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Model
HDR-CX530E HDR-CX535 HDR-CX610E HDR-PJ530E HDR-PJ540 HDR-PJ540E HDR-PJ610E (serv.man2)
Pages
38
Size
6.99 MB
Type
PDF
Document
Service Manual
Brand
Device
Movie / LEVEL2
File
hdr-cx530e-hdr-cx535-hdr-cx610e-hdr-pj530e-hdr-pj5.pdf
Date

Sony HDR-CX530E / HDR-CX535 / HDR-CX610E / HDR-PJ530E / HDR-PJ540 / HDR-PJ540E / HDR-PJ610E (serv.man2) Service Manual ▷ View online

1-9
HDR-CX530E/CX535/CX610E/PJ530E/PJ540/PJ540E/PJ610E_L2
– ENGLISH –
(12)  Pass the FP-2189 Flexible Board through the F-SUB-B hole and 
stick the Adhesive Part.
 
If the adhesive force is lowered, cut the Adhesive Sheet as shown 
in the figure in the frame and then stick it.
Shape and sticking position
of Adhesive Sheet
Adhesive
part
FP-2189
Flexible Board
Adhesive part
FP-2189
Flexible Board
TO
P
FRONT
(13)  Install the Edge of Mechanical Rubber to the Sheet Metal C and 
stick the Adhesive Part while matching it with the three bosses of 
the FP-2125 Flexible Board, and then tighten seven screws in the 
order shown in the figure below while matching the two bosses.
 Screw 
(A)
 
Tightening torque = 0.12 ± 0.02N · m (1.2 ± 0.2kg f · cm)
 Screw 
(B)
 
Tightening torque = 0.18 ± 0.02N · m (1.8 ± 0.2kg f · cm)
 
If the adhesive force is lowered, cut the Adhesive Sheet as shown 
in the figure in the frame and then stick it.
Screws (B)
Screws (A)
Screw (B)
Mecha
Stopper
Rubber
Bosses
Bosses
Adhesive part
Adhesive part
FP-2125
Flexible Board
FP-2125
Flexible Board
Sheet Metal C
Shape and sticking position
of Adhesive Sheet
TO
P
FRONT
1
6
5
7
4
2
3
(14)  Stick the Adhesive Parts of the Motor A Flexible Board, Motor B 
Flexible Board, and the FP-2126 Flexible Board while matching 
the two bosses of the FP-2126 Flexible Board, and then connect 
the three connectors.
 
