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4-1
SAL24F20Z (Distagon 2/24 ZA T * SSM) (Distagon T * 24mm F2 ZA SSM)
注意
:
サービス作業後は,本章を参照して調整を行ってください。
4-1.
準備
4-1-1. 使用機器/治工具リスト
スライダック
(
出力電圧
: AC 100 V) (Note 3)
カメラ(
DSLR-A700, SLT-A37/A57/A58/A65/A77/A99
のいずれか)
メモリーカード
スクリーン
スクリーン
(
アートポスト紙
)
巻尺
平面ミラー
平面ミラー
(SLR
用等
)
ボンド
(B-10): J-6082-612-A
レンズ調整プログラム
(ACSSM-S-VerX.XX.zip)
Color Calculator 2
注意
:
レンズ調整プログラム,および
Color Calculator 2
は,各
HQ
から入手してください。
J-12
J-13
J-14
J-11
パーソナル
コンピュータ
(Note 1)
コンピュータ
(Note 1)
AEマスターレンズ
J-6082-597-A
J-6082-597-A
フランジバック
ゲージ(43.50 mm)
J-6082-608-A
ゲージ(43.50 mm)
J-6082-608-A
フランジバック
測定器
J-6082-606-A
測定器
J-6082-606-A
Aマウント
アタッチメント
J-6082-607-A
アタッチメント
J-6082-607-A
レンズ投影器
J-6082-605-A
(Note 3)
J-6082-605-A
(Note 3)
1000 mmコリメータ
110V: J-6082-604-A
240V: J-6082-604-B
(Note 2)
110V: J-6082-604-A
240V: J-6082-604-B
(Note 2)
輝度箱
J-6082-581-A
J-6082-581-A
J-1
J-9
J-7
J-2
J-4
J-6
J-5
J-8
J-3
20
30
40
50
60
70
80
90
0
10
J-10
完成検査治具
J-6082-710-A
(Note 4)
J-6082-710-A
(Note 4)
M-BOX JIG
J-6082-722-A
(Note 5)
J-6082-722-A
(Note 5)
レンズ専用治具
チップA:
J-6082-609-1
チップA:
J-6082-609-1
レンズ専用治具
チップB:
J-6082-609-2
チップB:
J-6082-609-2
レンズ専用治具
チップC:
J-6082-609-3
チップC:
J-6082-609-3
レンズ専用治具
J-6082-609-A
J-6082-609-A
Fig.4-1-1
Note 1:
パーソナルコンピュータ
(Color Calculator 2
がインストール済みのもの
)
OS: Windows
Vista/7
空きメモリ
: 40
MB
以上
ハードディスク空き容量
: 15 MB
以上
USB
端子
:
標準装備
モニタ
: 32
,
000
色以上表示可能な
VGA
以上のモニタ
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
Note 2:
1000 mm
コリメータのチャートは,
Fig.4-1-2
のように取り付けてください。
マークを合わせる
1000 mmコリメータ
チャート
Fig.4-1-2
Note 3:
レンズ投影器は,スライダック
(
出力電圧
: AC100 V)
を接続して使用してください。
Note 4:
完成検査治具Ⅱの接続方法については,
「
4-7-2.
完成検査治具Ⅱ
/
半完治具の接続およびレンズ調整プログラム(
ActuatorCheckerSSM
)の起動」
項を参照してください。
Note 5:
完成検査治具Ⅱ
(J-6082-645-A)
で使用の
M-BOX
が使用可能です。
Note 6:
半完治具は
,
下記手順で作成してください。
使用機器
・
・
完成検査治具Ⅱ
(J-6082-710-A)
・
D-sub 9pin
ケーブル(市販品)
1.
準備
1) D-sub
9pin
ケーブルの片側をカットする。
2) 1
∼
8 pin
を
SSM
基板組に図のように半田付け行う。
1 2 3
6 7 8
4 5
8 7 6 5 4 3 2 1
Fig.4-1-3
4. ADJUSTMENTS
Ver. 1.2 2015.07
4-2
SAL24F20Z (Distagon 2/24 ZA T * SSM) (Distagon T * 24mm F2 ZA SSM)
4-1-2. 確認/調整順序
確認/調整手順
球面収差効き玉交換では,下記の順番で交換してください。
(Note) 球面収差改善時の効き玉
光学系
END
投影解像力の確認
4-3-1
項
絞り径の確認
4-2-1
項
OK
OK
OK
OK
NG
NG
NG
絞り径の調整
4-2-2
項
駆動系 + (半完成/完成検査)
合焦性誤差量の調整
(⊿SB書き込み)
4-9-3
項
フォーカスブラシ
位置の確認
4-8-3
項
合焦性誤差量確認
4-5
項
OK
NG
OK
①
②
NG
超音波モータ高さ
確認
4-6-1
項
OK
NG
MR
検査
4-8-4
項
OK
NG
球面収差効き玉の交換
(Note)
フランジバック(f'F)確認
4-4-1
項
NG
フランジバック(f'F)調整
4-4-2
項
(1)
(2)
(1) まず不良があった場合は
を交換してください。
(2) それでも改善しない場合は
を交換してください。
投影解像力の調整
4-3-2
項
前群レンズ枠ブロック交換
(A-1783-535-A)
直進筒ブロック交換
(A-1783-536-A)
調整部品 : 前群調整ワッシャ
調整部品 : バック調整ワッシャ
フォーカスブラシ
位置の調整
4-8-3
項
超音波モータ高さ
調整
4-6-2
項
MR
調整
4-8-4
項
4-3
SAL24F20Z (Distagon 2/24 ZA T * SSM) (Distagon T * 24mm F2 ZA SSM)
4-2.
