DOWNLOAD Sony SAL50F14Z Service Manual ↓ Size: 11.7 MB | Pages: 55 in PDF or view online for FREE

Model
SAL50F14Z
Pages
55
Size
11.7 MB
Type
PDF
Document
Service Manual
Brand
Device
Digital Camera
File
sal50f14z.pdf
Date

Sony SAL50F14Z Service Manual ▷ View online

1-1
SAL50F14Z (Planar 1,4/50 ZA) (Planar T*50mm F1.4 ZA SSM)
1. SERVICE NOTE
1-1. 
各種薬品の取り扱いについて
現在使用されている薬品の中には揮発性の高い薬品もあります。
それらを不用意に取り扱い蒸発させてしまうと,環境や健康へ影響を与えたり,資源の無駄使いになります。
各種薬品は,
下記の点に注意して取り扱ってください。
• 
保管場所を定め,高温になったり直射日光の当たらない場所に密閉して保管してください。
• 
小分け
(
ハンドラップ等
)
する数は必要最小限に留め,容器による自然蒸発を防いでください。
• 
作業に使用しない時は,必ずキャップ等をして自然蒸発を防いでください。
• 
薬品を使用する回数を極力少なくし,使用する場合は使用する量だけ容器より出して受け皿に残さないようにしてください。
1-2. 
外装部品の取り扱いについて
本機に使用されている外装部品は,
下記の点に注意して取り扱ってください。
• 
清掃には薬品を使用せず,清掃紙や清掃布を使用してください。
やむを得ず汚れがひどくて薬品を使用する場合は,シンナー,ケトン,エーテルは使用しないでください。
• 
各部品の取り付けには指定されたねじを使用し,部品に対して垂直に取り付けてください。
また,ねじを締め付ける時は,無理な力を加えないでください。
1-3. 
無鉛半田について
本機には無鉛半田が使用されています。
無鉛半田を使用している基板には,無鉛(
Lead Free
)を意味するレッドフリーマークがプリントされています。
注意
:
 
基板サイズによっては,無鉛半田を使用していてもレッドフリーマークがプリントされていないものがあります)
レッドフリーマーク
無鉛半田は,
下記の点に注意して使用してください。
• 
半田こてのこて先温度は約
350
℃に設定してください。
温度調節が無理な場合は,高温短時間で作業を行ってください。
注意:
  