If the adhesive force is lowered, cut the Adhesive Sheet as shown 
in the figure in the frame and then stick it.
Shape and sticking position of Adhesive Sheet
Adhesive part
Adhesive
part
Adhesive part
Adhesive part
Adhesive part
Adhesive part
Connector
Connectors
FP-2125 Flexible
Board
FP-2126 Flexible
Board
FP-2126 Flexible
Board
Flexible Board of the Motor B
Flexible Boar
of the Motor B
Flexible Board of
the Motor A
Flexible Board of
the Motor A
Bosses
TO
P
FRONT
1-10
HDR-CX530E/CX535/CX610E/PJ530E/PJ540/PJ540E/PJ610E_L2
– JAPANESE –
1-1.  修理時の電源供給について
本機では,安定化電源(8.4Vdc)からバッテリ端子に電源を供給した場合,約10秒後にシャットオフし,動作しなくなります。
これを避けるため,下記の方法を用いてください。
方法:
ACアダプタを使用する。
1-2.  VC-1025基板交換時の注意
基板交換時は,下記の点に注意してください。
仕向けデータ
補修用基板と交換する時,補修用基板に書かれている仕向けデータは元の設定と違っている場合があります。
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて「DESTINATION DATA WRITE」を実行させてください。
補修用基板交換後,電源を入れると内蔵記録メディアエラーが表示される場合がありますが,「DESTINATION  DATA  WRITE」を実行
させると消えます。「DESTINATION DATA WRITE」実行しても消えない場合は,内蔵記録メディアをフォーマットしてください。
USBシリアルセーブ
補修用基板と交換する時,交換前の基板よりUSBシリアルNo.を取得してください。
データの取得はAdjust StationからAdjust Manualを起動させて「USB SERIAL SAVE」を実行させてください。
USBシリアルNo.およびプロダクトIDについて
本機はセット固有のID(USBシリアルNo.)と機種固有のID(プロダクトID)を書き込んだ後に出荷されています。
新品の補修用基板にはこれらのIDが書き込まれていないため,基板交換後にIDを入力する必要があります。
補修用基板に交換した後はAdjust StationからAdjust Manualを起動し,「PRODUCT ID & USB SERIAL No. INPUT」を実行させてIDを入
力してください。
Note:  新しくプロダクトIDを入力すると,必ずしも基板交換前のIDと同じIDになるとは限りません。新しいIDと元のIDが違う場合にはお客様がユーザー登録さ
れているIDと相違が出てしまう可能性があります。
プロジェクター用のデータ (Projector Model)
補修用基板と交換する時,交換前の基板より下記のデータを取得してください。
・  Fixed value(プロジェクターの照射性能を示す値)。
・  Serial number(プロジェクターユニットの製造シリアル番号)。
データの取得はAdjust StationからAdjustManualを起動させて,[DATA]タブにある[Projector Data Reference]を参照してください。
MACアドレスの更新 (EXCEPT CX535)
VC基板を交換した場合,CPUの固有番号(MACアドレス)を取り込み直す必要があります。
補修用基板に交換後は下記の作業を実施して,CPUの固有番号(MACアドレス)を取り込み直してください。
Note:  この操作は全ての作業を実施した後に行ってください。
1.  最新版のAdjust manualをダウンロードする。
2.  ダウンロードしたAdjust manualをインストールする。
3.  ADJUSTタブにある「Wireless LAN Setting (MAC address)」を実行する。
これを実行せずに交換前のバックアップデータを書き戻すと,Wi-Fiモジュール内のMACアドレスとフラッシュメモリー内の
MACアドレスが不一致となり,Wi-Fi転送時にエラーとなります。
Note:  Adjust manual内のDATAタブにある,
「ADJUSTMENT DATA BACKUP」の機能「LOAD AND WRITE」は,セットの全てのデータを上書きします。その
ため,上記の操作で更新したMACアドレスも上書きされてしまいます。
交換修理後はMACアドレスが変更されていますので,お客様に接続機器の再設定をしていただく必要があります。
そのためFlyer of WLAN Reset (Flyer of WLAN Reset_9834752[][].pdf) をダウンロードしてプリント出力し,セットに添付して返却
してください。
内蔵メモリー搭載機について (EXCEPT CX530E/PJ530E)
補修用基板に交換後は,最初に下記の手順を実行してください。
1.  Adjust ManualのADJUSTタブにある,「DESTINATION DATA WRITE」を実行する。
2.  下記のスクリプトファイルを実行する。(Fig. 1のフローチャートを参照してください)
 
・  14DdmMmcReadTestMINI_v6.vbe
 
・  14DdmMmcMakePartition_v6.vbe
このスクリプトファイルを実行しなかった場合,以下のような症状が発生する可能性があります。
必ず上記のスクリプトを実行してください。
・  内蔵メモリーがメディアとして認識できない
・  内蔵メモリー内に保存されている,管理ファイルの修復ができない
・  内蔵メモリーのフォーマットができない
START
END
セットが自動的に再起動される
USB
接続を解除し, 電源を切る
“USB接続”を選択し, 
USB
接続を行う
14DdmMmcReadTestMINI_v6.vbe
を実行
(数秒後)
“SetOverallReadMINI OK”表示
(約10秒後)
セットが自動的に再起動される
14DdmMMCMakePartition_v6.vbe
を実行
(数秒後)
“MakePartition OK”表示
電源を入れたまま, 
AC
アダプタを抜き挿しする
処理は自動で実行される
(Blue画面)
セットをPCにUSB接続し, 電源を入れる
* PCはSeusEX がインストール済で, 
SeusEX
への接続が可能であること
Fig.1
1-3.  Wi-Fi機能の確認 (EXCEPT CX535)
Wi-Fi 機能を確認するときは以下の手順で行ってください。
用意する機器: Wi-Fi接続の可能なWindowsパソコン
1.  本機の電源を入れる。
2.  セット本体を下記のように操作する。
 
