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Model
AMOUNT_LENS
Pages
81
Size
2.39 MB
Type
PDF
Document
Service Manual
Brand
Device
Digital Camera / LENS GENERAL ADJUSTMENT GUIDE
File
amount-lens.pdf
Date

Sony AMOUNT_LENS Service Manual ▷ View online

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LENS GENERAL ADJUSTMENT GUIDE
2) 被検レンズをレンズ投影器に取り付け,使用機器を Fig.4-1-2 のように設定する。
3) レンズ投影器のファンスイッチを ON にした後で,ランプスイッチを ON にする。
Fig.4-1-2
4) 被検レンズのフォーカスリングを回して,スクリーン上の中心投影像(y'= 0)がはっきりと見えるようにピントを合わせ
る。
5) スクリーン上の中心投影像(y'= 0)に平面ミラーを重ね合わせ,反射光が被検レンズの中心を照らすようにレンズ投影器
の位置を調節する。
投影距離
レンズ投影器
チャート
ファンスイッチ
ランプスイッチ
平面ミラー
スクリーン
Aマウントアタッチメント
被検レンズ
F
L
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LENS GENERAL ADJUSTMENT GUIDE
4-2.
投影解像力の確認方法
1) 被検レンズのフォーカスリングを回して,スクリーン上の中心投影像(y'= 0)が出来るだけ細かな線まで鮮明に見えるよ
うにピントを合わせる。
2) 中心投影像(y'= 0)の投影解像力本数(最高解像力)の数値(投影解像力本数)を読み取る。
Fig.4-2-1
3) スクリーン上の y'= 9 または y'= 12 または y'= 15 または y'= 18 を見ながらレンズ投影器のマウント回転板を回転さ
せ,投影解像力が最も悪い(低い)ところで止める。
注意:
測定位置は各機種により異なります。各機種のサービスマニュアルを参照してください。
サジタル(S)像,
およびメリジオナル(M)像(3本の線)の明暗が確認可能な最も細かな線(解像限界)の数値(投影解像力本数)
を読み取る。
注意:
解像限界確認時は,偽解像に注意してください。
偽解像とは,解像力を越えた細かな線があたかも解像しているかのように黒/白の条線として見える現象です。
この場合,Fig.4-2-2 のように 3 本の条線の白黒が反転して 2 本または 4 本に見えることがありますので,解像限
界と混同しないように注意してください。
Fig.4-2-2
4) 被検レンズの焦点距離および投影距離を変更し(ズームの場合),各焦点/投影距離で S 像および M 像の投影解像力本数が
規格値を満足していることを確認する。
規格値:
 機種により異なります。
 各機種のサービスマニュアルを参照してください。
5) 投影解像力の確認で規格値を満足していない場合には,調整を行う。
注意:
調整方法/規格値は各機種により異なります。
 各機種のサービスマニュアルを参照して調整を行ってください。
正常 
偽解像 
S像 
数値は解像力本数 
M像 
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LENS GENERAL ADJUSTMENT GUIDE
5. 像点移動量(絞り(球面収差量))の確認
この項では,絞り値を変化させた時に起こるピント位置の変化量の確認方法を記載しています。
使用機器
・ 1000 mm コリメータ
・ フランジバック測定器
・ A マウントアタッチメント
・ フランジバックゲージ(43.50mm)
・ 収差測定キャップ(各機種専用)
注意:
機種により異なります。各機種のサービスマニュアルを参照してください。
1. 準備
「3-1. フランジバック(f'F)測定器の設定」の 「1. 準備」を実行する。
2. 確認方法
注意 1:
ズームレンズの場合 , WIDE 側の手順 1)∼ 5)は不要な機種があります。
(各機種のサービスマニュアルを参照し
てください)
注意 2:
単焦点レンズの確認方法は下記 8)-12)を行ってください。
1) ズームを WIDE 端にセットする。
2) フォーカスを無限(指標)または無限当たりにセットする。
(各機種のサービスマニュアルを参照してください。
3) フランジバック測定器のノブを回転させてピントを合わせ,フランジバック値を確認する。
(Aw とする。
)
4) Fig.5-1-1 のように,収差測定キャップ (F8 相当,WIDE 用)を被検レンズに取り付ける。
5) フランジバック測定器のノブを回転させてピントを合わせ,フランジバック値を確認する。
(Bw とする。
)
