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Model
ILCA-77M2 ILCA-77M2M ILCA-77M2Q
Pages
37
Size
13.81 MB
Type
PDF
Document
Service Manual
Brand
Device
Digital Camera / LEVEL2
File
ilca-77m2-ilca-77m2m-ilca-77m2q.pdf
Date

Sony ILCA-77M2 / ILCA-77M2M / ILCA-77M2Q Service Manual ▷ View online

ILCA-77M2/77M2M/77M2Q_L2
1-9
1-5.  ASスライダーユニット(863)チェック方法
ASスライダー B Assy T又はASアクチュエータホルダAssyを交換する前に,必ず以下の確認を行ってください。
(1)  CVリアカバー Assy(880)を取り外し,ASスライダーユニット(863)を仮付けします。
(2)  ASスライダーユニット(863)を写真のように上向きにセットし,ボディを安定した場所に置きます。
 
(3)  調整ソフトの「Slider Unit Check」を行い,PITCH,YAW方向の動きを確認し,エラーが出た場合,PITCH,YAWの
 
動きに対応した部品に交換します。
 
– JAPANESE –
1-6.  手ぶれリバイス調整方法
ASスライダー B Assy T又はASアクチュエータホルダAssyを交換した後は,必ず以下の確認を行ってください。
(1)  カメラのCVリアカバー Assy(880)を取り外し,ASスライダーユニット(863)にイメージャを組み付けた状態で仮付けして,
 
ボディ,ASスライダーユニット(863)を立てた状態を保持します。
 
(2) 調整ソフトの「Slider Unit Check」を行い,調整結果がOKか確認します。
(3) 調整ソフトの「Tebure Revise Adj.」を行い,調整結果がOKか確認します。
(4) ASスライダーユニット(863)をセットに組み付けます。
 
ILCA-77M2/77M2M/77M2Q_L2
1-10
– JAPANESE –
1-7.  ASスライダー B ASSY Tの交換方法
取り外し方
(1) スプリングを取り外します。
 
スプリング
(2) エナメル線の半田付け2箇所を取り外します。
 
半田
半田
(3) フレキシブル基板をASスライダー B Assy Tから取り外しま
す。
 
フレキシブル基板
(4) ビス2本を取り外します。
 
(5) ASボールホルダユニットを取り外します。
 
AS
ボールホルダ
ユニット
(6) ボールベアリング2個を取り外します。
 
ボールベアリング
ボールベアリング
(7) キャップSP(Pitch,Yaw共に)を取り外します。
 
キャップSP
(8)  キャップ(Pitch,Yaw共に)を取り外します。
 
キャップ
(9)  ASスライダー Aを取り外します。
 
A
を先に取り外すと容易に取り外すことが出来ます。
 
AS
スライダーA
A
(10) ASスライダー B Assy Tを取り外します。
 
B
を先に取り外すと容易に取り外すことが出来ます。
 
AS
スライダーB Assy T
B
(11) ボールベアリング3個を取り外します。
 
ボールベアリング
組み付け方
注意: ASアクチュエータホルダAssyを組み付けた後に作業を行ってください。
組み付け時は,取り外し手順の逆に行ってください。
下記指示部に,グリスを塗布してください。
 
* グリスの塗布後,ボールベアリングを組み付けてください。
 
ボールベアリング
G G-15
 
AS
スライダーB Assy T
G G-15およびG G-116
 
* グリスの塗布後,ボールベアリングを組み付けてください。
 
ボールベアリング
G G-15
ボールベアリング
G G-15
ILCA-77M2/77M2M/77M2Q_L2
1-11
– JAPANESE –
1-8.   ASアクチュエータホルダASSYの交換方法
取り外し方
注意: ASスライダー B Assy Tを取り外した後に作業を行って
 
 ください。
(1)  エナメル線の半田付けを取り外します。
 
半田
(2)  フレキシブル基板をASアクチュエータホルダAssyの
 
フックから取り外します。
 
フック
(3)  ビス4本を取り外し,ASアクチュエータホルダAssyを取り
 
外します。
 
AS
アクチュエータホルダAssy
組み付け方
注意: ASスライダー B Assy Tを組み付ける前に作業を行って
 
 ください。
組み付け時は,取り外し手順の逆に行ってください。
下記指示部に,グリスを塗布してください。
 
AS
アクチュエータホルダAssy
G G-15およびG G-116
1-9.  AP絞りリング取り外し時の注意
AP絞りリングを取り外すと、絞りチャージ量を保持出来なくなります。AP絞りリングを取り外した後、下記の方法でチャージ量を
保持してください。
(4)  APピンを差し込んだまま、リングローラ BとAPリングロー
ラ (C)を取り外す。
 
ピン
AP
リングローラー (C)
リングローラーB 
(5)  ピンを差し込んだまま、AP絞りリングを取り外す。
 
ピン
AP
絞りリング
(1)  AP絞りリングを時計方向に突き当たるまで回転させる。 
 
AP
絞りリング
(2)  ねじ6本を外し、MB A マウントとMBリングSP COMを取外
す。
MB
リングSP COM
MB A 
マウント
(3)  前枠の穴からピン(直径1mm程度)を差し込み、ピンの先を
APセンサーギアの切り欠きに落としこんで、APセンサーギ
アを固定する。
ピン
ピン
AP
センサーギアの
切り欠き
前枠の穴
ILCA-77M2/77M2M/77M2Q_L2
1-12E
1-10.  絞りチャージ方法
AP絞りユニットを取り付ける際は、下記の手順で絞りチャージを行なってください。
(1)  ばねの腕がフリー (初期位置) になっていることを確認す
る。
 
ばねの腕がフリー
(初期位置)
(2)  APトルクリミッタ組立 (T)を動かし、APセンサーギアの切
り欠きと側面チャージ台板の切り欠きの位置を合わせる。
 
AP
トルクリミッター組立(T)
AP
センサーギアの
切り欠き
側面チャージ台板の
切り欠き
(3)  APトルクリミッタ組立 (T)を反時計方向に回転させてAP
センサーギアを3回転(約1000度)させ、前枠の穴とAPセン
サーギアの切り欠きの位置を合わせる。
 
AP
センサーギアの
切り欠き
AP
センサーギアを3回転させる
前枠の穴
AP
トルクリミッター組立(T)
(4)  前枠の穴からピン(直径1mm程度)を差し込み、ピンの先を
APセンサーギアの切り欠きに落としこんで、APセンサーギ
アを固定する。
 
ピン
ピン
AP
センサーギアの
切り欠き
(5)  ピンを差し込んだまま、AP絞りリングのマークをリミット
ギヤ組立の中心(突起の図の範囲にマークが重なる位置)に
合わせて取り付ける。
 
ピン
隙間が空い
ている
平行かつ突起の
右と接する
前枠中心に向かう
AP
絞りリングのマークが
2
本の平行線の間にあること。
AP
絞りリング
– JAPANESE –
1-11. AP絞りリングとAPセンサーギアの位相確認方法
AP絞りリングを取り付け後、下記の手順でAP絞りリングとAPセンサーギアの位相を確認してください。
(1)  APトルクリミッター組立 (T) を時計方向に回転させてAP絞
りリングを突き当たるまで回転させる。
 
AP
絞りリング
AP
トルクリミッター組立(T)
(2)  AFP-007フレキシブル基板LN8201-LN8202間の抵抗値を
測定し、100 ∼ 450Ωであることを確認する。
 
LN8202
AFP-007
フレキシブル基板
LN8201
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