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Model
DSC-RX100M3 (serv.man4)
Pages
31
Size
9.22 MB
Type
PDF
Document
Service Manual
Brand
Device
Digital Camera / LEVEL2
File
dsc-rx100m3-sm4.pdf
Date

Sony DSC-RX100M3 (serv.man4) Service Manual ▷ View online

DSC-RX100M3_L2
1-7
1-5.  Wi-Fi機能の確認
Wi-Fi 機能を確認するときは以下の手順で行ってください。
用意する機器: Wi-Fi接続の可能なWindowsパソコン
1.  本機の電源を入れる。
2.  セット本体を下記のように操作する。
 
MENU →   →[アプリ一覧]→[スマートリモコン内蔵版]→ 中央の●で決定
3.  Wi-Fi準備が完了すると以下の画面に切り替わり,Wi-Fi接続のためのパスワードが表示される。
スマートリモコン内蔵版
スマートフォンを操作して
本機にWi-Fi接続してください
アプリ終了
Wi-Fi
SSID DIRECT-XXXX:DSC-XXXX
パスワード XXXXXXXX
機器名称 DSC-XXXX
4.  パソコン側で接続可能なワイヤレスネットワークとして,本機が検出されることを確認する。
5.  さらに接続可能なことを確認したい場合には本機とパソコンを接続後,通知領域に表示されているアイコンから「現在の接続先」   
をダブルクリックし,ワイヤレスインターネットアクセスの欄に本機が表示される事を確認する。
– JAPANESE –
1-6.  自己診断機能
1-6-1. 自己診断機能について
本機の動作に不具合が生じたとき,自己診断機能が働き,LCD
画面に,どう処置したらよいか判断できる表示を行います。自
己診断機能については取扱説明書にも掲載されて
います。
1-6-2. 自己診断表示
本機の動作に不具合が生じたとき,LCD画面にアルファベッ
トと4桁の数字が表示され,3.2Hzで点滅します。この5文字の
表示によって対応者分類および不具合の生じたブロックの分
類,不具合の詳細コードを示します。
0 0
C
2
3
対応者分類 
「1-6-3. 自己診断コード表」を参照
対応方法の違いにより分類
・メモリーカードをフォーマットする
3
1
32 ・・・電源を入れ直す
ブロック分類 
詳細コード 
3.2 Hz点滅
C :お客さま自身で対応
E :サービスエンジニア
で対応
LCD画面
1-6-3. 自己診断コード表
自己診断コード
症状/状態
対応/方法
ブロック
機能
詳細
コード
C
1
3
0
1
フォーマットしていないメモリーカー
ドを入れた。
メモリーカードをフォーマットする。
メモリーカードが壊れている。
新しいメモリーカードに交換する。
メモリーカードのタイプエラーを検出
した。
規格内のメモリーカードを挿入する。
メモリーカードが読み/書きできない。
電源の入れ直し,またはメモリーカードの挿し/外しを数回
試す。
C
3
2
0
1
ハードウェアトラブルを検出した。
電源を入れ直す。
E
4
1
0
0
ワイヤレスLANモジュール,またはホ
ストCPUの異常。
SY-1036基板を交換する。
E
4
1
0
1
ネットワーク制御デバイスの異常。
電源を入れ直す。
E
6
1
0
0
フォーカスが合いにくい。
(フォーカスの初期化ができない)
操作スイッチの電源を入れ直す。
復帰しない場合はレンズブロックのフォーカスMRセンサー
信号(SY-1036基板CN6800 4,5ピン)を点検する。
異 常 な け れ ば フ ォ ー カ ス モ ー タ 駆 動IC(SY-1036基 板
IC6802)を点検する。
E
6
1
1
0
ズーム動作の異常。
(ズームレンズの初期化ができない)
操作スイッチの電源を入れ直す。
ズームボタンを操作したときにズーム動作をすればレン
ズブロックのズームリセットセンサー信号(SY-1036基板
CN6800 1ピン)を点検する。
異常なければズームモータ駆動IC(SY-1036基板IC6802)を
点検する。
E
6
1
3
0
ステッパIRISイニシャル時リセット位
置検出異常
電源を入れ直す。
DSC-RX100M3_L2
1-8
– JAPANESE –
自己診断コード
症状/状態
対応/方法
ブロック
機能
詳細
コード
E
6
2
0
2
手振れ補正用ICの異常。
手振れ補正用IC(SY-1036基板IC6802)を点検または交換す
る。
E
6
2
1
0
レンズ初期化異常
手振れ補正用IC(SY-1036基板IC6802)を点検または交換す
る。
E
6
2
1
1
レンズオーバーヒート(PITCH)
光学手振れ補正ブロックのホール素子(PITCH)
(SY-1036基
板CN6800 wh,wkピン)を点検する。
異常なければPITCH角速度センサ(SY-1036基板SE7701)周
辺の回路を点検する。
E
6
2
1
2
レンズオーバーヒート(YAW)
光学手振れ補正ブロックのホール素子(YAW)
(SY-1036基板
CN6800 wd,wgピン)を点検する。
異常なければYAW角速度センサ(SY-1036基板SE7701)周辺
の回路を点検する。
E
6
2
2
0
サーミスタの異常。
光 学 手 振 れ 補 正 ブ ロ ッ ク の 温 度 セ ン サ(SY-1036基 板
CN6800 9ピン)を点検する。
E
9
1
0
1
フラッシュの充電異常。
フラッシュユニットを点検または交換する。(Note 1)
E
9
2
0
0
バッテリー /乾電池判別不良
電源を入れ直す。
E
9
4
0
0
内蔵メモリーの書き込み/消去動作不良
内蔵メモリー(SY-1036基板IC6000)を点検する。
E
9
5
0
0
GPSハードウェア異常
電源を入れ直す。
E
9
5
0
1
加速度センサーハードウェア異常 
電源を入れ直す。
E
9
5
0
2
地磁気センサーハードウェア異常 
(GPSハードウェア異常)
電源を入れ直す。
Note 1:  交換後は,必ず「1-7. フラッシュエラー発生時の対処法」を行って下さい。
Note 2:  *マークのコードは本機には実装されていない機能です。
1-7.  フラッシュエラー発生時の対処法
本機はフラッシュエラー(自己診断コードE:91:01)が発生した場合,高電圧による異常を防止するために自動的にフラッシュ充
電および発光禁止の設定になります。
フラッシュエラー発生後はエラーの解除を行う必要があります。
フラッシュエラーの解除方法
Flash Error Repair Tool Ver_[].[].exe を使用して Flash Error を解除してください。
*
*
1-8.  EVFの清掃について
このセットは完成状態からEVFを分解し,清掃を行うことができます。
お客様よりゴミ関連の指摘を受けた場合は,下記の方法でVFユニットを外して清掃を行ってください。
清掃する際、ゴミの除去にはとりもちなどを使用してください(推奨治具:J-6082-726-A クリーニングスティックⅡ)
Note 1: 分解時に新たなゴミ等が混入しないように,清潔な環境で作業を行ってください。
 
