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4-17
SAL2470Z (Vario-Sonnar 2.8/24-70 ZA) (Vario-Sonnar T
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24-70mm F2.8 ZA SSM)
4) Calculate ボタンをクリックし,撮影画像の測定を行う。
5) 撮影画像の測定が終了したら,
“G”の値を確認する。
マスターレンズで撮影した画像 3 点の“G”の平均値: (a)とする
被検レンズで撮影した画像 3 点の“G”の平均値:
(b)とする
Fig.4-2-7
3. 確認方法
1) 下記の計算式で絞り誤差を算出し,絞り誤差が規格値を満足していることを確認する。
絞り誤差 = 被検レンズの“G”の平均値(b) - マスターレンズの“G”の平均値(a)
規格値
絞り誤差 = − 25 ∼ 0(WIDE 端: 24 mm)
2) 絞り誤差が規格値を満足していない場合は,
「4-2-2. 絞り径調整」を行う。
Calculate ボタン
“G”の値を確認する
4-18
SAL2470Z (Vario-Sonnar 2.8/24-70 ZA) (Vario-Sonnar T
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24-70mm F2.8 ZA SSM)
4-2-2. 絞り径調整
本製品は,開放 F 値の時に絞り羽根が僅かながら光路に残り,絞り径がズーム操作により変化するので,下記の要領で調整し
てください。
使用機器
・ボンド(B-10)
・絞り開放冶具
・レンズ専用治具
・レンズ専用治具チップ A
・レンズ専用治具チップ B
・2 群締付け治具
1. 準備
1) レンズ本体から Fig4-2-8 に示す部品を取り外す。
2) ズームを 70mm にセットする。
3) 絞り開放冶具を取り付け,絞りを開放にする。
Fig.4-2-8
2群部組
カム環遮光環
1群部組
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24-70mm F2.8 ZA SSM)
2. 調整方法
1) レンズ前面から絞りブロックを回転させ,絞り羽根がちょうど絞り押え環に隠れるところに調整する。
(Fig4-2-9)
2) 絞り開放冶具をいったん取り外した後に再度取り付け,絞り羽根の位置を確認する。
3) 再度絞り誤差を確認し,規格値を満足するまで確認・調整を繰り返す。
4) 調整完了後,指示部 4 箇所にボンド(B-10)を 10mm 幅で塗布する。
(Fig4-2-9)
Fig.4-2-9
絞り押さえ環
絞り押さえ環
スプリング
スプリング
絞りブロック
ボンド(B-10)塗布
ボンド(B-10)塗布
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24-70mm F2.8 ZA SSM)
4-3.
光軸の確認/調整
4-3-1. 光軸の確認/調整
使用機器
・ 1000 mm コリメータ
・ フランジバック測定器
・ A マウントアタッチメント
・ フランジバックゲージ(43.50mm)
1. 準備
1) 測定器を Fig.4-3-1 のように設定する。
Fig.4-3-1
2) フランジバック測定器の視度調節リングを回し,
接眼レンズ内の十字線または目盛りがはっきりと見えるように調節する。
3) フランジバックゲージ(43.50mm)をフランジバック A マウントアタッチメントに密着させ,保持する。
4) フランジバック測定器のノブを回転させて,フランジバックゲージ(43.50mm)の細かい線にピントを合わせる。
注意:
必ず Fig.4-3-2 の矢印方向にピント合わせを行ってください。
Fig.4-3-2
5) ダイヤルゲージの目盛りリングを回して,ダイヤルゲージの指針を“0”に合わせる。
注意:
この位置がフランジバック値(f'F) = 43.50 mm となります。
短針の位置を記憶しておいてください。
Aマウントアタッチメント
視度調節リング
接眼レンズ(7x)
目盛りリング
対物レンズ(10x)
フランジバックゲージ(43.50mm)
ダイヤルゲージ(最小目盛り: 0.01mm)
ピント合わせ方向
中心付近の細かい線にピントを合わせる
ノブ
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