半田こてを長く当てすぎると,基板のパターン(銅箔)がはがれてしまうことがありますので,注意してください。また,従来の半田よりも粘性が強い
ため,
IC
端子などが半田ブリッジしないように注意してください。
• 
半田こてのこて先は,必ず無鉛半田用と有鉛半田用に分けて管理してください。
無鉛半田と有鉛半田が混在すると剥離現象が発生してしまいます。
1-4. SAFETY CHECK-OUT
サービス,点検時には次のことにご注意ください。
1. 
注意事項をお守りください。
サービスのとき特に注意を要する個所については,キャビネット,シャーシ,部品などにラベルや捺印で注意事項を表示しています。これら
の注意書き及び取扱説明書等の注意事項を必ずお守りください。
2. 
指定部品のご使用を
セットの部品は難燃性や耐電圧など安全上の特性を持ったものとなっています。
従って交換部品は,使用されていたものと同じ特性の部品を使用してください。
特に回路図,部品表に0印で指定されている安全上重要な部品は必ず指定のものをご使用ください。
3. 
部品の取付けや配線の引きまわしはもとどおりに
安全上,チューブやテープなどの絶縁材料を使用したり,プリント基板から浮かして取付けた部品があります。
また内部配線は引きまわしやクランパによって発熱部品や高圧部品に接近しないよう配慮されていますので,これらは必ずもとどおりにし
てください。
4. 
サービス後は安全点検を
サービスのために取外したネジ,部品,配線がもとどおりになっているか,またサービスした個所の周辺を劣化させてしまったところがない
かなどを点検し,安全性が確保されていることを確認してください。
5. 
チップ部品交換時の注意
• 
取り外した部品は再使用しないでください。
• 
タンタルコンデンサのマイナス側は熱に弱いため交換時は注意してください。
6. 
フレキシブルプリント基板の取扱いについて
• 
半田こてのこて先温度は約
350
℃に設定してください。
• 
同一パターンに何度もコテ先を当てないでください。
(3
回以内
)
• 
パターンに力が加わらないよう注意してください。
注意
電池の交換は,正しく行わないと破裂する可能性がありま
す。電池を交換する場合には必ず同じ型名の電池又は同
等品と交換してください。
2-1
SAL50F14Z (Planar 1,4/50 ZA) (Planar T*50mm F1.4 ZA SSM)
2. DISASSEMBLY
切り欠き
使用方法
レンズ専用治具について
分解/または組み立て時に,レンズブロック等に以下のような切り欠き,または穴がある場合は,レンズ専用治具を使用してください。
レンズ専用治具にチップA,チップBまたはチップCを取り付ける。
切り欠き用:
穴用:
チップA,チップC
チップB
レンズ専用治具
J-6082-609-A
レンズ専用治具
チップA:
J-6082-609-1
レンズ専用治具
チップB:
J-6082-609-2
レンズ専用治具
チップC:
J-6082-609-3
レンズ専用治具
切り欠き
チップ
チップ
切り欠き,または
穴の幅に合わせて
調節する
下図のようにレンズ専用治具をレンズブロック等の穴,または切り欠きに合わせて使用する。
チップA
または
チップC
チップA
または
チップC
チップB
チップB
副資材について
B-10
B-40
A-20
拡散防止剤 (A-20):
ボンド (B-10):
ボンド (B-40):
グリス (O-20): 
J-6082-611-A
J-6082-612-A
J-6082-614-A
J-6082-610-A
FT-210
G-85
G-35
グリス (G-15): 
グリス (G-35): 
グリス (G-85):
グリス (FT-210):
J-6082-619-A
J-6082-621-A
J-6082-626-A
9-913-200-37
G-15
O-20
作業時の注意
フレキシブル基板の導電面に汚れやごみなどがないことを確認してください。
フレキシブル基板の導電面を素手で触れないようにしてください。
フレキシブル基板は,コネクターの奥までまっすぐに差し込んでください。 (図1,図2,図3 参照)
OK
(奥までまっすぐに差し込んである)
NG
(斜めに差し込んである)
NG
(差し込み不十分)
コネクター
コネクター
フレキシブル
基板
基準線
フレキシブル
基板
コネクター
コネクター
基準線
フレキシブル
基板
フレキシブル
基板
コネクター
コネクター
基準線
フレキシブル
基板
フレキシブル
基板
図1
図2
図3
コネクターの開閉部を開ける際,A方向に開け過ぎないようにし
てください。
コネクターの開閉部を閉じる際,フレキシブル基板を矢印B方向
に押しながら,開閉部を均一に押してください。
開閉部
コネクター
フレキシブル基板
A
A
開閉部
絶縁面
コネクター
フレキシブル基板
B
•  フラットケーブルおよびフレキシブル基板の端子面に欠け,
折れ等がないことを確認してください。
•  金メッキされているフレキシブル基板には,強い負担をかけ
ないでください。
先端の剥がれたメッキ部はカットして
除去してください。
(メッキ破片がコネクター内に残って
いる場合もあるので注意してください)
•  コネクターを取り外す際に,線材部(極細)を持って引っ張る
と断線する恐れがありますので,絶対に線材部(極細)を持っ
て引っ張らないでください。
•  線材部(極細)を押さえながらコネクターを差し込むと,線材
部(極細)が断線する恐れがありますので,絶対に線材部(極細)
には負担をかけないでください。
2-2
SAL50F14Z (Planar 1,4/50 ZA) (Planar T*50mm F1.4 ZA SSM)
2-1.  DISASSEMBLY
1
7
2
6
0
qa
9
3
4
5
8
2
3
4
6
1
9
5
4
2
1
8
7
q;
3
絞り
プリセットリング
メイン
スプリング
プリセットリング
押さえ
バック調整
ワッシャー
CL-048
基板
8ピン信号
ボックス
バックワッシャー
ガスケット
固定保持環部組
(Note 2)
センサーリング部組
GMR 
フレキASSY
ブラシ
MF
連動環
カム環ブロック
G8 
目隠し板
鏡筒環部組
防滴シート3
防滴シート2
防滴板B
防滴板C
前飾り環
(Note 4)
2
群レンズ部組
     (Note 3)
(Note 6)
1
群レンズ部組
(Note 3)
GN(ALTEK)
防滴シート1
防滴板A
G1G2
押さえ
G2
シート
MF
リング
(Note 2, 6)
調整ワッシャー
2
群カム連結環部組
絞り羽根ユニット
絞りカム板
FT-210
FT-210
FT-210
O-20
ローターラバー
ローター連動環
(Note 5)
作動リング部組
(Note 5)
SSM 
押さえ板
SSM
押さえシート
板(加圧板)
スプリング
(モーター)
ローターASSY
(モーター)
ステータASSY
(モーター)
シート(中)
(モーター)
シート(下)
(モーター)
後遮光筒
マウント
SSM調整ワッシャー
板(シート)
フランジバック(f'F)
の調整
フォーカス
ブラシ
位置の調整
超音波モーター
高さ調整
絞り径の調整
投影解像力
(
片ボケの調整)
Note 5:
ローター連動環や作動リング部組を取り外す際,カム環の
回り止めピンを傷つけないように注意してください。
回り止めピン
B-10
B-10
B-10
B-10
B-10
A-20
G-35
G-35
G-15
G-85
G-35
B-40
B-40
B-40
REPAIR PARTS LIST
REPAIR PARTS LIST
REPAIR PARTS LIST
HELP01
HELP02
HELP03
HELP04
HELP05
HELP06
HELP07
HELP08
HELP09
HELP10
HELP11
HELP21
HELP12
HELP12
HELP13
HELP14
HELP15
HELP16
HELP17
HELP19
HELP20
HELP18
B-40
B-40
Note 1:
 
