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Model
SAL18135
Pages
47
Size
7.67 MB
Type
PDF
Document
Service Manual
Brand
Device
Digital Camera
File
sal18135.pdf
Date

Sony SAL18135 Service Manual ▷ View online

4-12
SAL18135 (3.5-5.6/18-135 SAM) (DT18-135mm F3.5-5.6 SAM)
4-7. 
レンズ調整プログラムの導入
4-7-1. レンズ調整プログラム(ActuatorCheckerSAM)の導入
使用機器
• 
パーソナルコンピュータ
• 
レンズ調整プログラム(
ACSAM-S-VerX.XX.zip
• 
完成検査治具Ⅱ
注意
1:
 
パーソナルコンピュータは
Windows Vista/7
が正常に動作し,
USB
接続が可能であること。
注意
2:
 
レンズ調整プログラム(
ACSAM-S-VerX.XX.zip
)は各
HQ
から入手してください。
1. 
レンズ調整プログラム(
ACSAM-S-VerX.XX.zip
)の保存
1) 
レンズ調整プログラム(
ACSAM-S-VerX.XX.zip
)を解凍する。
2) 
ACSAM-S-VerX.XX.exe
」を任意のフォルダに保存する。
注意
:
 
ACSAM-S-VerX.XX.exe
」のバージョンは更新されることがあります。
4-7-2. 完成検査治具Ⅱの接続およびレンズ調整プログラム(ActuatorCheckerSAM)の起動
注意
1:
 
この手順を実施する前に「
4-7-1. 
レンズ調整プログラム(
ActuatorCheckerSAM
)の導入」が完了している事を確認してください。
注意
2:
 
完成検査を行う場合,レンズを横に倒した状態(立てた状態にしない)で行ってください。
使用機器
• 
パーソナルコンピュータ
• 
完成検査治具
 II
注意:
 
コード類は付属されておりません。
• AC
コード(市販品)
• RS232C
ケーブル(
D-Sub9
ピン(オス・固定ねじ付き),
D-Sub9
ピン(メス・固定ねじ付き))ストレートタイプ(市販品)
• USB to 
シリアルケーブル(
D-Sub9
ピン(オス))
(市販品)
• M-BOX-JIG (J-6082-722-A)
(完成検査治具(
J-6082-645-A
)に付属されているものでも使用可能)
• 
レンズ調整プログラム(
ACSAM-S-VerX.XX.zip
1. 
接続方法
 
使用機器および,被検査レンズを
Fig. 4-7-1
のように接続する。
注意
:
 
完成検査治具
 II 
を接続していない状態では,
ActuatorCheckerSAM
」は起動できません。
• 
完成検査時
 
完成検査治具 
II
ACコード
D-sub9ピン:オス
D-sub9ピン:メス
RS232Cケーブル
USB to シリアルケーブル
レンズ
 Fig. 
4-7-1
2. 
レンズ調整プログラム(
ActuatorCheckerSAM
)の起動
1) 
パーソナルコンピュータおよび完成検査治具
 II 
の電源を入れる。
2) 
ACSAM-S-VerX.XX.exe
」を任意のフォルダより起動する。
注意:
• 
初めて使用するときには,
下記の画面
 (Fig. 4-7-2) 
が表れます。
ログイン画面に現れる
Com/User Characteristic Number
と,パーソナルコンピュータのメーカーおよび型番から
,
パスワードを
HQ
に問い合わせる必要があります。
  Com/User Characteristic Number 
 iYdDZfq9q
 
パーソナルコンピュータ
 
 SONY PCV-RZ33P
• 
一度ログインした
PC
では,以後パスワードの入力は不要となります。
(パスワード入力画面も表れません。)
• 
パーソナルコンピュータもしくは完成検査治具
 II 
を変えた場合,
Com/User Characteristic Number
とパスワードが変わります。そのため,
起動時に再度パスワード入力画面からパスワードの入力が必要となります。
3) 
パスワードを入力して
 [OK [Ent]]
をクリックすると,
下記の画面
 (Fig. 4-7-3) 
が表示される。
Fig. 4-7-2
Fig. 4-7-3
4-7-3. レンズ調整プログラム(ActuatorCheckerSAM)の初期設定
1. 
レンズ調整プログラム(
ACSAM-S-VerX.XX.exe
)を起動する。
 
 Fig. 
4-7-4
2. 
画面が日本語で表示された場合は
 [
設定
ボタンを,画面が英語で表示された場合は
 [SETUP] 
をクリックする。
注意
:
 
起動時の画面は初回起動時,または前回の起動時の設定により異なります。
3. SETUP
ウインドウが表示されるので,以下の内容に設定する。
MODEL
今回調整を行う機種
Language
Japanese
State
Final
Process
Service
 Table 
4-7-1
4-13
SAL18135 (3.5-5.6/18-135 SAM) (DT18-135mm F3.5-5.6 SAM)
4. 
全ての項目が設定された事を確認する。
 
