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Model
SAL70200G2
Pages
103
Size
8.64 MB
Type
PDF
Document
Service Manual
Brand
Device
Digital Camera
File
sal70200g2.pdf
Date

Sony SAL70200G2 Service Manual ▷ View online

5-19
SAL70200G2 (2.8/70-200 G SSM Ⅱ) (70-200mm F2.8 G SSM II)
7) 
超音波モーター(ステ−タ−)のフレキに書かれた数値(下
3
桁)を確認する。
 
この数値が調整値(
mm
)となります。
 
) 076
の場合
調整値
0.76 mm
 
USM
押さえ環,
スプリング
高さ調整治具
(
キャップ)
SSM
高さ調整測定治具
 Fig. 
5-9-3
3. 
調整方法
1) USM
押さえ環の上に高さ調整治具(キャップ)をセットする。
2) 
高さ調整治具(キャップ)の中心付近に
SSM
高さ調整測定治具を当て,調整値になるように
USM
押さえ環を回して調整する。
3) 
調整終了後,
USM
押さえ環の指示部(
4
箇所)にボンド(
B-10
)を塗布する。
 
USM
押さえ環
回ら器溝部にボンド(B-10)を塗布する
USM
押さえ環
スプリングを挟まないよう
注意してください
ボンド(B-10)
塗布不可範囲
 Fig. 
5-9-4
 
5-10. 
完成調整/検査
1. 
準備
1) 
使用機器と被検レンズを接続する。
(「
5-7-2. 
完成検査治具Ⅱの接続およびレンズ調整プログラム(
ActuatorCheckerSSM
)の起動」を
参照)
2) 
レンズ調整プログラム(
ACSSM-S-VerX.XX.exe
)を起動する。
3) [
設定
をクリックし,初期設定を行う。
(「
5-7-3. 
レンズ調整プログラム(
ActuatorCheckerSSM
)の初期設定」を参照)
注意:
 
マルチシリアルウインドウが表示された場合は,以下のように対処してください。
  Process 
No.: 
入力不要
 
 
Serial No.: 
マウント基板部組を交換した場合はシリアル番号を入力する。
 Fig. 
5-10-1
2. 
調整/検査方法
1) [Start[Ent]] 
をクリックする。
 
 
 Fig. 
5-10-2
2) 
以下,画面の指示通りに操作する。
 
5-20
SAL70200G2 (2.8/70-200 G SSM Ⅱ) (70-200mm F2.8 G SSM II)
3. 
調整/検査項目
1) LVDD1
消費電流検査
2) 
ズームブラシ調整
3) 
ズームパターン検査
4) 
フォーカスパターン(
Motor
5) MR
調整・検査
6) 
駆動周波数
&
ゲイン調整
7) 
フォーカスホールドボタン検査
8) AF/MF
スイッチ検査
9) DMF
スイッチ検査
10) 
レンジリミットスイッチ検査
11) 
フォーカス駆動検査
12) 
SB
書き込み
13) 
SB
書き込み
(x1.4
テレコン
)
14) 
SB
書き込み
(x2
テレコン
)
15) 
SB
初期値書き込み
16) 
SB
初期値書き込み
(x1.4
テレコン
)
17) 
SB
初期値書き込み
(x2
テレコン
)
18) 
音鳴き検査
19) 
ズーム調整端探査
20) 
フォーカス調整端探査
注意:
 12
20
9
項目は
 [Start[Ent]] 
をクリックしても自動では実行されません。
5-10-1. ズームブラシ位置の調整
1. 
準備
1) 
レンズ本体から
Fig. 5-10-3
に示す部品を取り外す。
 
ズームゴムリング
ポリエステルテープ
(
黒) 10mm
ポリエステルテープ
(
黒) 10mm
ブラシカバー
 Fig. 
5-10-3
2) 
使用機器と被検レンズを接続する。
(「
5-7-2. 
完成検査治具Ⅱの接続およびレンズ調整プログラム(
ActuatorCheckerSSM
)の起動」を
参照)
3) 
レンズ調整プログラム(
ACSSM-S-VerX.XX.exe
)を起動する。
4) 
設定をクリックし,初期設定を行う。
(「
5-7-3. 
レンズ調整プログラム(
ActuatorCheckerSSM
)の初期設定」を参照)
2. 
確認方法
1) 
焦点距離を
TELE
端(
200 mm
)に設定する。
2) 
フレキの○印の切り欠き上にブラシの
R
部がくるように位置を調整する。
 
