DOWNLOAD Sony HDR-PJ50 / HDR-PJ50E / HDR-PJ50V / HDR-PJ50VE / HDR-XR160 / HDR-XR160E (serv.man2) Service Manual ↓ Size: 6.64 MB | Pages: 31 in PDF or view online for FREE

Model
HDR-PJ50 HDR-PJ50E HDR-PJ50V HDR-PJ50VE HDR-XR160 HDR-XR160E (serv.man2)
Pages
31
Size
6.64 MB
Type
PDF
Document
Service Manual
Brand
Device
Movie / LEVEL 2
File
hdr-pj50-hdr-pj50e-hdr-pj50v-hdr-pj50ve-hdr-xr160-.pdf
Date

Sony HDR-PJ50 / HDR-PJ50E / HDR-PJ50V / HDR-PJ50VE / HDR-XR160 / HDR-XR160E (serv.man2) Service Manual ▷ View online

HDR-PJ50/PJ50E/PJ50V/PJ50VE/XR160/XR160E_L2
1-5
– ENGLISH –
– JAPANESE –
1-1.  修理時の電源供給について
本機では,安定化電源(8.4Vdc)からバッテリ端子に電源を供給した場合,約10秒後にシャットオフし,動作しなくなります。
これを避けるため,下記の方法を用いてください。
方法:
ACアダプタを使用する。
1-2.  VC-621基板交換時の注意
基板交換時は,下記の点に注意してください。
仕向けデータ
補修用基板と交換する時,補修用基板に書かれている仕向けデータは元の設定と違っている場合があります。
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて「DESTINATION DATA WRITE」を実行させてください。
補修用基板交換後、電源を入れると内蔵記録メディアエラーが表示される場合がありますが、「DESTINATION  DATA  WRITE」を実行
させると消えます。「DESTINATION DATA WRITE」実行しても消えない場合は、内蔵記録メディアをフォーマットしてください。
USBシリアルセーブ
補修用基板と交換する時,交換前の基板よりUSBシリアルNo.を取得してください。
データの取得はAdjust StationからAdjust Manualを起動させて「USB SERIAL SAVE」を実行させてください。
USBシリアルNo.
セットは,1台毎に異なる固有のID(USB Serial No.)を書き込んだ後,出荷されています。
新品の補修用基板には,このIDが書き込まれていないので,基板交換後にIDを入力する必要があります。
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて「USB SERIAL No. INPUT」を実行させてください。
プロジェクター用のデータ
補修用基板と交換する時,交換前の基板より下記のデータを取得してください。
・ Fixed value(プロジェクターの照射性能を示す値)。
・ Serial number(プロジェクターユニットの製造シリアル番号)。
データの取得はAdjust StationからAdjustManualを起動させて、[DATA]タブにある[Projector Data Reference]を参照してください。
1-3.  MS-454基板交換時の注意
角速度センサ
補修用基板と交換する時,角速度センサSE7501 (PITCH/YAW) の感度表示を書き留めてください。
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて「GYRO sensor sensitivity adj.」を実行させてくだ
MS-454 BOARD (SIDE B)
SE7501
YY
PP
G1
G2
PP:
PITCH 感度表示
YY:
YAW 感度表示 
Note:MS-454基板のSE7501 (PITCH/YAW) 感度表示は補修用基板にのみ記載されています。
Projector problem checking procedure (indication on brightness)
Yes
No
OK
NG
OK
NG
OK
NG
A
B
Indicated defective
projector received
Measure brightness.
( 2)
Measure brightness.
( 2)
Indication on
brightness
Inspect projector
LED.
( 1)
1 Refer to the ADJUST tab of Adjust Manual.
2 Refer to the SERVICE tab of Adjust Manual.
END
(See page 1-4)
(See page 1-4)
Replace projector unit. ( 1)
Projector Data Input
Fixed value input
Enter the number on the label attached to the unit.
Serial number input
LD40
Syywwnnnnn
Enter the red part.
The changed portions from
Ver. 1.0 are shown in blue.
Ver. 1.1 2011.08
HDR-PJ50/PJ50E/PJ50V/PJ50VE/XR160/XR160E_L2
1-6
– JAPANESE –
1-4.  自己診断機能
1-4-1. 自己診断機能について
本機の動作に不具合が生じたとき,自己診断機能が働き,LCD
画面に,どう処置したらよいか判断できる表示を行います。「自
己診断表示」と「サービスモード表示」の2つの表示があります。
自己診断機能については取扱説明書にも掲載されています。
1-4-2. 自己診断表示
本機の動作に不具合が生じたとき,LCD画面のカウンタ表示部
分がアルファベットと数字の4桁表示になり,3.2Hzで点滅しま
す。この5文字の表示によって対応者分類および不具合の生じ
たブロックの分類,不具合の詳細コードを示します。
0 0
C
2
3
対応者分類 
「1-4-3. 自己診断コード表」を参照 
対応方法の違いにより分類 
例 
 
