DOWNLOAD Sony DSC-WX300 (serv.man2) Service Manual ↓ Size: 6.86 MB | Pages: 37 in PDF or view online for FREE

Model
DSC-WX300 (serv.man2)
Pages
37
Size
6.86 MB
Type
PDF
Document
Service Manual
Brand
Device
Digital Camera / LEVEL2
File
dsc-wx300-sm2.pdf
Date

Sony DSC-WX300 (serv.man2) Service Manual ▷ View online

DSC-WX300_L2
1-6
1-1.  SY-1015基板交換時の注意
仕向けデータ
補修用基板と交換する時,補修用基板に書かれている仕向けデータは元の設定と違っている場合があります。
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて「DESTINATION DATA WRITE」を実行させてください。
リストアデータ
補修用基板と交換する時,交換前の基板よりデータを取得してください。
データの取得はAdjust StationからAdjust Manualを起動させて「RESTORE DATA」を実行させてください。
本機で取得されるデータは下記になります。
・ PRODUCT ID & USB SERIAL No.
・ Angular Velocity Sensor sensitivity adjustment
・ AWB standard data input & check, Color reproduction check
・ Strobe adjustment
ネットワーク設定の消去
SY-1015基板を交換する際は,基板を交換する前にお客様のネットワーク設定を消去してください。
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて「NETWROK SETTING RESET」を実行させてください。
USBシリアルNo.およびプロダクトIDについて
本機はセット固有のID(USBシリアルNo.)と機種固有のID(プロダクトID)を書き込んだ後に出荷されています。
新品の補修用基板にはこれらのIDが書き込まれていないため,基板交換後にIDを入力する必要があります。
補修用基板に交換した後はAdjust StationからAdjust Manualを起動し,「PRODUCT ID & USB SERIAL No. INPUT」を実行させてIDを入
力してください。
Note:  新しくプロダクトIDを入力すると,必ずしも基板交換前のIDと同じIDになるとは限りません。新しいIDと元のIDが違う場合にはお客様がユーザー登録さ
れているIDと相違が出てしまう可能性があります。
MAC アドレスの更新
Wi-Fi 搭載基板を交換した時,またはメイン IC (CPU) が搭載されている基板を交換した場合,IC の固有番号 (MAC アドレス) を取り
込み直す必要があります。
下記の作業を実施して,IC の固有番号 (MAC アドレス) を取り込み直してください。
1.  TISSホームページより 最新版の Adjust manual をダウンロードする。
2.  ダウンロードした Adjust manual をインストールする。
3.  ADJUST タブにある「Wireless LAN check」を実施する。
4.   セット本体を下記のように操作する。
  
MENU →   (設定) → 設定リセット → 
 (ネットワーク設定) → [MACアドレスの表示] → 中央の●で決定
5.   MAC アドレス の表示が更新されていることを確認する。
対象となる部品
・  SY-1015 BOARD, COMPLETE (SERVICE)
Note:  
 Adjust manual 内の DATA タブにある,ADJUSTMENT DATA BACKUP にある機能,LOAD AND WRITE は,セットの全てのデータを上書き
します。
 
 
そのため,上記の操作で更新した MAC アドレス も上書きされてしまいます。
上記の操作は全ての作業を実施した後に行ってください。
交換修理後はMAC アドレスが変更されていますので,お客様に接続機器の再設定をしていただく必要があります。そのため巻末
の投げ込みをプリント出力し,セットに添付して返却してください。
– JAPANESE –
角速度センサ
補修用基板と交換する時,角速度センサ(SE401)の感度表示を書き留めてください。
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて「Angular velocity sensor sensitivity adj.」を実行させてください。
SE401
Y  P
Y P
Type B:
Type A:
SY-1015 BOARD
(SIDE B)
P: PITCH感度表示
Y: YAW感度表示
Note:SY-1015基板のSE401感度表示は補修用基板にしか記載されておりません。
1-2.  Destination Data ファイルの追加について
Adjust manual に含まれる Destination Data ファイルが古い場合, 
「DESTINATION DATA WRITE」 が実行できないことがあります。
その場合は,下記の手順を参考にして, TISS ホームページより新しい Destination Data ファイル を入手してください。 
Note 1:  この機種で仕向け設定を行うには,DSC-WX50シリーズの Adjust manual がインストールされている必要があります。
 
