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Model
AMOUNT_LENS
Pages
81
Size
2.39 MB
Type
PDF
Document
Service Manual
Brand
Device
Digital Camera / LENS GENERAL ADJUSTMENT GUIDE
File
amount-lens.pdf
Date

Sony AMOUNT_LENS Service Manual ▷ View online

– 26 –
LENS GENERAL ADJUSTMENT GUIDE
Ver. 1.2  2013.05
ガイドライン表
AFアシストチャート
適用カメラ
撮影距離の計算例
撮影倍率の選択 (サイズ)
(イメージセンサー
適用レンズ
[撮影倍率] 
× [焦点距離] = [撮影距離]
Fig.6-1-1参照
型式)
60倍
AFアシストチャート60倍
APS-Cサイズ型
全レンズ適用可
60倍 
× 50 mm = 3000 mm
(中距離確認用) (200 mm 
× 100 mm)
40倍
AFアシストチャート40倍
35mmフルサイズ型
全レンズ適用可
40倍 
× 50 mm = 2000 mm
(中距離確認用) (132 mm 
× 66 mm)
20倍
AFアシストチャート20倍
・MACROレンズ
(近距離確認用) (66 mm 
× 33 mm)
両サイズ適用可
・焦点距離300 mm
20倍 
× 300 mm = 6000 mm
より長いレンズ
Table 6-1-2
Fig. 6-1-1
Fig. 6-1-2
(100 mm)
(66 mm)
(33 mm)
(200 mm)
(132 mm)
(66 mm)
AFアシスト
チャート60倍
AFアシスト
チャート40倍
AFアシスト
チャート20倍
:A(絞り開放)
:MF
:スポットフォーカスエリア
 (中央に固定)
:L
:OFF
:セルフタイマー
カメラの設定
撮影モード
フォーカスモード
フォーカスエリア
画像サイズ
Super SteadyShot
ドライブモード
撮影距離
光軸をAFアシストチャートの
中心に合わせる
AFアシストチャート
(60倍/40倍用)
結像深度域確認チャート
(60倍/40倍用)
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LENS GENERAL ADJUSTMENT GUIDE
 2. 撮影方法
1) Defocus Checker 2 または DSLR-A700 Defocus checker の[Start]をクリックし,測定を開始する。
2) マニュアルフォーカスで Defocus 量が“0 μm”になるように調整する。
ただし,許容範囲は“0 ± 10 μm”以内とします。 (Fig. 6-2-1)
3) Defocus Checker 2 または DSLR-A700 Defocus checker の[Stop]をクリックする。
4) セルフタイマーでシャッターをレリーズして撮影する。
5) 手順 1)∼ 4)を AE マスターレンズと被検レンズそれぞれで繰り返す。
注意 1:
AE マスターレンズと被検レンズ共に同一のカメラを使用して撮影してください。
注意 2:
カメラの温度が上昇すると値が不安定になるため,一連の作業を 10 分以内に終わらせてください。
10 分以上経過するような場合は,一旦カメラを冷ましてから作業を行ってください。
注意 3:
中距離や遠距離の被写体撮影では合焦性誤差量が大きくなるため,
近距離設定の結果だけでは総合的な合焦性誤
差量を正しく判断できません。60 倍チャートでの撮影距離を屋内で確保できない場合は下記のいずれかの方法
にて対応してください。
方法 1
35mmフルサイズ型カメラ(SLT-A99)と40倍チャートを使用する。(40倍チャートだと撮影距離を60倍チャー
トの2/3に短縮できます。)
方法 2
20倍チャートを用いて近距離での合焦性誤差量を暫定的に確認する。
その後,必ず屋外の何らかの被写体を60倍チャート使用時の撮影距離で数枚撮影し,中距離での合焦性を確認す
る。
Fig. 6-2-1
Ver. 1.2  2013.05
Defocus Checker 2
(SLT-A37/A57/A58/A65/A77/A99用)
DSLR-A700 Defocus checker
(DSLR-A700用)
OK(0 ± 10 μm以内)の場合は
波形エリアの枠が緑色で表示されます。
OK(0 ± 10 μm以内)の場合は
波形エリアの枠とDefocus値が
緑色で表示されます。
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LENS GENERAL ADJUSTMENT GUIDE
Ver. 1.2  2013.05
 3. 合焦性誤差量の確認
1) 被検レンズと AE マスターレンズそれぞれの撮影画像をパソコンの画像表示ソフトで開く。
(ピクセル等倍で表示する。
2) 被検レンズのピント位置(結像のピーク)が AE マスターレンズでのピント位置からどの程度ずれているかを確認する。
(Fig. 6-3-1, Fig. 6-3-2 を参照)
3) 手順 2)の誤差量を各機種サービスマニュアル記載の「合焦性誤差量の規格」と比較し,許容範囲内にあるかを確認する。
範囲外の場合は各機種の「合焦性誤差量の調整」を行う。
「合焦性誤差量の規格」を持たない旧機種の場合,各サービスマニュアル記載の「
∆SB 確認 / 書き込み」あるいは「像点移
動量(絞り(球面収差)
)の調整」を行うことによって誤差量を調整する。
<参考 1: AE マスターレンズによる撮影画像について> (Fig. 6-3-1)
・設営した環境における基準画像としてください。
・AFアシストチャート位置と等しい距離に結像のピークがあれば理想的ですが,
実際にはピークが前後にずれた画像となるこ
とが多くなります。
(環境,カメラ個体差,レンズ個体差などの諸条件が組み合わさるため)
・そのようにピークが前後にずれた画像であっても,その環境下での参照基準画像となります。
・カメラのシャープネス設定を+側にして撮影すると,結像エリアが際立ってピークを見分けやすくなります。
Fig. 6-3-1
ピクセル等倍に拡大
ある環境下における,
AEマスターレンズによる
撮影画像例
結像のピーク位置の見分け:
・最もシャープに写っているエリアの中央部
・色かぶりの少ないエリアの中央部
  - 前方でのDefocusエリアはマゼンタ色かぶり
  - 後方でのDefocusエリアはグリーン色かぶり
ピーク位置が偶然に
AFアシストチャート位置と等しい距離となった例
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LENS GENERAL ADJUSTMENT GUIDE
Ver. 1.2  2013.05
<参考 2:合焦性誤差量の確認例> (Fig. 6-3-2)
被検レンズのピント位置(結像のピーク)がAEマスターレンズでのピント位置からどの程度ずれているかを確認する。
Fig. 6-3-2
被検レンズ(50mm F1.4)での撮影画像例
AEマスターレンズでの撮影画像例
ピークエリア
(後方の目盛7∼8cmの 
辺りにある)
ピークエリア
(前方の目盛6∼7cmの 
辺りにある)
判断例:
AEマスターレンズに対し,被検レンズの合焦性には後方へのピントずれ傾向があり,その程度は約14cmの誤差量である。
この誤差量を各機種サービスマニュアルに記載の「合焦性誤差量の規格」と比較し,許容範囲内にあることを確認する。
範囲外の場合は各機種の「合焦性誤差量の調整」を行う。
「合焦性誤差量の規格」を持たない旧機種の場合は,各サービスマニュアルに記載の「⊿SB確認/書き込み」あるいは
「像点移動量(絞り(球面収差))の調整」を行うことによって,誤差を補正する。
誤差量 = 約14cm
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