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Model
SAL24F20Z
Pages
51
Size
8.12 MB
Type
PDF
Document
Service Manual
Brand
Device
Digital Camera
File
sal24f20z.pdf
Date

Sony SAL24F20Z Service Manual ▷ View online

1-1
SAL24F20Z (Distagon 2/24 ZA T * SSM) (Distagon T * 24mm F2 ZA SSM)
1-1. 
各種薬品の取り扱いについて
現在使用されている薬品の中には揮発性の高い薬品もあります。
それらを不用意に取り扱い蒸発させてしまうと,環境や健康へ影響を与えたり,資源の無駄使いになります。
各種薬品は,
下記の点に注意して取り扱ってください。
保管場所を定め,高温になったり直射日光の当たらない場所に密閉して保管してください。
小分け
(
ハンドラップ等
)
する数は必要最小限に留め,容器による自然蒸発を防いでください。
作業に使用しない時は,必ずキャップ等をして自然蒸発を防いでください。
薬品を使用する回数を極力少なくし,使用する場合は使用する量だけ容器より出して受け皿に残さないようにしてください。
1-2. 
外装部品の取り扱いについて
本機に使用されている外装部品は,
下記の点に注意して取り扱ってください。
清掃には薬品を使用せず,清掃紙や清掃布を使用してください。
やむを得ず汚れがひどくて薬品を使用する場合は,シンナー,ケトン,エーテルは使用しないでください。
各部品の取り付けには指定されたねじを使用し,部品に対して垂直に取り付けてください。
また,ねじを締め付ける時は,無理な力を加えないでください。
1-3. 
無鉛半田について
本機には無鉛半田が使用されています。
無鉛半田を使用している基板には,無鉛
(Lead Free)
を意味するレッドフリーマークがプリントされています。
(
注意
:
 
基板サイズによっては,無鉛半田を使用していてもレッドフリーマークがプリントされていないものがあります
)
レッドフリーマーク
無鉛半田は,
下記の点に注意して使用してください。
半田こてのこて先温度は約
350
℃に設定してください。
温度調節が無理な場合は,高温短時間で作業を行ってください。
注意:
 
半田こてを長く当てすぎると,基板のパターン
(
銅箔
)
がはがれてしまうことがありますので,注意してください。また,従来の半田よりも粘性が強いた
め,
IC
端子などが半田ブリッジしないように注意してください。
半田こてのこて先は,必ず無鉛半田用と有鉛半田用に分けて管理してください。
無鉛半田と有鉛半田が混在すると剥離現象が発生してしまいます。



1-4. SAFETY CHECK-OUT
サービス,点検時には次のことにご注意ください。
1. 
注意事項をお守りください。
サービスのとき特に注意を要する個所については,キャビネット,シャーシ,部品などにラベルや捺印で注意事項を表示しています。これら
の注意書き及び取扱説明書等の注意事項を必ずお守りください。
2. 
指定部品のご使用を
セットの部品は難燃性や耐電圧など安全上の特性を持ったものとなっています。
従って交換部品は,使用されていたものと同じ特性の部品を使用してください。
特に回路図,部品表に0印で指定されている安全上重要な部品は必ず指定のものをご使用ください。
3. 
部品の取付けや配線の引きまわしはもとどおりに
安全上,チューブやテープなどの絶縁材料を使用したり,プリント基板から浮かして取付けた部品があります。
また内部配線は引きまわしやクランパによって発熱部品や高圧部品に接近しないよう配慮されていますので,これらは必ずもとどおりにし
てください。
4. 
サービス後は安全点検を
サービスのために取外したネジ,部品,配線がもとどおりになっているか,またサービスした個所の周辺を劣化させてしまったところがない
かなどを点検し,安全性が確保されていることを確認してください。
5. 
チップ部品交換時の注意
取り外した部品は再使用しないでください。
タンタルコンデンサのマイナス側は熱に弱いため交換時は注意してください。
6. 
フレキシブルプリント基板の取扱いについて
こて先温度を
270
℃前後にして行なってください。
同一パターンに何度もコテ先を当てないでください。
(3
回以内
)
パターンに力が加わらないよう注意してください。
注意
電池の交換は,正しく行わないと破裂する可能性がありま
す。電池を交換する場合には必ず同じ型名の電池又は同
等品と交換してください。



