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4-13
SAL24F20Z (Distagon 2/24 ZA T * SSM) (Distagon T * 24mm F2 ZA SSM)
4-8-2. 半完成調整/検査項目
半完成調整/検査項目は以下の手順で行ってください。
1.
調整/検査方法
1) [Start[Ent]]
をクリックする。
2)
以下,画面の指示通りに操作する。
2.
調整/検査項目
1)
フォーカスブラシ調整
2)
フォーカスパターン
(Motor)
検査
3) MR
調整・検査
4)
フォーカスエージング
5)
駆動周波数
&
ゲイン調整
6)
フォーカス負荷検査
7)
音鳴き検査
8)
フォーカス調整端探査
注意
1:
この
2
点は
[Start[Ent]]
で調整/検査した場合,自動では調整が行
なわれません。
注意
2:
[Start[Ent]]
から実行して
[MR
調整・検査
]
を行う場合に、下記の画
面が表示されるときがあります。
この時、調整が成功した場合でも場合でも「リトライしますか?」と
表示されますが、
表示されますが、
[No [BS]]
をクリックし次に進んでください。
Fig.4-8-3
4-1-2.
調整手順
4-8-3. フォーカスブラシ位置の確認/調整
使用機器
(
専用機器のみ記載
)
ボンド
(B-10)
1.
準備
1)
被検レンズを分解
,
または組み立てて
Fig.4-8-4
の状態にする。
ブラシ(フォーカス)
Fig.4-8-4
•
Fig. 4-8-2
Fig. 4-8-2
2.
確認方法
1)
フォーカスを無限端に設定する。
2) [
フォーカス調整端探査
]
をクリックする。
3)
フォーカスブラシが∞調整端上にある場合は下記のポップアップウインドウが表示される。
Fig.4-8-5
3.
調整方法
1)
フォーカスブラシを固定しているねじ
1
本を緩め,ブラシの位置を調整する。
注意
:
フォーカスエンコーダフレキ基板のパターン切り欠き
A
とブラシの接触部
B
を合わせるように調整してください。
ブラシ(フォーカス)
A
B
ボンド(B-10)を塗布
Fig.4-8-6
2)
調整終了後,ねじの頭部にボンド
(B-10)
に塗布する。
(Fig.4-8-6
参照
)
4-1-2.
調整手順
4-8-4. MR 調整・検査
使用機器
(
専用機器のみ記載
)
ボンド
(B-10)
1.
準備
1)
「「
4-7-2.
完成検査治具Ⅱ
/
半完治具の接続およびレンズ調整プログラム(
ActuatorCheckerSSM
)の起動」」にある、
Fig. 4-7-2
の状態に
する。
2.
調整/検査方法
1) [MR
調整・検査
]
をクリックする。
2) MR
調整・検査に進むので,超音波モータ
(
ステータ
)
のフレキに書かれた数値
(
上
3
桁
)
を入力する。
例:
フレキに記載された値が「
174
」である場合
SSM
周波数
174
Fig.4-8-7
•
4-14
SAL24F20Z (Distagon 2/24 ZA T * SSM) (Distagon T * 24mm F2 ZA SSM)
174076
Fig.4-8-8
3) [MR
調整・検査
]
で問題が無ければ
[OK]
が表示される。
[OK]
が表示されない場合は、MRセンサの位置を動かし調整する。
Fig.4-8-9
MRセンサー部組ブロック
Fig.4-8-10
4)
調整終了後
,
指示部にボンド(B
-10
)を塗布する。
ボンド(B-10)を塗布
Fig.4-8-11
4-1-2.
調整手順
4-9.
完成調整/検査
(ActuatorCheckerSSM)
使用機器
(
専用機器のみ記載
)
ボンド
(B-10)
4-9-1. 準備
1)
使用機器と被検レンズを接続する。
(
「
4-7-2.
完成検査治具Ⅱ
/
半完治具の接続およびレンズ調整プログラム(
ActuatorCheckerSSM
)の起
動」参照
)
2)
レンズ調整プログラム
(ACSSM-S-VerX.XX.exe)
を起動する。
3) [
設定
]
をクリックし,初期設定を行う。
(
「
4-7-3.