 
 メモリーカードをフォーマットする 
3
1
32 ・・ ・電源を入れ直す 
ブロック分類 
詳細コード 
3.2 Hz点滅 
C  :お客さま自身で対応 
E  :サービスエンジニア 
 
で対応 
LCD画面 
1-4-3. 
自己診断コード表
自己診断コード
症状/状態
対応/方法


ブロック
機能
詳細
コード
C
0
4
0
0
標準以外のバッテリを使用している
インフォリチウムバッテリを使用する。
C
0
6
0
0
バッテリが高温になっている
バッテリを交換するか, バッテリを涼しいとこに置く。
C
1
3
0
1
フォーマットしていないメモリー
カードを入れた
メモリーカードが壊れている
メモリーカードをフォーマットする。
新しいメモリーカードに交換する。
C
1
3
0
2
アクセスエラー
電源を外し,再度入れ直してから操作する。
C
1
3
0
3
アクセスエラー (外部メディア)
電源を入れ直す。
C
1
3
0
4
ドライブの異常 (外部メディア)
電源を入れ直す。
C
E
3
2
6
1
6
0
0
0
フォーカスが合いにくい
(フォーカスの初期化ができない)
操作スイッチの電源を入れ直す。
復 帰 し な い 場 合, レ ン ズ ブ ロ ッ ク の フ ォ ー カ スMRセ ン サ
(LD-279基板CN4001r;,raピン)を点検する。
異常なければフォーカスモータ駆動回路(VC-621基板IC1301)
を点検する。
E
2
0
0
0
フラッシュメモリが書き換えられて
いる
フラッシュメモリのデータを元の値に戻す。(注意1)
E
3
1
0
0
ドライブの異常
電源を入れ直す。
注意1:  Adjust StationからAdjust Manualを起動させて「DESTINATION DATA WRITE」を参照してください。
注意2:  *マークのコードは本機には実装されていない機能です。
*
*
*
(                                           )
*
自己診断コード
症状/状態
対応/方法