1. SERVICE NOTE
2-1
SAL24F20Z (Distagon 2/24 ZA T * SSM) (Distagon T * 24mm F2 ZA SSM)
2. DISASSEMBLY
修理時の注意
フラットケーブルおよびフレキシブル基板の端子面に欠け,折れ等がないことを確認してください。
また,コネクタへの接続は,差し込み不足や斜め差しにならないように注意してください。
コネクタを取り外す時に,線材部を持って引っ張ると断線する恐れがありますので,絶対に線材部を持って引
っ張らないでください。
線材部を押さえながらコネクタを差し込むと,線材部が断線する恐れがありますので,絶対に線材部には負担
をかけないでください。
フレキシブル基板のメッキ部に過度な負担をかけないでください。
レンズ専用治具について
分解/または組み立て時に,レンズブロック等に以下のような切り欠き,または穴がある場合は,レンズ専用治具を使用してください。
切り欠き
使用方法
レンズ専用治具
J-6082-609-A
レンズ専用治具
チップA:
J-6082-609-1
レンズ専用治具
チップB:
J-6082-609-2
レンズ専用治具
チップC:
J-6082-609-3
レンズ専用治具にチップ
A
,チップ
B
またはチップ
C
を取り付ける。
切り欠き用
チップ
A
,チップ
C
穴用
チップ
B
下図のようにレンズ専用治具をレンズブロック等の穴,または切り欠きに合わせて使用する。
切り欠き,または
穴の幅に合わせて
調節する
レンズ専用治具
切り欠き
チップ
チップA
または
チップC
チップA
または
チップC
チップB
チップB
チップ
副資材について
グリス(FT-210):
7-640-018-91
グリス(NCPOP2B): 7-640-016-79
FT-210
グリス(G-22):
J-6082-621-A
G-35
グリス(G-85):
J-6082-626-A
G-85
B-10
ボンド (B-10):
J-6082-612-A
B-40
ボンド (B-40):
J-6082-614-A
NCPOP2B
先端の剥がれたメッキ部は
カットして除去する。
(メッキ破片がコネクタ内に
残っている場合もあるので注意)
先端の剥がれたメッキ部は
カットして除去する。
(メッキ破片がコネクタ内に
残っている場合もあるので注意)
2-2
SAL24F20Z (Distagon 2/24 ZA T * SSM) (Distagon T * 24mm F2 ZA SSM)
2-1.  DISASSEMBLY
REPAIR PARTS LIST
REPAIR PARTS LIST
REPAIR PARTS LIST
HELP02
HELP01
HELP03
HELP03
HELP03
HELP05
HELP06
HELP07
HELP07
Note 1:
このレンズは1群レンズ側,マウント側
の両方向から分解することが可能です。
Note 2:
ネームリングは、できる限り交換を避けてくだ
さい。
交換が必要な場合は,ユーザーに「Carl Zeiss
Serial  No.」が変更になる事をお伝えし,了解を
得てから交換を行ってください
固定保持環部組ブロックを外す
際は,SW部組のフレキを切ら
ないよう注意してください。
2
4
5
6
7
1
3
8
1
2
3
2
5
6
3
4
4
5
1
HELP08
HELP09
HELP10
B-10
B-10
B-10
B-10
B-10
B-10
B-10
B-10
B-10
G-35
HELP02
HELP04
G-35
G-35
G-35
G-85
G-35
G-35
FT-210
HELP09
G-35
FT-210
NCPOP2B
NCPOP2B
HELP11
NCPOP2B
B-40
B-40
2-1-1
2-1-2
2-1-3
8P信号ボックス
8P信号ボックス
固定保持環
部組ブロック
モータ押さえワッシャ
マウント基板
部組ブロック
防塵カバー
距離目盛板
距離目盛板ベース
MRセンサー台
MRセンサー
部組ブロック
超音波モータ高さ調整
半完成検査
フォーカスブラシ
位置の調整
フランジバックの調整
絞り径調整
投影解像力
の調整
ネームリング
Note 2
鏡頭環
フォーカスリング
前群レンズ枠部組ブロック
マウント部組ブロック
SW部組
SW接着シート
ポリイミド
シート
(10 x 15mm)
後遮光筒
前群調整ワッシャ
バックワッシャ
前群調整
ワッシャ
前群調整
ワッシャ
ブラシ
導通スプリング
MR波形調整
ローター
(モータ(超音波))
ステーター
(モータ(超音波))
樹脂リング
(モータ(超音波))
板(加圧板)
ローターラバー
ローターベース
ブラシ台
マグネット
(磁気スケール)
作動リング部組ブロック
フォーカス連動リング
スライドワッシャ
シート
(ステータ保持シートB)
ピン(廻り止めピン)
中胴
直進筒部組ブロック
DVフレキシブル配線板
ファインセーム
(モータ(超音波))
板(シート)
SSMウエーブ
ワッシャ
(モータ(超音波))
2-3
SAL24F20Z (Distagon 2/24 ZA T * SSM) (Distagon T * 24mm F2 ZA SSM)
HELP
取り付け時の注意や,グリス塗布方法などを記載しています。
HELP01
ボンド
 (B-10) : J-6082-612-A
1. 
鏡頭環のねじ部最下段
1
箇所にボンド
 (B-10)
を米粒の半分程度塗布し、ネームリングを締め付ける。
ネームリング
鏡頭環ねじ部
ねじ部最下段1箇所に
ボンド(B-10)を塗布
HELP02
ボンド
 (B-10) : J-6082-612-A
グリス
 (G-35) : J-6082-621-A
1. 
フォーカスリングの中胴摺動面にグリス
 (G-35) 
を塗布する。
鏡頭環
鏡頭環
フォーカスリング
フォーカスリング
グリス (G-35) を塗布
グリス (G-35) を塗布
中胴摺動面
中胴摺動面
断面図
2. 
中胴と固定保持環のフォーカスリング摺動面にグリス
 (G-35) 
を塗布する。
中胴
固定保持環
断面図
グリス (G-35) を塗布
フォーカスリング
摺動面
3. 
本体の指標と鏡頭環の標点の位置を合わせて,フォーカス連動リングの突起
2
箇所を鏡頭環の穴
2
箇所に挿入させながら,鏡頭環,フォー
カスリングを本体に取り付ける。
4. 
ねじ
3
本を締め付け,ねじ頭
3
箇所にボンド
 (B-10) 
を塗布する。
鏡頭環,
フォーカスリング
標点
(鏡頭環)
突起
(フォーカス連動リング)
穴(鏡頭環)
指標
(本体)
ボンド(B-10)を塗布
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