滴 Oリング
Note 3:
鏡頭環部組を取り外した状態でマウント側の部品の取り外
し、取り付けを行うと, G1(レンズ)を傷つける恐れがあります。

Note 4:
調整終了後, ねじの頭部にボンド(B-10)を塗布してください。
段差がある側を1 群レンズ側
になるよう, ズームゴムリング
を取り付けてください。
1
1
4
4
3
3
2
2
5
5
6
6
7
7
8
8
9
9
1
1
2
2
3
3
4
4
8
8
6
6
7
7
5
5
q;
q;
qa
qa
q;
q;
9
9
(Note 4)
B-10
REPAIR PARTS LIST
REPAIR PARTS LIST
REPAIR PARTS LIST
FT-210
G-85
G-85
HELP01
HELP02
HELP16
HELP03
HELP05
HELP06
HELP07
HELP08
HELP10
HELP11
HELP12
HELP04
HELP09
G1
B-40
B-40
B-40
Note 2: 
Note 1: 
  前飾り板は,できる限り交換を避けてください。
 交換が必要な場合は, ユーザーに「Carl Zeiss
     Serial No.」が変更になる事をお伝えし, 了解を
     得てから交換を行ってください。
Note 5: 
  バックワッシャとマウント加締め部組の間には
片ボケ調整ワッシャが入っている場合があります。
片ボケ調整ワッシャが入っていた場合は,取り付
けられていた元の位置にもどしてください。
  前飾り環は銘板外し治具(72mm)を使用して
 取り外してください。
 銘板外し治具(72mm): J-6082-634-A
         
1
1
HELP13
2
2
HELP14
3
3
HELP15
G17
B-40
G-115
G-116
O-20
G-85 G-115
G-62
B-10
B-40
B-10
B-10
A-20
FT-210
G-85
G-116
B-40
G-119
B-40
B-10
光沢面が前飾り環側になる
よう,1群防滴シートを取
り付けてください。
マウント加締め部組
バックワッシャ
プリセットリング押さえ
メインスプリング
プリセットリング部組
後遮光筒
8
ピン信号ボックス
自重落下防止ゴム 
ブラシ(フォーカス)
固定保持環部組
MR
部組
SW
部組
エンコーダー
フレキシブル
プリント配線板
自重落下防止ゴム
ズーム連動板
ブラシ(ズーム)
ズーム操作環
GND
金具
ズームゴムリング
ポリイミドシート
SSM
基板部組
光学部組(サ-ビス)
距離操作環部組
距離操作環
抜け止めローラー
SSM
部組
2群偏芯ローラー/2群偏芯無しローラー
片ボケ調整ワッシャ
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