ブロック
機能
詳細
コード
E
6
1
1
0
ズーム動作の異常(ズームレン
ズの初期化ができない)
ズームレバーを操作したときにズーム動作をすれば,レンズブロッ
クのズームリセット信号(LD-279基板CN4001 wd,wfピン,CN4005 
rk
,ifピンまたはVC-621基板CN1007 rk,ifピン)を点検する。
ズーム動作をしなければズームモータ駆動回路(LD-279基板IC5201)
を点検する。
E
6
1
1
1
フォーカス,ズーム異常
自己診断コードC:32:60とE:61:10の両方を点検する。
E
6
1
3
0
ステッパIRISイニシャル時リセット
位置検出異常
電源を入れてレンズバリアが開いている状態で、バッテリまたは電源ケーブル
をはずして付け直す。
その際、レンズ内のアイリス羽根が動作していることを確認する。
アイリス羽根が動作してない場合は、レンズドライブブロックのアイリスモー
タドライブ(LD-279基板CN4001 rf, t; ピン または CN4002 qj, qk ピン)を点
検する。
アイリス羽根が動作する場合は、アイリス羽根が完全に閉じきることを確認し、
以下の内容を確認する。
・  アイリス羽根を正常に閉じることができない場合レンズブロックを交換す
る。
・  アイリス羽根は正常に閉じているが、E:61:30が出る場合CMOSブロック組
立との通信ができているかを確認する。
・  正 常 に 画 面 が 出 て い な い 場 合CM-114基 板 のCN6901とVC-621基 板 の
CN1004がFP-1324フレキシブル基板で接続されているかを確認する。
・  正常に画面が出ている場合レンズブロックを交換する
E
6
2
0
0
手振れ補正が効きにくい(PITCH角速
度センサ出力張り付き)
PITCH角速度センサ(MS-454基板SE7501)周辺回路を点検する。
E
6
2
0
1
手振れ補正が効きにくい(YAW角速
度センサ出力張り付き)
YAW角速度センサ(MS-454基板SE7501)周辺回路を点検する。
E
6
2
0
2
手振れ補正用ICの異常
「1-5-1. E:62:02(手振れ補正用ICの異常)が出た場合」を参照。
E
6
2
0
3
手 振 れ 補 正 用ICと マ イ ク ロ コ ン ト
ローラーとの通信異常
手振れ補正回路(LD-279基板IC5501)を点検。
E
6
2
0
4
Active手振れ補正時の画ゆれが補正
できない
(角速度センサ出力張り付き)
画ゆれ検出角速度センサ(LD-279基板SE7701) 周辺回路を点検する。
E
6
2
1
0
シフトレンズ初期化異常
レンズブロックを交換する。(注意3)エラーが再度発生する場合は, LD-279基
板を交換する。
E
6
2
1
1
シフトレンズオーバーヒート
(PITCH)
「1-5-2. E:62:11(シフトレンズオーバーヒート(PITCH))が出た場合」を参照。
E
6
2
1
2
シフトレンズオーバーヒート
(YAW)
「1-5-3. E:62:12(シフトレンズオーバーヒート(YAW))が出た場合」を参照。
E
6
2
2
0
サーミスタの異常
「1-5-4. E:62:20(サーミスタの異常)が出た場合」を参照。
E
9
1
0
1
フラッシュの充電異常
LEDフラッシュ /ビデオライト(C7210)の点検または交換をする。
E
9
2
0
2
LEDビデオライトの異常
LEDフラッシュ /ビデオライト(C7210)の点検または交換をする。
E
9
3
0
3
LEDビデオライトの温度検出異常
LEDフラッシュ /ビデオライト(C7210)の点検または交換をする。
E
9
2
0
1
(バッテリーの) 電流値が最大放電電
流を超えた
バッテリ残量に依存する場合があるので,バッテリ残量を確認する。次にバッ
テリを交換して症状が出るか確認する。バッテリを交換しても症状が出る場合
は,エラー発生後に電源が切れてしまうため,分解して確認する。DCジャッ
ク(CN1008)をVC-621基板に接続した状態(最小限の接続) でDC / DCコン
バータ(VC-621基板IC4301) の各チャンネル出力を確認する。
E
9
4
0
0
フラッシュメモリの書込み/消去動作
不良
電源を入れ直す。
E
9
4
0
1
フラッシュメモリ内部異常
電源を入れ直す。
E
9
4
0
2
BGMデータ異常
CPU(VC-621基板IC1301)を点検する。
E
9
5
0
0
GPSハード異常
PJ50V/PJ50VE:
FFC-254フレキシブルフラットケーブルが切れていないか,また完全に挿入さ
れているかを点検する。
フレキシブル基板に問題がない場合は,GP-037基板の点検または交換をする。
E
9
6
0
0
地図領域マウント異常
PJ50/PJ50E/PJ50V/PJ50VE:
HDDを点検または交換する。
E
9
7
0
0
プロジェクタハード異常
PJ50V/PJ50VE:
電源を入れ直す。
注意3:レンズブロックを交換した場合は,Adjust StationからAdjust Manualを起動させて必要な調整項目を実施すること。
調整後は手振れ補正ONの状態にして,手持ち動作で手振れ補正が適切に動作していることを確認する。
*
HDR-PJ50/PJ50E/PJ50V/PJ50VE/XR160/XR160E_L2
1-7
– JAPANESE –
1-5.  シフトレンズエラーの対処方法
LD-279 BOARD (SIDE B)
LD-279 BOARD (SIDE A)
IC5501
R5505
R5526
R5529
R5528
R5527
図1. LD-279基板測定箇所
約 330 msec
注:Lowの区間の長さは場合によって多少異なる
図2. LD-279基板R5505の出力電圧の変化
1-5-1. E:62:02(手振れ補正用ICの異常)が出た場合
順序
作業内容
1
電源を切る。
2
LD-279基板IC5501の周辺にあるC5526とC5527の出力電圧をオシロスコープで測定しながら電源を入れる。電源投入直
後の出力電圧が図2の様に変化することを確認する。
3
出力電圧が図2の様に変化するときはレンズブロックを交換する(注意)。図2の様に変化しないときはカメラコントロール
回路(VC-621基板IC1301)周辺を点検する。
注意:  レンズブロックを交換した場合は,Adjust StationからAdjust Manualを起動させて必要な調整項目を実施すること。
調整後は にして,手持ち動作で手振れ補正が適切に動作していることを確認する。
1-5-2. E:E:62:11(シフトレンズオーバーヒート(Pitch)がでた場合
順序
AdjustBlock
AdjustCode
作業内容
1
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて、[SERVICE]タブにある[Measure to 
E:62:11/12]を実施する。
2
順序1を実行した後にシフトレンズが動いているか確認する。
もしシフトレンズが動かない場合はレンズブロックを交換する。
動く場合は順序3に進む。
3
LD-279基板のIC5501周辺にあるC5526とC5527の出力電圧をオシロスコープで測定する。
順序1を実行したときに出力電圧が変化することを確認する
4
出力電圧が変化しないときはレンズブロックを交換する (注意)。
変化する場合は順序5へ進む。
5
電源を切る。
6
LD-279基板のIC5501周辺にある,R5505の出力電圧をオシロスコープで測定しながら電源
を入れる。
電源投入直後の出力電圧が図2の様に変化することを確認する。
7
出力電圧が3Vに立ち上がったときはレンズブロックを交換する。
立ち上がらない場合はVC-621基板のIC1301とLD-279基板のIC5501の回路周辺を点検す
る。
注意:  レンズブロックを交換した場合は,Adjust StationからAdjust Manualを起動させて必要な調整項目を実施すること。
調整後は手ぶれ補正ONの状態にして、手持ち動作で手ぶれ補正が適正に効いていることを確認すること。
HDR-PJ50/PJ50E/PJ50V/PJ50VE/XR160/XR160E_L2
1-8
– JAPANESE –
1-5-3. E:62:12(シフトレンズオーバーヒート(Yaw)がでた場合
順序
AdjustBlock
AdjustCode
作業内容
1
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて、[SERVICE]タブにある[Measure to 
E:62:11/12]を実施する。
2
順序1を実行した後にシフトレンズが動いているか確認する。
もしシフトレンズが動かない場合はレンズブロックを交換する。
動く場合は順序3に進む。
3
LD-279基板のIC5501周辺にあるC5528とC5529の出力電圧をオシロスコープで測定する。
順序1を実行したときに出力電圧が変化することを確認する
4
出力電圧が変化しないときはレンズブロックを交換する。
変化するときは手順5へ進む。
5
電源を切る。
6
LD-279基板のIC5501周辺にある,R5505の出力電圧をオシロスコープで測定しながら電源
を入れる。
電源投入直後の出力電圧が図2の様に変化することを確認する。
7
出力電圧が3Vに立ち上がったときはレンズブロックを交換する。
立ち上がらないときはVC-621基板のIC1301とLD-279基板のIC5501の回路周辺を点検する
注意:  レンズブロックを交換した場合は、必要な調整項目を実施すること
 
