Sony ILCA-77M2 / ILCA-77M2M / ILCA-77M2Q Service Manual ▷ View online
ILCA-77M2/77M2M/77M2Q_L2
1-7
– JAPANESE –
1-1. P.O.I.の交換方法
取り外し方
(1) MBミラー枠ホルダ係止SPを押し,P.O.I.をアップしてくだ
(1) MBミラー枠ホルダ係止SPを押し,P.O.I.をアップしてくだ
さい。
MB
ミラー枠ホルダ係止SP
(2) P.O.I.を奥へ押しながらツメ2箇所を取り外してください。
ツメ
ツメ
P.O.I.
組み付け方
(1) P.O.I.を組み付ける際,下図のようにP.O.I.へこみ部が手前,
(1) P.O.I.を組み付ける際,下図のようにP.O.I.へこみ部が手前,
下向きとなるように取り付けてください。
ツメ
ツメ
P.O.I.
へこみ部
1-2. AM-1004基板交換時の注意
仕向けデータ
補修用基板と交換する時,補修用基板に書かれている仕向けデータは元の設定と違っている場合があります。
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて「DESTINATION DATA WRITE」を実行させてください。
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて「DESTINATION DATA WRITE」を実行させてください。
USBシリアルNo.およびプロダクトIDについて
本機はセット固有のID(USBシリアルNo.)と機種固有のID(プロダクトID)を書き込んだ後に出荷されています。
新品の補修用基板にはこれらのIDが書き込まれていないため,基板交換後にIDを入力する必要があります。
補修用基板に交換した後はAdjust StationからAdjust Manualを起動し,「PRODUCT ID & USB SERIAL No. INPUT」を実行させてIDを入
力してください。
新品の補修用基板にはこれらのIDが書き込まれていないため,基板交換後にIDを入力する必要があります。
補修用基板に交換した後はAdjust StationからAdjust Manualを起動し,「PRODUCT ID & USB SERIAL No. INPUT」を実行させてIDを入
力してください。
Note: 新しくプロダクトIDを入力すると,必ずしも基板交換前のIDと同じIDになるとは限りません。新しいIDと元のIDが違う場合にはお客様がユーザー登録さ
れているIDと相違が出てしまう可能性があります。
MAC アドレスの更新
Wi-Fi 搭載基板を交換した時,またはメイン IC (CPU) が搭載されている基板を交換した場合,IC の固有番号 (MAC アドレス) を取り
込み直す必要があります。下記の作業を実施して,IC の固有番号 (MAC アドレス) を取り込み直してください。
込み直す必要があります。下記の作業を実施して,IC の固有番号 (MAC アドレス) を取り込み直してください。
Note: 下記の操作は全ての作業を実施した後に行ってください。
1. 最新版のAdjust Manualをダウンロードする。
2. ダウンロードしたAdjust Manualをインストールする。
3. Adjust Manualを起動し,ADJUSTタブにある「Wireless LAN Setting (MAC Address)」を実施する。
4. セット本体を下記のように操作し,設定リセットを行う。
2. ダウンロードしたAdjust Manualをインストールする。
3. Adjust Manualを起動し,ADJUSTタブにある「Wireless LAN Setting (MAC Address)」を実施する。
4. セット本体を下記のように操作し,設定リセットを行う。
MENU → → [ネットワーク設定リセット] →[確認] → 中央の●で決定
5. セット本体を下記のように操作し,MACアドレスを表示する。
MENU → → [MACアドレス表示] → 中央の●で決定
6. MACアドレスの表示が更新されていることを確認する。
対象となる部品
・ AM-1004 BOARD, COMPLETE (SERVICE)
・ AM-1004 BOARD, COMPLETE (SERVICE)
Note: Adjust manual 内の DATA タブにある,ADJUSTMENT DATA BACKUP にある機能,LOAD AND WRITE は,セットの全てのデータを上書きします。
そのため,上記の操作で更新した MAC アドレス も上書きされてしまいます。
交換修理後はMACアドレスが変更されていますので,お客様に接続機器の再設定をしていただく必要があります。
そのためFlyer of WLAN Reset(Flyer of WLAN Reset_9834752[][].pdf)をダウンロードしてプリント出力し,セットに添付して返却し
てください。
そのためFlyer of WLAN Reset(Flyer of WLAN Reset_9834752[][].pdf)をダウンロードしてプリント出力し,セットに添付して返却し
てください。
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– JAPANESE –
1-3. EVF表示素子(LCD902)またはAM-1004基板交換時の注意
本機ではEVF表示素子(LCD902)ごとの調整値がAM基板に書き込まれています。
このためLCD902またはAM基板を交換した場合には調整値の書き込みを行ってください。
このためLCD902またはAM基板を交換した場合には調整値の書き込みを行ってください。
10/11_193_26_0
ホワイトバランスの値
輝度の値
補修用EVF素子(LCD902)に貼られているラベル
LCD902交換時
1. 補修用EVF素子(LCD902)のラベルに印字されている調整値を確認し,控えておく。
2. 交換作業が完了したらAdjust manualを使用し,ADJUSTタブにある「EVF Data Input」を実行する。