絞り径の確認/調整
4-2-1. 絞り径の確認
使用機器
輝度箱
カメラ(
カメラ(
DSLR-A700
,
SLT-A37/A57/A58/A65/A77/A99
のいずれか)
AE
マスターレンズ
メモリーカード
パーソナルコンピュータ(
パーソナルコンピュータ(
Color Calculator 2
がインストール済みのもの)
1.
準備
注意
:
被検レンズは完成状態で確認を行ってください。
1)
カメラにメモリーカードを挿入する。
2)
使用機器,カメラおよび
AE
マスターレンズを
Fig. 4-2-1
のように設定する。
輝度箱
輝度: EV12
輝度: EV12
カメラ
ISO: 100
撮影モード: Mモード
シャッタスピード: 1/125
絞り値: F5.6
フォーカスモード: MF
測光モード: 中央重点平均測光
プリセットホワイトバランス: 白熱灯
D-R: OFF
ISO: 100
撮影モード: Mモード
シャッタスピード: 1/125
絞り値: F5.6
フォーカスモード: MF
測光モード: 中央重点平均測光
プリセットホワイトバランス: 白熱灯
D-R: OFF
マスターレンズ,
または被検レンズ
フォーカス: ∞(無限)端
輝度面の中心を撮影する
Fig.
4-2-1
3)
以下の条件で撮影を行い,撮影画像を保存する。
注意
注意
:
輝度面の中心を,
AE
マスターレンズと被検レンズでそれぞれ
3
回ずつ撮影してください。
輝度箱の設定
:
輝度
:
EV12
レンズの設定
:
フォーカス
:
∞(無限)端
カメラの設定
:
ISO:
100
撮影モード
:
M
モード
シャッタスピード
:
1/125
絞り値
:
F5.6
フォーカスモード
:
MF
測光モード
:
中央重点平均測光
プリセットホワイトバランス
:
白熱灯
D-R:
OFF
•
•
•
•
•
•
•
•
•
2.
撮影画像の確認
注意
注意
:
撮影画像の確認は,
AE
マスターレンズで撮影した画像と被検レンズで撮影した画像の両方に対して行ってください。
1) Color
Calculator
2
を立ち上げる。
Fig.
4-2-2
2)
ファイルメニューから,撮影画像を読み込む。
⇒
Fig. 4-2-3
3) Color Calculator 2
を以下のように設定する。
測定値表示(表示メニュー)
: RGB+L*a*b*
測定方法(表示メニュー)
:
Center Single Area
Fig.
4-2-4
色空間(設定メニュー)
: sRGB
Fig.
4-2-5
測定エリアサイズ(設定メニュー→オプション)
: 256
×
256 Pixels
Fig.
4-2-6
4-4
SAL24F20Z (Distagon 2/24 ZA T * SSM) (Distagon T * 24mm F2 ZA SSM)
4) Calculate
ボタンをクリックし,撮影画像の測定を行う。
5)
撮影画像の測定が終了したら,
G
の値を確認する。
マスターレンズで撮影した画像
3
点の
G
の平均値
: (a)
とする
被検レンズで撮影した画像
3
点の
G
の平均値
: (b)
とする
G の値を確認する
Calculateボタン
Fig.
4-2-7
3.
確認方法
1)
下記の計算式で絞り誤差を算出し,絞り誤差が規格値を満足していることを確認する。
絞り誤差
=
被検レンズの
G
の平均値
(b) -
マスターレンズの
G
の平均値
(a)
規格値:
絞り誤差
= -15
∼
+10
2)
絞り誤差が規格値を満足していない場合は,
「
4-2-2.
絞り径の調整」を行う。
4-2-2. 絞り径の調整
使用機器
(
専用機器のみ記載
)
ボンド
(B-10)
1.
レンズを分解,または組み立てて
Fig.4-2-1
の状態にする。
後群レンズ群
後群レンズ押さえ枠
前群レンズ枠
組ブロック
組ブロック
フォーカスリング,
鏡頭環
鏡頭環
化粧環
Fig.
4-2-8
•
2.
穴座と後群移動枠を固定しているボンド
3
箇所をはがす。
ボンド(3箇所)
穴座
後群移動枠
Fig.
4-2-9
3.
プリセットレバーを動かして,プリセットリングを開放当たり位置で固定する。
プリセットリングを開放
当たり位置で固定
当たり位置で固定
プリセットレバー
Fig.
4-2-10
4.
穴座を回転させ,絞り羽根が穴座の内径にちょうど隠れるように調整する。
絞り羽根が,穴座の内径に
ちょうど隠れるようにする
ちょうど隠れるようにする
穴座
Fig.
4-2-11
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