Sony SAL50F14Z Service Manual ▷ View online
4-14
SAL50F14Z (Planar 1,4/50 ZA) (Planar T*50mm F1.4 ZA SSM)
3)
パスワードを入力して
[OK [Ent]]
をクリックすると,
下記の画面
(Fig. 4-9-3)
が表示される。
Fig. 4-9-2
Fig. 4-9-3
4-9-3. レンズ調整プログラム(ActuatorCheckerSSM)の初期設定
1.
レンズ調整プログラム(
ACSSM-S-VerX.XX.exe
)を起動する。
Fig.
4-9-4
2.
画面が日本語で表示された場合は
[
設定
]
ボタンを,画面が英語で表示された場合は
[SETUP]
をクリックする。
注意
:
起動時の画面は初回起動時,または前回の起動時の設定により異なります。
3. SETUP
ウインドウが表示されるので,以下の内容に設定する。
MODEL
今回調整を行う機種
Language
Japanese
State
Final
Table
4-9-1
4.
全ての項目が設定された事を確認し,
[Save]
をクリックする。
Fig.
4-9-5
5. [Finish]
をクリックして,
SETUP
ウィンドウを閉じる。
4-9-4. レンズ調整プログラム(ActuatorCheckerSSM)の検査手順について
検査の方法は,該当機種の検査をすべて連続して行う方法と,各項目の検査を
1
つずつ実施する方法があります。
検査をすべて連続して行う場合は,起動画面から
[START]
をクリックします。
検査を
1
つずつ実施する場合は,起動画面から各検査項目をクリックします。
4-10.
完成調整/検査(
ActuatorCheckerSSM
)
4-10-1. 準備
1)
使用機器と被検レンズを接続する。
(
4-9-2.
完成検査治具Ⅱの接続およびレンズ調整プログラム(
ActuatorCheckerSSM
)の起動を参
照)
2)
レンズ調整プログラム(
ACSSM-S-VerX.XX.exe
)を起動する。
3) [
設定
]
をクリックし,初期設定を行う。
(
4-9-3.
レンズ調整プログラム(
ActuatorCheckerSSM
)の初期設定を参照)
注意
:
マルチシリアルウインドウが表示された場合は,以下のように対処してください。
Process
No.:
入力不要
Serial
No.:
マウント基板部組を交換した場合,シリアル番号を入力する
Fig.
4-10-1
4-15
SAL50F14Z (Planar 1,4/50 ZA) (Planar T*50mm F1.4 ZA SSM)
4-10-2. 完成調整/検査項目
完成調整/検査項目は以下の手順で行ってください。
1.
調整/検査方法
1)
メイン画面の
[Start[Ent]]
をクリックする。
2) SSM
周波数入力画面が表示される。
超音波モーター(ステータ)のフレキに書かれた数値(上
3
桁)が表示されている事を確認する。
例:
フレキに記載された値が「
217
」である場合
217088
Fig.
4-10-2
3)
自動的に各調整項目が実行され,正常に終了すると
OK
が表示される。
Fig.
4-10-3
2.
調整/検査項目
1)
フォーカスパターン
(Motor)
検査
2)
駆動周波数
&
ゲイン調整
3)
フォーカス駆動検査
注意
:
[Start[Ent]]
をクリックした場合に,自動で実行されるのは上記の項目のみです。下記の項目は自動では実行されません。
4) MR
取り付け・波形検査(手動)
5) AF/MF
スイッチ検査
6) MR
波形測定
7)
⊿
SB
書き込み
8)
フォーカスホールドボタン検査
9) LVDD1
消費電流検査
10)
フォーカスエージング
11)
⊿
SB
初期値書き込み
12)
音鳴き検査
13)
フォーカス調整端探査
Fig.
4-10-4
4-16
SAL50F14Z (Planar 1,4/50 ZA) (Planar T*50mm F1.4 ZA SSM)
4-10-3. MR調整/検査
1.
検査方法
1) [MR
取り付け・波形検査(手動)
]
をクリックする。
2)
ウインドウ上に波形が表示される。
3)
波形が
Fig. 4-10-5
のように出ることを確認し,
[OK]
をクリックする。
測定波形
内側の四角に接するまたは交差する場合はNG
測定波形が外側の四角と同じくらいの
大きさになればOK
大きさになればOK
Fig.
4-10-5
4)
検査結果に問題が無ければ
OK
が表示される。
OK
が表示されない場合は,
「
2.
調整方法」を行う。
2.
調整方法
1) [MR
取り付け・波形検査(手動)
]
で
NG
となった場合は,
GMR
フレキシブル基板が正しく取り付けられているか確認する。
2) GMR
フレキシブル基板の位置を変えても検査結果が
OK
にならない場合は,
GMR
フレキシブル基板を交換する。
4-10-4. 合焦性誤差量調整(⊿SB書き込み)
1) [
⊿
SB
書き込み
]
をクリックする。
2)
「
4-6.
合焦性誤差量確認」で確認した誤差量(撮影倍率
: 40
倍)を入力し,
Enter
キーを押す。
誤差量(撮影倍率:40倍)をここに入力する。
Fig.
4-10-6
3)
「
4-6.
合焦性誤差量確認」
を行い,誤差量が参考値より小さい値であることを確認する。
誤差量が参考値より大きい場合は,再度
[
⊿
SB
書き込み
]
を行い,誤差量が参考値より小さい値になるまで手順
1)
∼
3)
を繰返す。
4-16
SAL50F14Z (Planar 1,4/50 ZA) (Planar T*50mm F1.4 ZA SSM)
4-10-3. MR調整/検査
1.
検査方法
1) [MR
取り付け・波形検査(手動)
]
をクリックする。
2)
ウインドウ上に波形が表示される。
3)
波形が
Fig. 4-10-5
のように出ることを確認し,
[OK]
をクリックする。
測定波形
内側の四角に接するまたは交差する場合はNG
測定波形が外側の四角と同じくらいの
大きさになればOK
大きさになればOK
Fig.
4-10-5
4)
検査結果に問題が無ければ
OK
が表示される。
OK
が表示されない場合は,
「
2.
調整方法」を行う。
2.
調整方法
1) [MR
取り付け・波形検査(手動)
]
で
NG
となった場合は,
GMR
フレキシブル基板が正しく取り付けられているか確認する。
2) GMR
フレキシブル基板の位置を変えても検査結果が
OK
にならない場合は,
GMR
フレキシブル基板を交換する。
4-10-4. 合焦性誤差量調整(⊿SB書き込み)
1) [
⊿
SB
書き込み
]
をクリックする。
2)
「
4-6.
合焦性誤差量確認」で確認した誤差量(撮影倍率
: 40
倍)を入力し,
Enter
キーを押す。
誤差量(撮影倍率:40倍)をここに入力する。
Fig.
4-10-6
3)
「
4-6.
合焦性誤差量確認」
を行い,誤差量が参考値より小さい値であることを確認する。
誤差量が参考値より大きい場合は,再度
[
⊿
SB
書き込み
]
を行い,誤差量が参考値より小さい値になるまで手順
1)
∼
3)
を繰返す。