[MENU]→[カメラ・マイク]→[
 撮影補助]→[スマートフォン操作]
3.  Wi-Fi準備が完了すると以下の画面に切り替わり,Wi-Fi接続のためのパスワードが表示される。
SSID DIRECT-XXXX:HDR-XXXX
パスワード XXXXXXXX
機器名称 HDR-XXXX
スマートフォン操作
スマートフォンを操作して
本機にWi-Fi接続してください
Wi-Fi
1-11
HDR-CX530E/CX535/CX610E/PJ530E/PJ540/PJ540E/PJ610E_L2
– JAPANESE –
4.  パソコン側で接続可能なワイヤレスネットワークとして,本機が検出されることを確認する。
5.  さらに接続可能なことを確認したい場合には本機とパソコンを接続後,通知領域に表示されているアイコンから「現在の接続先」
をダブルクリックし,ワイヤレスインターネットアクセスの欄に本機が表示される事を確認する。
1-4.  JK-1009基板交換時の注意
角速度センサ
補修用基板と交換する時,角速度センサSE7701 (PITCH/YAW) の感度表示を書き留めてください。
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて「GYRO sensor sensitivity adj.」を実行させてくだ
Type A:
Type B:
P Y
P Y
JK-1009 BOARD (SIDE B)
SE7701
P: PITCH 感度表示
Y: YAW 感度表示
Note:JK-1009基板のSE7701 (PITCH/YAW) 感度表示は補修用基板にのみ記載されています。
1-5.  自己診断機能
1-5-1. 自己診断機能について
本機の動作に不具合が生じたとき,自己診断機能が働き,ビュー
ファインダーまたはLCD画面に,どう処置したらよいか判断で
きる表示を行います。「自己診断表示」と「サービスモード表示」
の2つの表示があります。自己診断機能については取扱説明書
にも掲載されています。
1-5-2. 自己診断表示
本機の動作に不具合が生じたとき,ビューファインダーまたは
LCD画面のカウンタ表示部分がアルファベットと数字の4桁表
示になり,3.2Hzで点滅します。この5文字の表示によって対
応者分類および不具合の生じたブロックの分類,不具合の詳細
コードを示します。
0 0
C
2
3
対応者分類 
「1-5-3. 自己診断コード表」を参照 
対応方法の違いにより分類 
例 
 
 
 メモリーカードをフォーマットする 
3
1
32 ・・ ・電源を入れ直す 
ブロック分類 
詳細コード 
3.2 Hz点滅 
C  :お客さま自身で対応 
E  :サービスエンジニア 
 
で対応 
ビューファインダーまたはLCD画面
1-5-3. 
自己診断コード表
自己診断コード
症状/状態
対応/方法


ブロック
機能
詳細
コード
C
0
4
0
0
標準以外のバッテリを使用している
インフォリチウムバッテリを使用する。
C
0
6
0
0
バッテリが高温になっている
バッテリを交換するか,バッテリを涼しいところに置く。
C
1
3
0
1
フォーマットしていないメモリー
カードを入れた
メモリーカードが壊れている
メモリーカードをフォーマットする。
新しいメモリーカードに交換する。
C
1
3
0
2
アクセスエラー
電源を外し,再度入れ直してから操作する。
C
1
3
0
3
アクセスエラー (外部メディア)
電源を入れ直す。
C
1
3
0
4
ドライブの異常 (外部メディア)
電源を入れ直す。
C
E
3
2
6
1
6
0
0
0
フォーカスが合いにくい
(フォーカスの初期化ができない)
操作スイッチの電源を入れ直す。
復帰しない場合,レンズブロックのフォーカス駆動信号(VC-
1025基板 CN4001 wg ピン)を点検する。
異常なければフォーカスモータ駆動回路(VC-1025基板
IC6800) を点検する。
E
2
0
0
0
フラッシュメモリが書き換えられて
いる
フラッシュメモリのデータを元の値に戻す。(Note 1)
E
3
1
0
0
ドライブの異常
電源を入れ直す。
E
4
1
0
0
Wi-Fiモジュールのハードウェアエ
ラー
VC-1025基板のCN4902とWF-1004基板のCN2301がFP-2200
フレキシブル基板で正しく接続されているかを確認する。
E
6
1
1
0
ズーム動作の異常(ズームレンズの
初期化ができない)
ズームレバーを操作したときにズーム動作をすれば,レンズブ
ロックのズーム駆動信号(VC-1025基板CN4001 rdピン)を点検
する。
ズーム動作をしなければズームモータ駆動回路(VC-1025基板
IC6800)を点検する。
*
*
*
(
)
*
Note 1: Adjust StationからAdjust Manualを起動させて
「DESTINATION DATA WRITE」を参照してください。
Note 2: *マークのコードは本機には実装されていない機能です。
Ver. 1.1 2014.06
The changed portions from
Ver. 1.0 are shown in blue.
1-12
HDR-CX530E/CX535/CX610E/PJ530E/PJ540/PJ540E/PJ610E_L2
– JAPANESE –
自己診断コード
症状/状態
対応/方法