レンズ調整プログラム(
ActuatorCheckerSSM
)の初期設定」参照
)
Note:
マルチシリアルウインドウが表示された場合は,以下のように対処してください。
Process
No.
入力不要
Serial
No.
マウント基板部組を交換した場合,シリアル番号を入力する
CZ
No.
以下の場合に入力が必要となる
・マウント基板部組ブロックを交換した場合
・ネームリングを交換した場合
Fig.4-9-1
4-9-2. 完成調整/検査項目
1.
調整/検査方法
1) [Start[Ent]]
をクリックする。
2)
以下,画面の指示通りに操作する。
2.
調整/検査項目
1)
⊿
SB
書き込み
2) AF/MF
スイッチ検査
3)
フォーカスフォールドボタン検査
4) LVDD1
消費電流検査
5) MR
調整・検査
6)
駆動周波数
&
ゲイン調整
7)
フォーカス駆動検査
8)
音鳴き検査
9)
フォーカス調整端探査
注意
1:
この
2
点は[
Start[Ent]]
で調整/検査した場合,自動では調整が行なわれません。
注意
2:
[
Start[Ent]]
から実行して
[MR
調整・検査
]
を行う場合に、下記の画面が表示されるときがあります。
この時、調整が成功した場合でも「リトライしますか?」と表示されますが、
[No [BS]]
をクリックし次に進んでください。
Fig.4-9-3
4-1-2.
調整手順
•
Fig.4-9-2
Fig.4-9-2
4-15
SAL24F20Z (Distagon 2/24 ZA T * SSM) (Distagon T * 24mm F2 ZA SSM)
4-9-3. 合焦性誤差量の調整(⊿SB書き込み)
1
)
[
⊿
SB
書き込み
]
をクリックする。
[Select
⊿
SB]
ウインドウが表示される。
またこの時,現在の⊿
SB
が反転表示される。
2)
「
4-5.
合焦性誤差量確認」で確認した誤差量をもとにして⊿
SB
を書き込む。
例)
ピントを前方に変化させたい場合(前ピンにしたい場合):
反転されているボタン(現在の⊿
SB
)の1つ左隣のボタンを選択し,
[Enter]
キーを押す。
ピントを後方に変化させたい場合(後ピンにしたい場合):
反転されているボタン(現在の⊿
SB
)の1つ右隣のボタンを選択し,
[Enter]
キーを押す。
(0)
(6)
前ピンへ
後ろピンへ
Fig.
4-9-4
3)
「
4-5.
合焦性誤差量確認」
を行い,誤差量が参考値より小さい値であることを確認する。
誤差量が参考値より大きい場合は,再度
[
⊿
SB
書き込み
]
を行い,誤差量が参考値より小さい値になるまで手順
1)
∼
3)
を繰返す。
4-1-2.
調整手順
4-15
SAL24F20Z (Distagon 2/24 ZA T * SSM) (Distagon T * 24mm F2 ZA SSM)
4-9-3. 合焦性誤差量の調整(⊿SB書き込み)
1
)
[
⊿
SB
書き込み
]
をクリックする。
[Select
⊿
SB]
ウインドウが表示される。
またこの時,現在の⊿
SB
が反転表示される。
2)
「
4-5.
合焦性誤差量確認」で確認した誤差量をもとにして⊿
SB
を書き込む。
例)
ピントを前方に変化させたい場合(前ピンにしたい場合):
反転されているボタン(現在の⊿
SB
)の1つ左隣のボタンを選択し,
[Enter]
キーを押す。
ピントを後方に変化させたい場合(後ピンにしたい場合):
反転されているボタン(現在の⊿
SB
)の1つ右隣のボタンを選択し,
[Enter]
キーを押す。
(0)
(6)
前ピンへ
後ろピンへ
Fig.
4-9-4
3)
「
4-5.
合焦性誤差量確認」
を行い,誤差量が参考値より小さい値であることを確認する。
誤差量が参考値より大きい場合は,再度
[
⊿
SB
書き込み
]
を行い,誤差量が参考値より小さい値になるまで手順
1)
∼
3)
を繰返す。
4-1-2.
調整手順