6) 手順 3), 5)の結果から以下の計算を行い,WIDE での F8 像点移動量を求める。
WIDE での F8 像点移動量(mm) = 手順 5)で確認したフランジバック値(Bw) - 手順 3)で確認したフランジバック値(Aw)
7) ズームを TELE 端にセットする。
8) フォーカスを無限(指標)または無限当たりにセットする。
(各機種のサービスマニュアルを参照してください。
9) フランジバック測定器のノブを回転させてピントを合わせ,フランジバック値を確認する。
(At とする。
)
10) Fig.5-1-1 のように,収差測定キャップ (F8 相当,TELE 用)を被検レンズに取り付ける。
11) フランジバック測定器のノブを回転させてピントを合わせ,フランジバック値を確認する。
(Bt とする。
)
12) 手順 9), 11)の結果から以下の計算を行い,TELE での F8 像点移動量を求める。
TELE での F8 像点移動量(mm) = 手順 11)で確認したフランジバック値(Bt) - 手順 9)で確認したフランジバック値(At)
Fig.5-1-1
規格:
像点移動量の規格は機種により異なります。各機種のサービスマニュアルを参照してください。
また , 調整が必要な場合は像点移動量(絞り(球面収差量))の調整(各機種のサービスマニュアルに記載)を行っ
てください。
収差測定キャップ
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LENS GENERAL ADJUSTMENT GUIDE
Ver. 1.2  2013.05
6. 合焦性誤差量確認
被検レンズとAEマスターレンズを下記の条件(Note 1)で撮影し,それら画像を比較して誤差量(Note 2)を確認する。
Note 1: ・撮影倍率(60 倍,40 倍,20 倍)
・結像深度域確認チャート(傾斜チャート 2 種)
・Defocus 量の範囲 “0 ± 10 μ m”
Note 2: 撮影倍率が高いほど誤差量が大きくなるため,結果判定しやすくなります。
誤差量が許容範囲にない場合は,場合は各機種の「合焦性誤差量の調整」を行ってください。
「合焦性誤差量の規格」を持たない旧機種の場合は,各サービスマニュアルに記載の「
∆SB確認/書き込み」あるいは
「像点移動量(絞り(球面収差))の調整」を行うことによって,誤差を補正してください。
使用機器
・ 結像深度域確認チャート(40 倍 /60 倍用)
TISS ホームページにて“結像深度域確認チャート _40x_60x”を検索して,
「Chart_for_checking_image_formation_40x_60x_
(J).zip」を入手してください。
・ 結像深度域確認チャート(20 倍用)
TISS ホームページにて“結像深度域確認チャート _20x”を検索して,
「Chart_for_checking_image_formation_20x_(J).zip」
を入手してください。
・ ソフトウェア
以下のいずれかを TISS ホームページより入手してください。
ソフトウェア
対象カメラ
DSLR-A700 Defocus checker
DSLR-A700
Defocus Checker 2
SLT-A37/A57/A58/A65/A77/A99
Table 6-1-1
・ カメラ
SLT-A37/A57/A58/A65/A77/A99,もしくは DSLR-A700
・ HASP キー
・ パーソナルコンピューター(Seus-EX を使用可能なもの)
・AE マスターレンズ
J-6082-597-A: 50mm/F1.7
・照明
J-6082-642-A: 蛍光灯(指定演色)
J-6082-643-A: 蛍光灯器具(高周波点灯型)
・ 画像記録用メディア
・三脚
1. 準備
1) カメラにメディア(画像記録用)を挿入する。
2) カメラおよび結像深度域確認チャートを Table 6-1-2, Fig. 6-1-1, Fig. 6-1-2 にしたがって設置する。
注意 1:
撮影距離は撮影倍率と焦点距離によって以下のように求められます。
[撮影距離] = [撮影倍率] 
× [焦点距離]
注意 2:
Table 6-1-2 のガイドライン表にしたがって,各組合せを選択してください。
注意 3:
60倍チャートを使用した場合の撮影距離を屋内で確保できない場合は,40倍や20 倍チャートでの組合せを暫定
使用してください。
3) カメラと PC(HASP キー使用)を USB 接続し,Defocus Checker 2 または DSLR-A700 Defocus checker を起動する。Defocus
Checker 2 を使用する場合,
[Connect]をクリックして接続状態にしておく。
注意:
テレコンバーターを使用してのピント不具合の場合は,
ユーザーのテレコンバーターを装着して確認してくださ
い。
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