このレンズは
1
群レンズ側,マウント側の両方向から分解する
ことが可能です。
Note 2:
 MF
リングをつかみながら,固定保持環部組を取り外してくだ
さい。
Note 3:
 
レンズ部組を取り外す前に,取り付け位置をマーキングして,
再度組み立てるときに取り外し前と同じ状態を維持してくだ
さい。
Note 4:
 
前飾り環は、できる限り交換を避けてください。
 
交換が必要な場合は,ユーザーに「
Carl Zeiss Serial No.
」が
変更になる事をお伝えし,了解を得てから交換を行ってくだ
さい。
Note 6:
 MF
連動環に使用されているフォーカスストッパーピン
 (4-
104-663-[][]) 
は通常
1
本です。
 
ただし
MF
リングのガタが大きい場合はフォーカスストッパー
ピン
 (4-104-663-[][]) 
2
本使用していることがあります。
2-3
SAL50F14Z (Planar 1,4/50 ZA) (Planar T*50mm F1.4 ZA SSM)
HELP
取り付け時の注意や,グリス塗布方法などを記載しています。
HELP 01
ボンド(
B-10): J-6082-612-A
1.  
新品のブラシは先端をニッパーで切り取る。
2.  
ブラシを取り付け
ねじ
1
本で固定する。
3.  
ブラシ位置調整後
ねじ頭部にボンド(
B-10)
を塗布する。
  
ニッパーで切り取る
ねじ (M1.6) 
締め付けトルク:
0.06 
± 0.01 N.m
ボンド (B-10)
を塗布
ブラシ
HELP 02
ボンド
 (B-10): J-6082-612-A
1.  
ワッシャー2個と
GMR
フレキシブル基板を取り付け,ねじ2本を締め付ける。
注意:
 GMR
フレキシブル基板を取り付ける際は,変形しない様に注意しながら規定の締め付けトルクでねじを締め付ける。
2.  
ねじ頭部にボンド
 (B-10) 
を塗布する。
ねじ (B1.7 x 3)
締め付けトルク:
0.12
± 0.01 N.m
GMRフレキシブル基板
ワッシャー
ボンド (B-10)
を塗布
HELP 03
ボンド(
B-10): J-6082-612-A
1.  
センサーリング部組を取り付け,ワッシャー3個とねじ3本を締め付ける。
2.  
ねじ,ワッシャー,センサーリング部組を固定するようにボンド(
B-10)
を塗布する。
ワッシャー
センサーリング部組
ボンド (B-10)
を塗布
Page of 55
Display

Click on the first or last page to see other SAL50F14Z service manuals if exist.