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Model
SAL30M28
Pages
48
Size
7.77 MB
Type
PDF
Document
Service Manual
Brand
Device
Digital Camera
File
sal30m28.pdf
Date

Sony SAL30M28 Service Manual ▷ View online

SAL30M28 (DT 2.8/30 MACRO SAM) (DT 30mm F2.8 Macro SAM)
4-2
4-1-2. 
確認/調整順序
確認/調整手順
光学系
END
フランジバック(f'F)確認
4-5-1項
投影解像力の確認
4-4-1項
絞り径の確認
4-2-1項
OK
OK
OK
OK
NG
NG
NG
NG
絞り径の調整
 4-2-2項
フランジバック(f'F)調整
  4-5-2項
 
調整部品:
 ヘリコイドオス位置調整
合焦性誤差量調整
(⊿SB書き込み)
4-8-4項
フォーカスブラシ
位置の確認
4-8-3項
フォーカス
ブラシ位置
の調整
4-8-3項
合焦性誤差量確認
4-6項
OK
NG
OK
球面収差効き玉交換では,下記の部品を交換してください。
(Note) 球面収差改善時の効き玉
1
2
NG
球面収差効き玉の交換
(Note)
電気系(完成検査治具   )
光軸の確認
4-3-1項
光軸の調整
 4-3-2項
前群後群組立交換
NG
OK
前群後群組立
(A-1744-946-A)
投影解像力の調整
 4-4-2項
WIDE片ボケ
調整部品:
調整ワッシャ
SAL30M28 (DT 2.8/30 MACRO SAM) (DT 30mm F2.8 Macro SAM)
4-3
4-2. 
絞り径の確認/調整
4-2-1. 絞り径の確認
使用機器
輝度箱
カメラ(
DSLR-A700
SLT-A37/A57/A58/A65/A77/A99
のいずれか)
AE
マスターレンズ
メモリーカード
パーソナルコンピュータ(
Color Calculator 2
がインストール済みのもの)
1. 
準備
注意
:
 
被検レンズは完成状態で確認を行ってください。
1) 
カメラにメモリーカードを挿入する。
2) 
使用機器,カメラおよび
AE
マスターレンズを
Fig. 4-2-1
のように設定する。
 
輝度箱
輝度: EV12
カメラ
ISO: 100
撮影モード: Mモード
シャッタスピード: 1/125
絞り値: F5.6
フォーカスモード: MF
測光モード: 中央重点平均測光
プリセットホワイトバランス: 白熱灯
D-R: OFF
マスターレンズ,
または被検レンズ
フォーカス: ∞(無限)端
輝度面の中心を撮影する
 Fig. 
4-2-1
3) 
以下の条件で撮影を行い,撮影画像を保存する。
注意
:
 
輝度面の中心を,
AE
マスターレンズと被検レンズでそれぞれ
3
回ずつ撮影してください。
輝度箱の設定
:
輝度
:
EV12
レンズの設定
:
フォーカス
:
∞(無限)端
カメラの設定
:
ISO:
100
撮影モード
:
M
モード
シャッタスピード
:
1/125
絞り値
:
F5.6
フォーカスモード
:
MF
測光モード
:
中央重点平均測光
プリセットホワイトバランス
:
白熱灯
D-R:
OFF




2. 
撮影画像の確認
注意
:
 
撮影画像の確認は,
AE
マスターレンズで撮影した画像と被検レンズで撮影した画像の両方に対して行ってください。
1) Color 
Calculator 
2
を立ち上げる。
 
 Fig. 
4-2-2
2) 
ファイルメニューから,撮影画像を読み込む。
Fig. 4-2-3
3) Color Calculator 2
を以下のように設定する。
 
測定値表示(表示メニュー)
: RGB+L*a*b*
 
測定方法(表示メニュー)
: Center 
Single 
Area
 
 Fig. 
4-2-4
 
色空間(設定メニュー)
: sRGB
 
 Fig. 
4-2-5
 
測定エリアサイズ(設定メニュー→オプション)
: 256
×
256 Pixels
 
 Fig. 
4-2-6
SAL30M28 (DT 2.8/30 MACRO SAM) (DT 30mm F2.8 Macro SAM)
4-4
4) Calculate
ボタンをクリックし,撮影画像の測定を行う。
5) 
撮影画像の測定が終了したら,
G
の値を確認する。
 
マスターレンズで撮影した画像
3
点の
G
の平均値
: (a)
とする
 
被検レンズで撮影した画像
3
点の
G
の平均値
: (b)
とする
 
G の値を確認する
Calculateボタン
 Fig. 
4-2-7
3. 
確認方法
1) 
下記の計算式で絞り誤差を算出し,絞り誤差が規格値を満足していることを確認する。
絞り誤差
 = 
被検レンズの
G
の平均値
 (b) - 
マスターレンズの
G
の平均値
 (a)
規格値:
 
