Sony DSLR-A300X / DSLR-A350X / SAL55200 Service Manual ▷ View online
4-33
SAL55200 (DT 4-5.6/55-200) (DT 55-200mm F4-5.6)
4-8.
フォーカスブラシ位置の確認／調整
使用機器
・ボンド(B-10)
1. 準備
1) 被検レンズを分解，または組み立てて Fig.4-8-1 の状態にする。
Fig.4-8-1
2) 図のように， メイン基板組立にF.ECDフレキ基板を接続する。
3) G11-13 レンズ枠組立を回して，∞端に設定する。
(フォーカスブラシのねじが見える位置)
Fig.4-8-2
半完組立
メイン基板組立
G11-13
レンズ枠組立
フォーカスブラシ
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SAL55200 (DT 4-5.6/55-200) (DT 55-200mm F4-5.6)
2. 調整方法
1) フォーカスブラシを固定しているねじを緩める。
2) 図に示すように，メイン基板組立のパターン間の導通をテスターで確認する。
・フォーカスが∞端に来る位置にフォーカスブラシがあれば導通なし(調整 OK)
・フォーカスが∞端に来る位置にフォーカスブラシがなければ導通あり(調整 NG)
Fig.4-8-3
3) 手順 2)で調整 NG のときは，フォーカスブラシの位置を左右に調整し，再度手順 2)を行う。
4) 調整終了後，ねじの頭部にボンド(B-10)を塗布する。
Fig.4-8-4
導通確認位置
ボンド
(B-10)
塗布
フォーカスブラシ
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SAL55200 (DT 4-5.6/55-200) (DT 55-200mm F4-5.6)
4-9.
完成検査(ActuatorChecker2)
使用機器
・パーソナルコンピュータ
・完成検査冶具(AC100 V 専用)
・レンズ調整プログラム(ActuatorChecker2)
1. 準備
1) 使用機器と被検レンズを接続する(4-1-4 項参照)。
2) レンズ調整プログラム(ActuatorChecker2)を起動する。
設定 をクリックし，初期設定を行う(4-1-5 項参照)。
2. 確認方法
1）
[START[Ent]]
をクリックする。
Fig.4-9-1
2) Serial ウインドウが表示されるので，レンズのシリアルを入力する。
注意:
シリアルナンバーの入力をせずに
[OK]
をクリックすると，各項目の完了画面に日付が表示されます。
Fig.4-9-2
3) ポップアップウインドウに「ズームを WIDE 端に回し[Enter]を押してください」と表示されるので，ズームを Wide 端に回
して Enter キーを押す。
Fig.4-9-3
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SAL55200 (DT 4-5.6/55-200) (DT 55-200mm F4-5.6)
4) ポップアップウインドウに「ズームを TELE 端に回して[Enter]を押してください」と表示されるので，ズームを Tele 端に
回して Enter キーを押す。
Fig.4-9-4
5) ポップアップウインドウに「ズームを WIDE 端へ 5 秒程度で回してください」と表示されるので，ズームを Wide 端に 5 秒
程度で回す。
Fig.4-9-5
6) ポップアップウインドウに「ズームを TELE 端へ 5 秒程度で戻してください」と表示されるので，ズームを Tele 端に 5 秒
程度で戻す。
Fig.4-9-6
7) ポップアップウインドウに「フォーカスを近端に回して[Enter]を押してください」と表示されるので，フォーカスを近端
に回して Enter キーを押す。
Fig.4-9-7
8) ポップアップウインドウに「フォーカスを∞端に回して[Enter]を押してください」と表示されるので，フォーカスを∞端
に回して Enter キーを押す。
Fig.4-9-8
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