 Fig. 
4-7-5
5. [OK] 
をクリックして,
SETUP
ウィンドウを閉じる。
4-7-4. レンズ調整プログラム(ActuatorCheckerSAM)の検査手順について
検査の方法は,該当機種の検査をすべて連続して行う方法と,各項目の検査を
1
つずつ実施する方法があります。
検査をすべて連続して行う場合は,起動画面から
 [START] 
をクリックします。
検査を
1
つずつ実施する場合は,起動画面から各検査項目をクリックします。
4-8. 
完成調整/検査
使用機器(専用機器のみ記載)
• 
ボンド
(B-10)
4-8-1. 準備
1. 
使用機器と被検レンズを接続する
 (
4-7-2. 
完成検査治具Ⅱの接続およびレンズ調整プログラム(
ActuatorCheckerSAM
)の起動」参照
)
2. 
レンズ調整プログラム
 (ACSAM-S-VerX.XX.exe) 
を起動する。
3. [
設定
をクリックし
初期設定を行う。
(
4-7-3. 
レンズ調整プログラム(
ActuatorCheckerSAM
)の初期設定」参照
)
4-8-2. 完成調整/検査項目
1. 
調整/検査方法
1) [Start[Ent]] 
をクリックする。
2) 
以下,画面の指示通りに操作する。
2. 
調整/検査項目
1) AF/MF 
スイッチ検査
2) LVDD1 
消費電流検査
3) 
フォーカスポテンショ調整
4) 
ズームパターン検査
5) PI 
調整
6) 
フォーカス負荷検査
 (FB
あり
)
7) 
フォーカスポテンショ検査
8) 
フォーカモータ電流検査
9) 
止まり精度検査
10) 
SB
書き込み
Fig. 4-8-1
注意
:  
以下の項目は
 [Start[Ent]] 
で調整/検査した場合,自動では調整が行なわれません。
 
11)  
ズーム調整端探査
4-8-3. ズームパターン検査
1.  
準備
1)  
被検レンズを分解,または組み立てて
Fig. 4-8-2 
状態にする。
注意
:  
確認時は,分解不要です。
 
フォーカスゴムリング
(8948)
MFリングテープ
 Fig. 
4-8-2
2. 
確認/調整方法
1) 
ズームを
TELE 
端に設定する。このとき,ブラシと
LF-145
フレキシブル配線板のパターンが,
Fig4-8-3
の状態であることを確認する。
2) 
ズームブラシを固定しているねじ
本を緩め,ブラシの位置を調整する。
注意
 LF-145
フレキシブル配線板のパターンの切り欠き
A
とブラシの接触部
B
を合わせるように調整してください。
(
ブラシの接触するパターンの上から
番目のパターン
)
 
ズームブラシ
切り欠きA
(LF-145フレキシブル配線板)
ធ⸅ㇱ
B
ボンド(B10)を塗布
 Fig. 
4-8-3
3)   ACSAM-S 
 [
ズームパターン検査
をクリックする。
4)  
ズームブラシが
TELE 
調整端上にある場合は下記のポップアップウインドウが表示される。
 
 Fig. 
4-8-4
5)  
再度,
TELE 
端または
WIDE 
端にして
TELE 
調整端がずれていないことを確認する。
6)  
調整終了後,ねじの頭部にボンド
(B-10)
を塗布する。
Fig.4-8-3 
参照)
4-14
SAL18135 (3.5-5.6/18-135 SAM) (DT18-135mm F3.5-5.6 SAM)
4-8-4. 合焦性誤差量調整(⊿SB書き込み)
1
 [
SB
書き込み
をクリックする。
 [Select 
SB]
ウインドウが表示される。
 
またこの時,現在の⊿
SB
が反転表示される。
2) 
4-6. 
合焦性誤差量確認」で確認した誤差量をもとにして⊿
SB
を書き込む。
 
  
例)
  
ピントを前方に変化させたい場合(前ピンにしたい場合):
  
反転されているボタン(現在の⊿
SB
)の1つ左隣のボタンを選択し,
[Enter]
キーを押す。
  
ピントを後方に変化させたい場合(後ピンにしたい場合):
  
反転されているボタン(現在の⊿
SB
)の1つ右隣のボタンを選択し,
[Enter]
キーを押す。
 
 (1) 
 (9)
 
前ピンへ
 
後ろピンへ
 Fig. 
4-8-5
3) 
4-6. 
合焦性誤差量確認」
 
を行い,誤差量が参考値より小さい値であることを確認する。
 
誤差量が参考値より大きい場合は,再度
 [
SB
書き込み
を行い,誤差量が参考値より小さい値になるまで手順
 1) 
 3) 
を繰返す。
4-14
SAL18135 (3.5-5.6/18-135 SAM) (DT18-135mm F3.5-5.6 SAM)
4-8-4. 合焦性誤差量調整(⊿SB書き込み)
1
 [
SB
書き込み
をクリックする。
 [Select 
SB]
ウインドウが表示される。
 
またこの時,現在の⊿
SB
が反転表示される。
2) 
4-6. 
合焦性誤差量確認」で確認した誤差量をもとにして⊿
SB
を書き込む。
 
  
例)
  
ピントを前方に変化させたい場合(前ピンにしたい場合):
  
反転されているボタン(現在の⊿
SB
)の1つ左隣のボタンを選択し,
[Enter]
キーを押す。
  
ピントを後方に変化させたい場合(後ピンにしたい場合):
  
反転されているボタン(現在の⊿
SB
)の1つ右隣のボタンを選択し,
[Enter]
キーを押す。
 
 (1) 
 (9)
 
前ピンへ
 
後ろピンへ
 Fig. 
4-8-5
3) 
4-6. 
合焦性誤差量確認」
 
を行い,誤差量が参考値より小さい値であることを確認する。
 
誤差量が参考値より大きい場合は,再度
 [
SB
書き込み
を行い,誤差量が参考値より小さい値になるまで手順
 1) 
 3) 
を繰返す。
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