ブロック
機能
詳細
コード
E
6
1
1
1
フォーカス,ズーム異常
自己診断コードC:32:60とE:61:10の両方を点検する。
E
6
1
3
0
ステッパIRISイニシャル時リセット
位置検出異常
電源を入れてレンズバリアが開いている状態で,バッテリまた
は電源ケーブルをはずして付け直す。
その際,レンズ内のアイリス羽根が動作していることを確認す
る。
アイリス羽根が動作してない場合は,レンズドライブブロック
のアイリスモータドライブ(VC-1025基板CN4001 wl,ekピン)
を点検する。
アイリス羽根が動作する場合は,アイリス羽根が完全に閉じき
ることを確認し,以下の内容を確認する。
・  アイリス羽根を正常に閉じることができない場合レンズブ
ロックを交換する。
・  アイリス羽根は正常に閉じているが,E:61:30が出る場合
CMOSブロック組立との通信ができているかを確認する。
・  正常に画面が出ていない場合CM-1004基板のCN6702とVC-
1025基板のCN4004がFP-2189フレキシブル基板で接続され
ているかを確認する。
・  正常に画面が出ている場合レンズブロックを交換する。
E
6
2
0
0
手振れ補正が効きにくい(PITCH角
速度センサ出力張り付き)
PITCH角速度センサ(JK-1009基板SE7701)周辺回路を点検す
る。
E
6
2
0
1
手振れ補正が効きにくい(YAW角速
度センサ出力張り付き)
YAW角速度センサ(JK-1009基板SE7701)周辺回路を点検する。
E
6
2
0
2
手振れ補正用ICの異常
「1-6-1. E:62:02(手振れ補正用ICの異常)が出た場合」を参照。
E
6
2
0
3
手振れ補正用ICとマイクロコント
ローラーとの通信異常
手振れ補正回路(VC-1025基板IC7711)を点検。
E
6
2
0
4
Active手振れ補正時の画ゆれが補正
できない
(角速度センサ出力張り付き)
画ゆれ検出角速度センサ(VC-1025基板SE7711) 周辺回路を点
検する。
E
6
2
1
0
シフトレンズ初期化異常
レンズブロックを交換する(Note 3)。
エラーが再度発生する場合は, VC-1025基板を交換する。
E
6
2
1
1
シフトレンズオーバーヒート
(PITCH)
「1-6-2. E:62:11(シフトレンズオーバーヒート(PITCH))が出
た場合」を参照。
E
6
2
1
2
シフトレンズオーバーヒート
(YAW)
「1-6-3. E:62:12(シフトレンズオーバーヒート(YAW))が出
た場合」を参照。
E
6
2
2
0
サーミスタの異常
「1-6-4. E:62:20(サーミスタの異常)が出た場合」を参照。
E
6
2
3
0
CPU異常
電源を入れ直す。
E
9
1
0
1
フラッシュの充電異常
電源を入れ直す。
E
9
1
0
2
LEDビデオライトの異常
電源を入れ直す。
E
9
1
0
3
LEDビデオライトの温度検出異常
電源を入れ直す。
E
9
2
0
1
(バッテリーの) 電流値が最大放電電
流を超えた
バッテリ残量に依存する場合があるので,バッテリ残量を確認
する。次にバッテリを交換して症状が出るか確認する。
バッテリを交換しても症状が出る場合は,エラー発生後に電源
が切れてしまうため,分解して確認する。DCジャック(CN4007)
をVC-1025基板に接続した状態(最小限の接続) でDC / DCコン
バータ(VC-1025基板IC5100) の各チャンネル出力を確認する。
E
9
4
0
0
フラッシュメモリの書込み/消去動
作不良
CX535/PJ530E/PJ540/PJ540E:
フラッシュメモリ(MM-102基板IC8101)を点検する。
CX610E/PJ610E:
フラッシュメモリ(MM-102基板IC8101,IC8201)を点検する。
E
9
4
0
1
フラッシュメモリ内部異常
CX535/PJ530E/PJ540/PJ540E:
フラッシュメモリ(MM-102基板IC8101)を点検する。
CX610E/PJ610E:
フラッシュメモリ(MM-102基板IC8101,IC8201)を点検する。
Note 3: レンズブロックを交換した場合は,Adjust StationからAdjust Manualを起動させて必要な調整項目を実施すること。
 
調整後は手振れ補正ONの状態にして,手持ち動作で手振れ補正が適切に動作していることを確認する。
自己診断コード
症状/状態
対応/方法


ブロック
機能
詳細
コード
E
9
4
0
2
BGMデータ異常
CPU(VC-1025基板IC6000)を点検する。
E
9
5
0
0
GPSハード異常
電源を入れ直す。
E
9
6
0
0
地図領域マウント異常
電源を入れ直す。
E
9
7
0
0
プロジェクタハード異常
電源を入れ直す。
1-6.  シフトレンズエラーの対処方法
VC-1025 BOARD (SIDE A)
C6814 C6815
C6816 C6817
R1401
IC6800
図1. VC-1025基板測定箇所
約 330 msec
注:Lowの区間の長さは場合によって多少異なる
図2. VC-1025基板R1401の出力電圧の変化
*
*
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