絞り誤差
 = -15 
 +10
2) 
絞り誤差が規格値を満足していない場合は,
4-2-2. 
絞り径の調整」を行う。
4-2-2. 絞り径の調整
使用機器
(
専用機器のみ記載
)
ボンド
(B-10)
1. 
プリセットリングのレバー
(
プリセットレバー
)
を動かして,プリセットレバーを絞り開放当たり位置で固定する。
2. 
ねじ
2
本を僅かにゆるめて左右に動かすことにより
作動レバーが左右に動く状態にする。
3. 
後玉側から光源を覗いてねじ
2
本を左右に動かし
絞り羽根が隣接枠へ完全に隠れ始める位置でねじ
2
本を締め付ける。
本体組
プリセットレバー
ねじ
ボンド(B-10)
を塗布
 Fig.4-2-8
4. 
4-2-1. 
絞り径の確認」を行い,絞り誤差が規格値を満足するまで手順
1. 
 3. 
を繰り返す。
5. 
調整終了後,手順
 3.
で締め付けたねじ
2
本の指示部に,ボンド
(B-10)
を塗布する。
4-1-2. 
調整手順
4-3. 
光軸の確認/調整
フランジバック
 (f F) 
測定器の設定
使用機器
1000 mm
コリメータ
フランジバック測定器
A
マウントアタッチメント
フランジバックゲージ(
43.50 mm
1. 
準備
1) 
測定器を
Fig. 4-3-1
のように設定する。
 
フランジバックゲージ(43.50 mm)
Aマウントアタッチメント
対物レンズ(10x)
ダイヤルゲージ
(最小目盛り: 0.01 mm)
目盛りリング
接眼レンズ(7x)
視度調節リング
 Fig. 
4-3-1
2) 
フランジバック測定器の視度調節リングを回し,接眼レンズ内の十字線または目盛りがはっきりと見えるように調節する。
3) 
フランジバックゲージ
 (43.50 mm) 
A
マウントアタッチメントに密着させ,保持する。
4) 
フランジバック測定器のノブを回転させて,フランジバックゲージ
 (43.50 mm) 
の細かい線にピントを合わせる。
注意
:
 
必ず
Fig. 4-3-2
の矢印方向にピント合わせを行ってください。
 
ノブ
中心付近の細かい線にピントを合わせる
ピント合わせ方向
 Fig. 
4-3-2
5) 
ダイヤルゲージの目盛りリングを回して,ダイヤルゲージの指針を
0
に合わせる。
注意
:
 
この位置がフランジバック値
 (f F) = 43.50 mm
となります。
 
短針の位置を記憶しておいてください。



SAL30M28 (DT 2.8/30 MACRO SAM) (DT 30mm F2.8 Macro SAM)
4-5
4-3-1. 光軸の確認
1) 
フランジバック測定器に被検レンズを取り付け,
1000 mm
コリメータを設置する。
 
1000 mmコリメータ
被検レンズ
 Fig. 
4-3-3
2) 
被検レンズのフォーカスリングを ∞(無限遠)指標または∞(無限遠)側の当たり に設定して顕微鏡を覗き,チャート像が中央
に見えるように光軸を合わせる。
3) 
顕微鏡を覗きながらフランジバック測定器のノブを回転させ,ピントが合う位置で止める。
 
また,同時に光軸の見え方を確認する(
Fig. 4-3-4
参照)。
注意
:
 
図は一例を示しています。実際のチャートの見え方とは異なる場合があります。
 
最良の状態
センターブレおよびアス
フランジバック測定器のダイヤルを回して
ピント合わせを行うと,チャート像がずれる。
 Fig. 
4-3-4
4) 
下記手順
(1)
(6)
を行い,
 AS
値および
CB
値が規格値以内かどうかを確認する。
 
注意
:
 
規格値が「
CB
」のみの場合は,手順(1)∼(3)は必要ありません。
 AS: 
 
リングチャートにピントをあわせた時,リングチャート像のフレアーが十字方向に分かれて見える現象。
(Fig. 4-3-5 (a))
(1) 
チャート端の二点
(
ほぼ対称の位置
)
におけるフレアーが最も少なくなる位置(
Fig. 4-3-5 (b)
矢印
)
でダイヤルを止めて,ダイ
ヤルゲージの値を読み取る。
 <A>
(2) 
上記
(1)
の位置に対して
90
°位相をずらしたチャート端の二点におけるフレアーが最も少なくなる位置(
Fig. 4-3-5 (c)
矢印)
でダイヤルを止めて,ダイヤルゲージの値を読み取る。
 <B>
(3) AS
値を算出(
<A>
<B>
の差分絶対値)し,規格値以内かどうかを確認する。
 AS
 = <A> - <B>
 CB:
 
リングチャートにピントをあわせた時,リングチャート像の一方向のフレアーが大きく尾を引いて見える現象。
(Fig. 4-3-5 (d))
(4) 
最大フレアー側のチャート端で最もピントが合う位置(
 Fig. 4-3-5 (e)
矢印
)
でダイヤルを止めて,ダイヤルゲージの値を読
み取る。
 <C>
(5) 
最大フレアーと
180
°反対側のチャート端で最もピントが合う位置(
 Fig. 4-3-5 (f)
矢印
)
でダイヤルを止めて,ダイヤルゲー
ジの値を読み取る。
 <D>
(6) CB
値を算出(
<C>
<D>
の差分絶対値)し,規格値以内かどうかを確認する。
 CB
 = <C> - <D>
 
(1)
(1)
(2)
(2)
(5)
(4)
AS
E
D
F
H
G
I
CB
 Fig. 
4-3-5
規格値
CB(
センターブレ
)
0.08
AS(
軸上アス
)
0.05
 Table 
4-3-1
5) 
光軸が規格値を満足していない場合は,
4-3-2. 
光軸の調整」を行う。
6) 
規格値を満足している場合,
4-4-1. 
投影解像力の確認」を行う。
4-3-2. 光軸の調整
1. 
前群後群組立の交換を行う。
前群後群組立
フィルターねじ枠
外筒
 Fig.4-3-6
2. 
再度,
4-3-1. 
光軸の確認」を行う。
3. 
規格値を満足している場合,
4-4-1. 
投影解像力の確認」を行う。
4-1-2. 
調整手順
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