調整後は手ぶれ補正ONの状態にして、手持ち動作で手ぶれ補正が適正に効いていることを確認する
1-5-4. E:62:20(サーミスタの異常)が出た場合
順序
作業内容
1
電源を入れる。
2
レンズブロックとLD-279基板間のフレキシブルフラットケーブルとコネクタの接続を確認する。
3
接続に異常がなければレンズブロックを交換する(注意)。交換してもエラーが発生する場合はLD-279基板を交換する。
注意:  レンズブロックを交換した場合は,Adjust StationからAdjust Manualを起動させて必要な調整項目を実施すること。
調整後は手振れ補正ONの状態にして,手持ち動作で手振れ補正が適切に動作していることを確認する。
1-6.  GPS 受信確認 (PJ50V/PJ50VE)
部品交換やセット組み立て後は,GPS 信号受信確認を行います。
GPS 機能確認方法
空の開けた場所で,GPSを「ON」にすると,
 が表示され,測位準備が行われます。
測位できた場合,動画・静止画の撮影時に位置情報を記録します。
• GPS衛星からの電波の受信状況によって画面に表示されるアイコンが変わります。
•  測位中になるまで数分かかることがあります。
本機を「地図データの使用許諾に同意するかを確認するメッセージが表示される状態」に戻したい場合は,Adjustment  Manualの
SERVISEタブにある内容に従って設定してください。
GPSアシストデータを使う
付属のソフトウェア「PMB」でGPSアシストデータを本機に取り込むと、位置情報を取得するまでの時間を短くすることができます。
インターネットに接続された状態でパソコンと本機をつないでください。自動的にGPSアシストデータが更新されます。
1-7.  HDD交換時の注意 (PJ50/PJ50E/PJ50V/PJ50VE)
地図データ入りHDD (PJ50/PJ50E/PJ50V/PJ50VE) にはファクトリーチェックを行わないでください
ファクトリーチェックを行うと、地図データが消去されてしまいます。
Page of 31
Display

Click on the first or last page to see other HDR-PJ50 / HDR-PJ50E / HDR-PJ50V / HDR-PJ50VE / HDR-XR160 / HDR-XR160E (serv.man2) service manuals if exist.