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Model
DSLR-A300X DSLR-A350X SAL55200
Pages
111
Size
3.53 MB
Type
PDF
Document
Service Manual
Brand
Device
Digital Camera
File
dslr-a300x-dslr-a350x-sal55200.pdf
Date

Sony DSLR-A300X / DSLR-A350X / SAL55200 Service Manual ▷ View online

4-17
SAL55200 (DT 4-5.6/55-200) (DT 55-200mm F4-5.6)
後遮光筒
4-2-2. 絞り径調整
使用機器
・輝度箱
・カメラ DSLR-A100
・AE マスターレンズ
・CF カード(画像記録用)
・パーソナルコンピュータ
(Color Calculator 2 がインストール済みのもの)
・ ボンド(B-10)
1. 準備
1) 後遮光筒を取り外す。
Fig.4-2-8
2) ズームリングを Wide 端で固定する。
3) プリセットレバーを動かして,プリセットリングを開放当たり位置で固定する。
Fig.4-2-9
プリセット
レバー
絞り開放制限端
4-18
SAL55200 (DT 4-5.6/55-200) (DT 55-200mm F4-5.6)
2. 調整方法
1) ねじ 2 本を僅かにゆるめて左右に動かすことにより,プリセットリングの作動レバーも左右に動く状態にする。
2) 後玉側から光源を覗いてねじ 2 本を左右に動かし,絞り羽根が隣接枠へ完全に隠れ始める位置でねじ 2 本を締め付ける。
Fig.4-2-10
3) 「4-2-1. 絞り径確認」を行い,絞り誤差が規格値を満足するまで手順 1)∼ 3)を繰り返す。
4) 調整終了後,手順 2)で締め付けたねじ 2 本にボンド(B-10)を塗布する。
ボンド
(B-10)
塗布
(
調整後
)
ねじ
2
4-19
SAL55200 (DT 4-5.6/55-200) (DT 55-200mm F4-5.6)
4-3.
光軸の確認/調整
4-3-1. 光軸の確認/調整
使用機器
・ 1000 mm コリメータ
・ フランジバック測定器
・ A マウントアタッチメント
・ フランジバックゲージ(43.50mm)
1. 準備
1) 測定器を Fig.4-3-1 のように設定する。
Fig.4-3-1
2) フランジバック測定器の視度調節リングを回し,
接眼レンズ内の十字線または目盛りがはっきりと見えるように調節する。
3) フランジバックゲージ(43.50mm)をフランジバック A マウントアタッチメントに密着させ,保持する。
4) フランジバック測定器のノブを回転させて,フランジバックゲージ(43.50mm)の細かい線にピントを合わせる。
注意:
必ず Fig.4-3-2 の矢印方向にピント合わせを行ってください。
Fig.4-3-2
5) ダイヤルゲージの目盛りリングを回して,ダイヤルゲージの指針を“0”に合わせる。
注意:
この位置がフランジバック値(f'F) = 43.50 mm となります。
短針の位置を記憶しておいてください。
Aマウントアタッチメント
視度調節リング
接眼レンズ(7x)
目盛りリング
対物レンズ(10x)
フランジバックゲージ(43.50mm)
ダイヤルゲージ
(
最小目盛り
: 0.01mm)
ピント合わせ方向
中心付近の細かい線にピントを合わせる
ノブ
4-20
SAL55200 (DT 4-5.6/55-200) (DT 55-200mm F4-5.6)
ねじ
3
1000 mmコリメータ
被検レンズ
2. 光軸の確認/調整
1) フランジバック測定器に被検レンズを取り付け,1000 mm コリメータを設置する。
Fig.4-3-3
2) 被検レンズのフォーカスリングを∞(無限遠)側の当たりに設定して顕微鏡を覗き,チャート像が中央に見えるように光軸
を合わせる。
3) 顕微鏡を覗きながらフランジバック測定器のノブを回転させ,
ピントが合う位置(チャート像周辺の緑色と赤色の割合が同
量になる位置*)で止める。
*: チャート像の色が緑から赤に変化する位置で,チャート像のボケが最も少ない位置。
また,同時に光軸の見えを確認する。
(Fig.4-3-4 参照)
注意:
図は一例を示しています。実際のチャートの見え方とは異なる場合があります。
Fig.4-3-4
4) 光軸の見えが極端に悪い場合,Fig.4-3-5に示すねじ3本を緩めて4群レンズ枠B組立を上下左右にシフトさせて調節する。
Fig.4-3-5
最良の状態
センターブレおよびアス
 フランジバック測定器のダイヤルを回して
 ピント合わせを行うと,チャート像がずれる。
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