DOWNLOAD Sony DSLR-A300X / DSLR-A350X / SAL55200 Service Manual ↓ Size: 3.53 MB | Pages: 111 in PDF or view online for FREE

Model
DSLR-A300X DSLR-A350X SAL55200
Pages
111
Size
3.53 MB
Type
PDF
Document
Service Manual
Brand
Device
Digital Camera
File
dslr-a300x-dslr-a350x-sal55200.pdf
Date

Sony DSLR-A300X / DSLR-A350X / SAL55200 Service Manual ▷ View online

4-29
SAL55200 (DT 4-5.6/55-200) (DT 55-200mm F4-5.6)
Fig.4-5-2
10) 1000 mm コリメータを“44.56mm”にセットする。
11) ズームを Tele 端に設定し,フォーカスリングを回してピントを合わせる。
12) ズーミングを行い,各焦点においてフランジバック値が規格を満足していることを確認する。
規格値
焦点距離 f (mm)
200
135
100
85
70
55
f'F の許容値 (mm)
上限値
+0.03
+0.15
+0.14
+0.14
+0.14
+0.14
基準: 44.56 mm
下限値
-0.03
-0.15
-0.14
-0.14
-0.14
-0.05
Table 4-5-4
13) 規格が満足するまで,手順 1)∼ 11)を繰り返す。
1
群レンズ組立
1
群調整ワッシャー
4-30
SAL55200 (DT 4-5.6/55-200) (DT 55-200mm F4-5.6)
4-6.
像点移動量(絞り(球面収差量))の確認/調整
この項では,絞り値を変化させた時に起こるピント位置の変化量の確認/調整方法を記載しています。
使用機器
・ 1000 mm コリメータ
・ フランジバック測定器
・ A マウントアタッチメント
・ フランジバックゲージ(43.50mm)
・ 収差測定キャップ 55mm(SAL55200)
1. 準備
1) 「4-3-1. 光軸の確認/調整」の「1. 準備」を実行する。
2) 被検レンズのフォーカスを無限に設定する。
3) 焦点距離を 200mm に設定する。
2. 確認方法
1) 開放絞り(収差測定キャップ未装着)のフランジバック値(f'F)を測定する。
2) Fig.4-6-1 のようにレンズ前面に収差測定キャップ(F8 相当)を取り付け,フランジバック値(f'F)を測定する。
Fig.4-6-1
3) 下記の計算式で像点移動量を算出し,規格を満足していることを確認する。
注意:
開放絞りおよび収差測定キャップ 55mm 使用時のフランジバック値(f'F)の差が像点移動量となります。
像点移動量 = 収差測定キャップ 55mm 使用時のフランジバック値(f'F)−開放絞りのフランジバック値(f'F)
規格
像点移動量(mm) = 0 ∼+0.18
4) 像点移動量の規格値を満足していない場合は「3. 調整方法」を行う。
収差測定キャップ55mm (SAL55200)
4-31
SAL55200 (DT 4-5.6/55-200) (DT 55-200mm F4-5.6)
3. 調整方法
1) 「2. 確認方法」の手順 3)の結果に応じて,G10-11 間隔調整ワッシャーの厚みを調節する。
(Table 4-6-1, Fig 4-6-2 参照)
F8 像点移動量が(-)方向に規格を外れている場合: G10-11 間隔調整ワッシャー(微調整)を減らす。
F8 像点移動量が(+)方向に規格を外れている場合: G10-11 間隔調整ワッシャー(微調整)を増やす。
注意:
G10-11 間隔調整ワッシャーの増減より,像面湾曲の補正が可能です。
部品番号
部品名
厚み(mm)
3-279-372-01
G10-11 間隔調整ワッシャー
0.05
3-279-372-11
G10-11 間隔調整ワッシャー
0.03
3-279-372-21
G10-11 間隔調整ワッシャー
0.02
3-279-372-31
G10-11 間隔調整ワッシャー
0.10
3-279-372-41
G10-11 間隔調整ワッシャー
0.05
Table 4-6-1
Fig.4-6-2
2) 像点移動量の規格値を満足するまで , 確認/調整を繰り返す。
注意:
この調整を行ったときは , 「投影解像力(像面湾曲)の調整」を行ってください。
(4-25 ページ参照)
後遮光筒
G11-13
レンズ枠組立
G10-11
間隔調整ワッシャー
A
A
4-32
SAL55200 (DT 4-5.6/55-200) (DT 55-200mm F4-5.6)
4-7.
ズームブラシ位置の確認/調整
使用機器
・ボンド(B-10)
1. 準備
1) 被検レンズを分解,または組み立てて Fig.4-7-1 の状態にする。
2) ズームを Tele 端に設定する。
Fig.4-7-1
2. 調整方法
1) ブラシを固定しているねじ 1 本を緩める。
2) 図に示すようにズームブラシの位置を調整し,ねじで固定する。
注意:
Z.ECD 基板のパターン切り欠き A とズームブラシの接触部 B を合わせるように調整してください。
3) 図に示すように,上から 2 番目のパターンと 3 番目のパターンの導通をテスターで確認する。
・A のパターンの切り欠きにブラシがあれば導通なし(調整:OK)
・A のパターンの切り欠きにブラシがなければ導通なし(調整:NG)
Fig.4-7-2
4) ズームを Wide から Tele に再度回転し,ブラシ位置を確認する。
5) 調整終了後,ねじの頭部にボンド(B-10)に塗布する。
ボンド
(B-10)
塗布
ズームブラシ
ねじ
AとBの位置を合わせる
導通を確認
A
B
Page of 111
Display

Click on the first or last page to see other DSLR-A300X / DSLR-A350X / SAL55200 service manuals if exist.