 
先に DSC-WX50 シリーズの Adjust manual をインストールしてください。
Note 2:  手順中の画像は実際と異なる場合があります。
1)  使用している Adjust manual の Destination Data ファイルが古い場合, Fig. 1 のようなウインドウが表示される。
 
[OK] ボタンをクリックする。
 
 
 Fig. 
1
2)  Destination Data Write ウインドウが表示される。 
 
 
 
 
Adjust manual の保持している Destination Data ファイル のバージョンを確認する。 
 
 
Destination Ver. ウインドウ
DSC-WX300_L2
1-7
– JAPANESE –
3)  TISSホームページにて,新しい Destination Data ファイルを入手したい機種を検索する。 
 
Destination  Data  ファイルが更新されている場合,「Destination  File  For  機種名 .zip」 という名称のファイルが登録されてい
る。 
 (例) Destination File For DSC-WX50.zip
 また,Remarks欄にはこの Destination Data ファイルが対応するバージョンが記載されています。
 Note: バージョンが更新されていなかった場合は,サービスヘッドクォーターへお問い合わせください。
4)  該当機種の Destination Data ファイルをダウンロードし,解凍する。 
 
5)  Adjust manual の Adjust タブにある,「DESTINATION DATA WRITE」 を実行する。
 
[START] ボタンをクリックする。
 
6)  ウインドウ内の [File Update] ボタンをクリックする。
 
 
7)  ファイルを選択する画面が出るので,追加する Destination Data ファイルを選択し, [開く] ボタンをクリックする。
 
 
8)  ファイルの追加が成功すると, 下記のような画面が出る。
 
 
9)  Destination Ver. ウインドウを確認し,バージョンが更新されていることを確認する。
 
Destination Ver. ウインドウ
DSC-WX300_L2
1-8
– JAPANESE –
1-4.  内蔵メモリーのデータコピーおよび消去方法
内蔵メモリーのデータコピーまたは消去はメニューの操作から実行可能です。(消去する場合は内蔵メモリーの初期化を行います。)
Note1:SY-1015基板交換の際は,基板交換前に内蔵メモリーのデータを消去して下さい。
Note2:SY-1015基板交換の際は,基板交換後に内蔵メモリーのフォーマットおよび初期化を実行して下さい。
内蔵メモリーのコピー方法
コピー
内蔵メモリーに記録した画像を、メモリーカードに一括コピーします。
1.  充分な空き容量のあるメモリーカードを本機に入れる
2.  MENU 
 
(設定)
 
(メモリーカードツール)
[コピー]
[OK]
 中央の
で決定
ご注意
充分に充電したバッテリーをご使用ください。残量の少ないバッテリーを使用して画像ファイルを
コピーすると、バッテリー切れのためデータを転送できなかったり、データを破損するおそれがあ
ります。
画像ごとのコピーはできません。
データをコピーしても、内蔵メモリー内のデータは削除されません。内蔵メモリーの内容を消去す
るには、コピー後にメモリーカードを本体から取りはずし、[内蔵メモリーツール]の[フォー
マット]を行ってください。
データをコピーすると、現在の指定している記録フォルダに一番最後のファイル番号でコピーされ
ます。
内蔵メモリー,もしくはメモリーカードのフォーマット方法
フォーマット
メモリーカード、または内蔵メモリーをフォーマット(初期化)します。
メモリーカードの動作を安定させるために、メモリーカードを本機ではじめてお使いになる場合には、
まず、本機でフォーマットすることをおすすめします。フォーマットすると、メモリーカードに記録さ
れている全てのデータは消去され、元に戻すことはできません。大切なデータはパソコンなどに保存し
ておいてください。
1.  MENU 
 