2. 交換作業が完了したらAdjust manualを使用し,ADJUSTタブにある「EVF Data Input」を実行する。
AM基板交換時 (調整値を読み取り可能な場合)
1. 修理前のセットが起動し,Adjust manualを使用し調整値を読み取ることが可能な場合は,DATAタブにある「ADJUSTMENT
DATA BACKUP」を実行する。
2. 補修用AM基板に交換した後,抽出したデータをAdjust manualのDATAタブにある「ADJUSTMENT DATA BACKUP」を実行してセッ
トに書き込む。
AM基板交換時 (調整値を読み取り不可能な場合)
サービスHQへお問い合わせください。
1-4. Wi-Fi機能の確認
Wi-Fi 機能を確認するときは以下の手順で行ってください。
用意する機器: Wi-Fi接続の可能なWindowsパソコン
1. 本機の電源を入れる。
2. セット本体を下記のように操作する。
2. セット本体を下記のように操作する。
MENU→ →[スマートフォン操作]→中央の●で決定
3. スマートフォン操作画面が表示される。
4. Wi-Fi準備が完了すると「アクセスポイントとして動作中」という画面に切り替わり,Wi-Fi接続のためのパスワードが表示される。
4. Wi-Fi準備が完了すると「アクセスポイントとして動作中」という画面に切り替わり,Wi-Fi接続のためのパスワードが表示される。
スマートフォン操作
スマートフォンを操作して
本機にWi-Fi接続してください
SSID
DIRECT-XXXX:MODEL-NAME
パスワード
XXXXXXXX
機器名称
ILCA-XXXX
Wi-Fi
キャンセル
● 決定
5. パソコン側で接続可能なワイヤレスネットワークとして,本機が検出されることを確認する。
6. さらに接続可能なことを確認したい場合には本機とパソコンを接続後,通知領域に表示されているアイコンから「現在の接続先」
6. さらに接続可能なことを確認したい場合には本機とパソコンを接続後,通知領域に表示されているアイコンから「現在の接続先」
をダブルクリックし,ワイヤレスインターネットアクセスの欄に本機が表示される事を確認する。
ILCA-77M2/77M2M/77M2Q_L2
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1-5. ASスライダーユニット(863)チェック方法
ASスライダー B Assy T又はASアクチュエータホルダAssyを交換する前に,必ず以下の確認を行ってください。
(1) CVリアカバー Assy(880)を取り外し,ASスライダーユニット(863)を仮付けします。
(2) ASスライダーユニット(863)を写真のように上向きにセットし,ボディを安定した場所に置きます。
(2) ASスライダーユニット(863)を写真のように上向きにセットし,ボディを安定した場所に置きます。
(3) 調整ソフトの「Slider Unit Check」を行い,PITCH,YAW方向の動きを確認し,エラーが出た場合,PITCH,YAWの
動きに対応した部品に交換します。
– JAPANESE –
1-6. 手ぶれリバイス調整方法
ASスライダー B Assy T又はASアクチュエータホルダAssyを交換した後は,必ず以下の確認を行ってください。
(1) カメラのCVリアカバー Assy(880)を取り外し,ASスライダーユニット(863)にイメージャを組み付けた状態で仮付けして,
ボディ,ASスライダーユニット(863)を立てた状態を保持します。
(2) 調整ソフトの「Slider Unit Check」を行い,調整結果がOKか確認します。
(3) 調整ソフトの「Tebure Revise Adj.」を行い,調整結果がOKか確認します。
(4) ASスライダーユニット(863)をセットに組み付けます。
(3) 調整ソフトの「Tebure Revise Adj.」を行い,調整結果がOKか確認します。
(4) ASスライダーユニット(863)をセットに組み付けます。
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– JAPANESE –
1-7. ASスライダー B ASSY Tの交換方法
取り外し方
(1) スプリングを取り外します。
(1) スプリングを取り外します。
スプリング
(2) エナメル線の半田付け2箇所を取り外します。
半田
半田
(3) フレキシブル基板をASスライダー B Assy Tから取り外しま
す。
フレキシブル基板
(4) ビス2本を取り外します。
(5) ASボールホルダユニットを取り外します。
AS
ボールホルダ
ユニット
(6) ボールベアリング2個を取り外します。
ボールベアリング
ボールベアリング
(7) キャップSP(Pitch,Yaw共に)を取り外します。
キャップSP
(8) キャップ(Pitch,Yaw共に)を取り外します。
キャップ
(9) ASスライダー Aを取り外します。
A
を先に取り外すと容易に取り外すことが出来ます。
AS
スライダーA
A
(10) ASスライダー B Assy Tを取り外します。
B
を先に取り外すと容易に取り外すことが出来ます。
AS
スライダーB Assy T
B
(11) ボールベアリング3個を取り外します。
ボールベアリング
組み付け方
注意: ASアクチュエータホルダAssyを組み付けた後に作業を行ってください。
組み付け時は,取り外し手順の逆に行ってください。
下記指示部に,グリスを塗布してください。
下記指示部に,グリスを塗布してください。
* グリスの塗布後,ボールベアリングを組み付けてください。
ボールベアリング
G G-15
AS
スライダーB Assy T
G G-15およびG G-116
* グリスの塗布後,ボールベアリングを組み付けてください。
ボールベアリング
G G-15
ボールベアリング
G G-15
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