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Model
DSC-WX500
Pages
98
Size
6.7 MB
Type
PDF
Document
Service Manual
Brand
Device
Digital Camera
File
dsc-wx500.pdf
Date

Sony DSC-WX500 Service Manual ▷ View online

第 2 章
サービスノート
2-1. 
作業時の注意
2-1-1. 
フレキシブル基板
• フレキシブル基板の導電面に汚れやごみなどがないことを確認してください。
• フレキシブル基板の導電面を素手で触れないようにしてください。
• フレキシブル基板は,コネクターの奥までまっすぐに差し込んでください。
OK
(奥までまっすぐに差し込んである)
NG
(斜めに差し込んである)
NG
(差し込み不十分)
コネクター
コネクター
フレキシブル
基板
基準線
フレキシブル
基板
コネクター
コネクター
基準線
フレキシブル
基板
フレキシブル
基板
コネクター
コネクター
基準線
フレキシブル
基板
フレキシブル
基板
• コネクターの開閉部を開ける際,A 方向に開け過ぎないようにしてください。
開閉部
コネクター
フレキシブル基板
A
A
• コネクターの開閉部を閉じる際,フレキシブル基板を矢印 B 方向に押しながら,開閉部を均一に押し
てください。
開閉部
絶縁面
コネクター
フレキシブル基板
B
• フラットケーブルおよびフレキシブル基板の端子面に欠け,折れ等がないことを確認してください。
先端の剥がれたメッキ部はカットして
除去してください。
(メッキ破片がコネクター内に残って
いる場合もあるので注意してください)
• 金メッキされているフレキシブル基板には,強い負担をかけないでください。
2-1-2. 
細線ケーブル
• コネクターを取り外す際に,線材部(極細)を持って引っ張ると断線する恐れがありますので,絶対に
線材部(極細)を持って引っ張らないでください。
• 線材部(極細)を押さえながらコネクターを差し込むと,線材部(極細)が断線する恐れがありますの
で,絶対に線材部(極細)には負担をかけないでください。
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2-1
2-1-3. 
フラッシュ用充電コンデンサの放電について
フラッシュ用充電コンデンサは非常に高い電圧で充電されています。そのため,フラッシュ用充電用コンデ
ンサに手を触れた場合には, 感電する可能性があります。
この高電圧は,本機の電源を切っただけでは放電されません。必ずショート治具をフラッシュ用充電コンデ
ンサに接続して残留電圧を放電してください。
ショート治具の準備
ショート治具は 1 kΩ/1 W 程度の抵抗器の両端に小型のクリップを接続して作成します。
抵抗器は絶縁テープで完全に覆い,感電しないように処理してください。
絶縁テープで巻く
小型クリップ
小型クリップ
1 k
Ω/1 W 程度の抵抗器 
(部品コード:1-215-869-11)
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2-2
2-2. 
SY-1056 基板交換時の注意
補修用基板には機種固有の情報が記録されていないため,下記のデータを書き込む必要があります。
注意
Adjust Manual 内の DATA タブにある“ADJUSTMENT DATA BACKUP”の [LOAD AND WRITE] 機能は,セッ
トのすべてのデータを上書きするので,下記の作業を行う前に実施してください。
2-2-1. 
仕向データ
補修用基板に書き込まれている仕向のデータは交換前の基板に書き込まれている仕向の設定と異なってい
る場合があります。
補修用基板に交換した場合は,必ず仕向の設定を行ってください。
仕向設定方法:
Adjust Station から Adjust Manual を起動し,ADJUST タブにある“Destination data write”を実施して
ください。
2-2-2. 
USB シリアルナンバーとプロダクト ID について
本機は,1 台ごとに異なる固有の ID(USB シリアルナンバー)と機種固有の ID(プロダクト ID)が基板に書
き込まれた後に出荷されています。
新品の補修用基板には,これらの ID が書き込まれていないため,基板を交換した場合は,必ず交換した新
品の補修用基板に ID を書き込んでください。
ID の書き込み方法:
Adjust Station から Adjust Manual を起動し,ADJUST タブにある“PRODUCT ID & USB SERIAL No.
INPUT”を実施してください。
2-2-3. 
リストアデータ
補修用基板に交換する場合は,必ず事前に交換前の基板からデータを抽出してください。
データの抽出方法:
Adjust Station から Adjust Manual を起動し,DATA タブにある“RESTORE DATA”を実施してください。
2-2-4. 
角速度センサー
補修用基板に交換する場合は,必ず補修用基板の角速度センサーに表記されている感度表示をメモなどに
記録してください。
記録した感度表示は補修用基板に書き込む必要があります。
角速度センサー感度書き込み方法:
Adjust Station から Adjust Manual を起動し,ADJUST タブにある“Angular velocity sensor sensitivity
adj”を実施してください。
注意
角速度センサーの感度表示は補修用基板にのみ表記されています。量産用の基板には表記されていま
せん。
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2-2-5. 
MAC アドレスの更新
Wi-Fi 搭載基板を交換した場合,または,メイン IC (CPU) が搭載されている基板を交換した場合は,MAC
アドレスを更新する必要があります。
MAC アドレス更新方法:
注意
下記の操作は全ての作業を実施した後に行ってください。
1. Adjust Station から Adjust Manual を起動し,ADJUST タブにある“Wireless LAN Setting (MAC
Address)”を実施する。
2. 本機を操作し,SSID・PW リセットを行う。
対象部品:
• SY-1056 基板
注意
交換修理後は MAC アドレスが変更されていますので,お客様に接続機器の再設定をしていただく必要があ
ります。
そのため,Flyer of WLAN Reset(Flyer of WLAN Reset_9834752[][].pdf)をダウンロードし,印刷したもの
を本機と一緒にお客様にお渡しください。
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