(設定)
 
(メモリーカードツール)、または
(内蔵メモリーツール)
[フォーマット]
 [OK] 
 中央の
で決定
ご注意
フォーマットすると、プロテクトしてある画像も含めて、すべてのデータが消去され、元に戻せま
せん。
1-3.  Wi-Fi機能の確認
Wi-Fi 機能を確認するときは以下の手順で行ってください。
用意する機器: Wi-Fi接続の可能なWindowsパソコン
1.  本機の電源を入れる。
2.  MENUボタンを押してメニュー項目から「Wi-Fi」を選択する。
3.  コントロールホイール中央のセットボタンを押すと「Wi-Fi準備中」の画面に切り替わる。
4.  Wi-Fi準備が完了すると以下の画面に切り替わり,Wi-Fi接続のためのパスワードが表示される。
スマートフォン操作
スマートフォンを操作して
本機にWi-Fi接続してください
SSID 
DIRECT-XXXX:DSC-XXXX
パスワード
 XXXXXXXX
機器名称
 DSC-XXXX
Wi-Fi
終了
5.  パソコン側で接続可能なワイヤレスネットワークとして,本機が検出されることを確認する。
6.  さらに接続可能なことを確認したい場合には本機とパソコンを接続後,コントロールパネルの「ネットワークとインターネット」 
→ 「ワイヤレスネットワークの管理」からネットワーク接続リストを開くと,リストに本機が表示される。
DSC-WX300_L2
1-9
– JAPANESE –
1-5.  内蔵メモリーへデータを書き戻す方法
通常は,PCからカメラの内蔵メモリへデータを書き込むことはできない設定になっています。
基板交換後などに,内蔵メモリへデータを書き戻す場合には,この設定を一時的に変更する必要があります。
設定の変更は,Adjust StationからAdjust Manualを起動させて書き込み許可ツール(Write Enable Tool)を使用します。
書き戻し方法 
1)  Adjust StationからAdjust Manualを起動する。
2) 
 (Write Enable Tool)ボタンをクリックする。
3) 
Activate Write Enable Mode ボタンをクリックする。
 
4)  設定の変更が終了すると,次のメッセージが表示されますので OK ボタンをクリックする。
 
5)  ドライバを元に戻して,カメラとPCをマスストレージ接続する。
6)  PCに読み出しておいたデータをカメラの内蔵メモリに書き込む。
7)  カメラとPCの接続を解除し,カメラの電源をOFFにする。
注意: カメラの電源をOFFにすることにより,書き込み許可の設定が解除されます。
1-6.  自己診断機能
1-6-1. 自己診断機能について
本機の動作に不具合が生じたとき,自己診断機能が働き,LCD
画面に,どう処置したらよいか判断できる表示を行います。自
己診断機能については取扱説明書にも掲載されて
います。
1-6-2. 自己診断表示
本機の動作に不具合が生じたとき,LCD画面にアルファベッ
トと4桁の数字が表示され,3.2Hzで点滅します。この5文字の
表示によって対応者分類および不具合の生じたブロックの分
類,不具合の詳細コードを示します。
0 0
C
2
 
3
対応者分類 
「1-6-3. 自己診断コード表」を参照 
対応方法の違いにより分類 
例 
 
 
 メモリーカードをフォーマットする 
3
1
32 ・・ ・電源を入れ直す 
ブロック分類 
詳細コード 
3.2 Hz点滅 
C  :お客さま自身で対応 
E  :サービスエンジニア 
 
で対応 
LCD画面 
Page of 37
Display

Click on the first or last page to see other DSC-WX300 (serv.man2) service manuals if exist.