ブラシ(ズーム) のR部
ズームエンコーダー
フレキシブル配線板
 Fig. 
5-10-4
3) [
ズーム調整端探査
をクリックする。
4) 
画面の指示に従ってズームを操作し,
TELE
端と
WIDE
端の位置が正しく検出されていることを確認する。
注意:
  
ズーム当たり等のショックによる自重落下でズームブラシの位置がずれないように注意してください。
3. 
調整方法
1) 
異常がある場合には,完成検査治具Ⅱとレンズの通信不良が考えられるため下記の項目を確認する。
• 
ズームブラシの変形確認
• 
パターンのよごれ
• 
信号基板のよごれ
• 
コネクタ接続不良
• BL
コンタクト不良
• 
ミラー
BOX
治具側の断線
5-10-2. 合焦性誤差量調整(⊿SB書き込み)
1) 
合焦性誤差量ずらしをクリックする。
2) 
主レンズのみの合焦性誤差量を選択する画面が表示される。
3) 
5-6. 
合焦性誤差量確認」で確認した誤差量(撮影倍率:
40
倍)を入力し,
[Enter]
キーを押す。
注意
1
 
「テレ端」
「ミドル」
「ワイド端」の各入力枠には全て値を入力してください。
 
もしどれかの値が
0
であった場合は,
0
」を入力してください。
注意
2
 
主レンズのみの合焦性誤差量を調整する場合のみ,この画面でボタンを選択してください。
 1.4x
および
2.0x
のテレコンバーター装着時の合焦性誤差量を調整する場合は,この画面で誤差量を選択せず,それぞれの選択画面で選択して
ください。
 [Enter]
キーを押すと,
1.4
x,および
2.0x
のテレコンバーター装着時の合焦性誤差量選択画面に移り変わります。
 
誤差量(撮影倍率:40倍)をここに入力する。
 Fig. 
5-10-5
5-21
SAL70200G2 (2.8/70-200 G SSM Ⅱ) (70-200mm F2.8 G SSM II)
4) [Enter]
キーを押す。
5)   1.4
xのテレコンバーター装着時の合焦性誤差量(撮影倍率:
40
倍)を選択する画面が表示される。
注意:
 1.4x
のテレコンバーター装着時の合焦性誤差量を調整する場合は,この画面で誤差量を補正するボタンを選択してください。
 
誤差量(撮影倍率:40倍)をここに入力する。
 Fig. 
5-10-6
6) [Enter]
キーを押す。
7)   2.0
xのテレコンバーター装着時の合焦性誤差量(撮影倍率:
40
倍)を選択する画面が表示される。
注意:
 2.0x
のテレコンバーター装着時の合焦性誤差量を調整する場合は,この画面で誤差量を補正するボタンを選択してください。
 
誤差量(撮影倍率:40倍)をここに入力する。
 Fig. 
5-10-7
8) [Enter]
キーを押す。
9)  
再度,
5-6. 
合焦性誤差量確認」を行い,誤差量が参考値より小さい値であることを確認する。
 
誤差量が参考値より大きい場合は,再度
 [
SB
書き込み
を行い,誤差量が参考値より小さい値になるまで手順
 1) 
 9) 
を繰返す。
5-21
SAL70200G2 (2.8/70-200 G SSM Ⅱ) (70-200mm F2.8 G SSM II)
4) [Enter]
キーを押す。
5)   1.4
xのテレコンバーター装着時の合焦性誤差量(撮影倍率:
40
倍)を選択する画面が表示される。
注意:
 1.4x
のテレコンバーター装着時の合焦性誤差量を調整する場合は,この画面で誤差量を補正するボタンを選択してください。
 
誤差量(撮影倍率:40倍)をここに入力する。
 Fig. 
5-10-6
6) [Enter]
キーを押す。
7)   2.0
xのテレコンバーター装着時の合焦性誤差量(撮影倍率:
40
倍)を選択する画面が表示される。
注意:
 2.0x
のテレコンバーター装着時の合焦性誤差量を調整する場合は,この画面で誤差量を補正するボタンを選択してください。
 
誤差量(撮影倍率:40倍)をここに入力する。
 Fig. 
5-10-7
8) [Enter]
キーを押す。
9)  
再度,
5-6. 
合焦性誤差量確認」を行い,誤差量が参考値より小さい値であることを確認する。
 
誤差量が参考値より大きい場合は,再度
 [
SB
書き込み
を行い,誤差量が参考値より小さい値になるまで手順
 1) 
 9) 
を繰返す。
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