Sony SAL18135 Service Manual ▷ View online
4-13
SAL18135 (3.5-5.6/18-135 SAM) (DT18-135mm F3.5-5.6 SAM)
4.
全ての項目が設定された事を確認する。
Fig.
4-7-5
5. [OK]
をクリックして,
SETUP
ウィンドウを閉じる。
4-7-4. レンズ調整プログラム(ActuatorCheckerSAM)の検査手順について
検査の方法は,該当機種の検査をすべて連続して行う方法と,各項目の検査を
1
つずつ実施する方法があります。
検査をすべて連続して行う場合は,起動画面から
[START]
をクリックします。
検査を
1
つずつ実施する場合は,起動画面から各検査項目をクリックします。
4-8.
完成調整/検査
使用機器(専用機器のみ記載)
•
ボンド
(B-10)
4-8-1. 準備
1.
使用機器と被検レンズを接続する
(
「
4-7-2.
完成検査治具Ⅱの接続およびレンズ調整プログラム(
ActuatorCheckerSAM
)の起動」参照
)
。
2.
レンズ調整プログラム
(ACSAM-S-VerX.XX.exe)
を起動する。
3. [
設定
]
をクリックし
,
初期設定を行う。
(
「
4-7-3.
レンズ調整プログラム(
ActuatorCheckerSAM
)の初期設定」参照
)
4-8-2. 完成調整/検査項目
1.
調整/検査方法
1) [Start[Ent]]
をクリックする。
2)
以下,画面の指示通りに操作する。
2.
調整/検査項目
1) AF/MF
スイッチ検査
2) LVDD1
消費電流検査
3)
フォーカスポテンショ調整
4)
ズームパターン検査
5) PI
調整
6)
フォーカス負荷検査
(FB
あり
)
7)
フォーカスポテンショ検査
8)
フォーカモータ電流検査
9)
止まり精度検査
10)
⊿
SB
書き込み
Fig. 4-8-1
注意
:
以下の項目は
[Start[Ent]]
で調整/検査した場合,自動では調整が行なわれません。
11)
ズーム調整端探査
4-8-3. ズームパターン検査
1.
準備
1)
被検レンズを分解,または組み立てて
Fig. 4-8-2
状態にする。
注意
:
確認時は,分解不要です。
フォーカスゴムリング
(8948)
(8948)
MFリングテープ
Fig.
4-8-2
2.
確認/調整方法
1)
ズームを
TELE
端に設定する。このとき,ブラシと
LF-145
フレキシブル配線板のパターンが,
Fig4-8-3
の状態であることを確認する。
2)
ズームブラシを固定しているねじ
1
本を緩め,ブラシの位置を調整する。
注意
:
LF-145
フレキシブル配線板のパターンの切り欠き
A
とブラシの接触部
B
を合わせるように調整してください。
(
ブラシの接触するパターンの上から
2
番目のパターン
)
ズームブラシ
切り欠きA
(LF-145フレキシブル配線板)
(LF-145フレキシブル配線板)
ធ⸅ㇱ
B
ボンド(B10)を塗布
Fig.
4-8-3
3) ACSAM-S
の
[
ズームパターン検査
]
をクリックする。
4)
ズームブラシが
TELE
調整端上にある場合は下記のポップアップウインドウが表示される。
Fig.
4-8-4
5)
再度,
TELE
端または
WIDE
端にして
TELE
調整端がずれていないことを確認する。
6)
調整終了後,ねじの頭部にボンド
(B-10)
を塗布する。
(
Fig.4-8-3
参照)
4-14
SAL18135 (3.5-5.6/18-135 SAM) (DT18-135mm F3.5-5.6 SAM)
4-8-4. 合焦性誤差量調整(⊿SB書き込み)
1
)
[
⊿
SB
書き込み
]
をクリックする。
[Select
⊿
SB]
ウインドウが表示される。
またこの時,現在の⊿
SB
が反転表示される。
2)
「
4-6.
合焦性誤差量確認」で確認した誤差量をもとにして⊿
SB
を書き込む。
例)
ピントを前方に変化させたい場合(前ピンにしたい場合):
反転されているボタン(現在の⊿
SB
)の1つ左隣のボタンを選択し,
[Enter]
キーを押す。
ピントを後方に変化させたい場合(後ピンにしたい場合):
反転されているボタン(現在の⊿
SB
)の1つ右隣のボタンを選択し,
[Enter]
キーを押す。
(1)
(9)
前ピンへ
後ろピンへ
Fig.
4-8-5
3)
「
4-6.
合焦性誤差量確認」
を行い,誤差量が参考値より小さい値であることを確認する。
誤差量が参考値より大きい場合は,再度
[
⊿
SB
書き込み
]
を行い,誤差量が参考値より小さい値になるまで手順
1)
∼
3)
を繰返す。
4-14
SAL18135 (3.5-5.6/18-135 SAM) (DT18-135mm F3.5-5.6 SAM)
4-8-4. 合焦性誤差量調整(⊿SB書き込み)
1
)
[
⊿
SB
書き込み
]
をクリックする。
[Select
⊿
SB]
ウインドウが表示される。
またこの時,現在の⊿
SB
が反転表示される。
2)
「
4-6.
合焦性誤差量確認」で確認した誤差量をもとにして⊿
SB
を書き込む。
例)
ピントを前方に変化させたい場合(前ピンにしたい場合):
反転されているボタン(現在の⊿
SB
)の1つ左隣のボタンを選択し,
[Enter]
キーを押す。
ピントを後方に変化させたい場合(後ピンにしたい場合):
反転されているボタン(現在の⊿
SB
)の1つ右隣のボタンを選択し,
[Enter]
キーを押す。
(1)
(9)
前ピンへ
後ろピンへ
Fig.
4-8-5
3)
「
4-6.
合焦性誤差量確認」
を行い,誤差量が参考値より小さい値であることを確認する。
誤差量が参考値より大きい場合は,再度
[
⊿
SB
書き込み
]
を行い,誤差量が参考値より小さい値になるまで手順
1)
∼
3)
を繰返す。
4-14
SAL18135 (3.5-5.6/18-135 SAM) (DT18-135mm F3.5-5.6 SAM)
4-8-4. 合焦性誤差量調整(⊿SB書き込み)
1
)
[
⊿
SB
書き込み
]
をクリックする。
[Select
⊿
SB]
ウインドウが表示される。
またこの時,現在の⊿
SB
が反転表示される。
2)
「
4-6.
合焦性誤差量確認」で確認した誤差量をもとにして⊿
SB
を書き込む。
例)
ピントを前方に変化させたい場合(前ピンにしたい場合):
反転されているボタン(現在の⊿
SB
)の1つ左隣のボタンを選択し,
[Enter]
キーを押す。
ピントを後方に変化させたい場合(後ピンにしたい場合):
反転されているボタン(現在の⊿
SB
)の1つ右隣のボタンを選択し,
[Enter]
キーを押す。
(1)
(9)
前ピンへ
後ろピンへ
Fig.
4-8-5
3)
「
4-6.
合焦性誤差量確認」
を行い,誤差量が参考値より小さい値であることを確認する。
誤差量が参考値より大きい場合は,再度
[
⊿
SB
書き込み
]
を行い,誤差量が参考値より小さい値になるまで手順
1)
∼
3)
を繰返す。