可能であればクリーンブースを使用してください。
Note 2: エアブローは他のゴミを巻き込むので使用しないでください。
Note 3: クリーニングクロスは拭きムラができるので使用しないでください。
1-8-1. VFユニットASSYの外し方
準備:
針金のような細い棒を加工して,下図のような治具を作る。
約30mm
約5mm
30mm
約    0.7mm
手順:
1.  ファインダーポップアップスイッチを押し下げてEVFをポップアップさせる。
2.  VFユニットASSYを引き出す。
1
2
ファインダー
ポップアップ
スイッチ
3.  治具をVFユニットASSYの穴に入れ,軽く押さえて内部のボスを押し込みながらVFユニットASSYを引き抜く。
Note 1: 冶具で本体を傷つけないように注意してください。
VF
ユニットASSY
Note 2:
図のグリスが塗布されて
いる箇所には触れないよう
注意してください。
グリス
DSC-RX100M3_L2
1-9
1-9.  ORNAMENTAL RING (A) OR BARRIER BLOCK ASSY REPLACING METHOD
Removal
1.  Turn on the power switch and extend the lens (WIDE end).
2.  Detach the battery.
3.  Apply alcohol to the gap of the Ornamental Plate using tweezers or fine-tipped stick as shown below.
4.  Detach the Ornamental Ring (A).
 
Note:  Do not turn the Ornamental Ring (A) because there is a 
Positioning Boss. Detach the Ornamental Ring A in the 
arrow direction.
Note:  Ornamental Ring (A)は,位置決めのボスがあるため,
左右にひねらず矢印方向に取り外してください。
 
Boss
Solvent
Tweezers
Ornamental Ring (A)
5.  Disengage the four claws and remove the Barrier Block Assy.
 
Barrier Assy
Claws
Claws
Installation
1.  Fit the four claws while inserting the barrier lever into the hole and attach the Barrier Block Assy.
 
Hole
Barrier
Lever
Barrier Block Assy
Claws
Claws
 
2.  Peel off the release paper of the Barrier Tape.
3.  Install the Ornamental Ring (A) and press it lightly.
 
Ornamental Ring (A)
Barrier Tapes
Barrier Tapes
Barrier Block Assy
 
 
1-10. 1 GROUP FRAME BLOCK ASSY REPLACING METHOD
Removal
1.  Peel off the Insulating Sheet (ST3).
 
Insulating Sheet (ST3)
2.  Remove the three screws to detach the Spacer Plates and the CD-847 Flexible Board.
 
CD-847 Flexible Board
Spacer Plate
Seal Rubber
Spacer Plates
3.  Remove the FG Retainer.
 
Claws
FG Retainer
4.  Pull out the FG-PI of front side, and then pull out the FG-PI of rear side.
 
2
 FG-PI (rear side)
Hook
1
 FG-PI (front side)
DSC-RX100M3_L2
1-10
5.  Remove the Z Seal.
 
Z Seal
6.  Pull out the Reset PI on the LF-2091 Flexible Board.
 
Reset PI
7.  Remove LF-2091 Flexible Board from the hook and the boss of the Rear Tube Mirror Block Assy
 
1
 Hook
2
 Boss
8.  Disconnect the F Flexible Board from the connector of the LF-2091 Flexible Board.
 
LF-2091 Flexible Board
Connector
Stationary Tube
F Flexible Board
9.  Remove the LF-2091 Flexible Board from the hook of the Rear Tube Mirror Block Assy.
 
Hook
10. Remove the LF-2091 Flexible Board from the hook and the boss of the Stationary Tube.
 
Boss
Hook
11.  Remove the Focus FPC Retainer.
 
Focus FPC Retainer
12. Disconnect the two flexible boards (SS and SH) from the connectors of the LF-2091 Flexible Board.
 
SS flexible board
SH flexible board
13. Remove the connector part of the LF-2091 Flexible Board from the holes of the Stationary Tube.
 
Holes
Holes
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