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Model
DSC-HX400
Pages
50
Size
7.46 MB
Type
PDF
Document
Service Manual
Brand
Device
Digital Camera
File
dsc-hx400.pdf
Date

Sony DSC-HX400 Service Manual ▷ View online

DSC-HX400/HX400V
3-5
3-1.  SY-1034基板交換時の注意
仕向けデータ 
補修用基板と交換する際,補修用基板に書かれている仕向けデータは元の設定と違っている場合があります。
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて「DESTINATION DATA WRITE」を実行させてください。
リストアデータ
補修用基板と交換する時,交換前の基板よりデータを取得してください。
データの取得はAdjust StationからAdjust Manualを起動させて「RESTORE DATA」を実行させてください。
本機で取得されるデータは下記になります。
・  PRODUCT ID & USB SERIAL No.
・  AWB adj
USBシリアルNo.およびプロダクトIDについて
本機はセット固有のID(USBシリアルNo.)と機種固有のID(プロダクトID)を書き込んだ後に出荷されています。
新品の補修用基板にはこれらのIDが書き込まれていないため,基板交換後にIDを入力する必要があります。
補修用基板に交換した後はAdjust StationからAdjust Manualを起動し,「PRODUCT ID & USB SERIAL No. INPUT」を実行させて
IDを入力してください。
Note: 
 新しくプロダクトIDを入力すると,必ずしも基板交換前のIDと同じIDになるとは限りません。新しいIDと元のIDが違う場合にはお客
様がユーザー登録されているIDと相違が出てしまう可能性があります。
MAC アドレスの更新
Wi-Fi  搭載基板を交換した時,またはメイン  IC  (CPU)  が搭載されている基板を交換した場合,IC  の固有番号  (MAC  アドレス) 
を取り込み直す必要があります。下記の作業を実施して,IC の固有番号 (MAC アドレス) を取り込み直してください。
Note: 
 下記の操作は全ての作業を実施した後に行ってください。
1.  最新版のAdjust Manualをダウンロードする。
2.  ダウンロードしたAdjust Manualをインストールする。
3.  Adjust Manualを起動し,ADJUSTタブにある「Wireless LAN Setting (MAC Address)」を実施する。
4.  セット本体を下記のように操作し,SSID・PWリセットを行う。
 
 → [  (ワイヤレス)] → [SSID・PWリセット] → [確認] 
対象となる部品
・  SY-1034 BOARD, COMPLETE (SERVICE)
Note: 
 Adjust manual 内の DATA タブにある,ADJUSTMENT DATA BACKUP にある機能,LOAD AND WRITE は,セットの全てのデータを
上書きします。そのため,上記の操作で更新した MAC アドレス も上書きされてしまいます。
交換修理後はMACアドレスが変更されていますので,お客様に接続機器の再設定をしていただく必要があります。
そのためFlyer of WLAN Reset(Flyer of WLAN Reset_9834752[][].pdf)をダウンロードしてプリント出力し,セットに添付して
返却してください。
角速度センサ
補修用基板と交換する時,角速度センサ(SE7701)の感度表示を書き留めてください。
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて「Angular velocity sensor sensitivity adj.」を実行させてください。
Type A:
Type B:
Y P
Y P
P: PITCH 感度表示
Y: YAW 感度表示
SE7701
(PITCH/YAW)
SY-1034 BOARD (SIDE A)
Note:SY-1034基板のSE7701感度表示は補修用基板にしか記載されておりません。
– JAPANESE –
DSC-HX400/HX400V
3-6
3-2.  フレキシブル基板について
フレキシブル基板の導電面に汚れやごみなどがないことを確認してください。
フレキシブル基板の導電面を素手で触れないようにしてください。
フレキシブル基板は,コネクターの奥までまっすぐに差し込んでください。 (図1,図2,図3 参照)
OK
(奥までまっすぐに差し込んである)
NG
(斜めに差し込んである)
NG
(差し込み不十分)
コネクター
コネクター
フレキシブル
基板
基準線
フレキシブル
基板
コネクター
コネクター
基準線
フレキシブル
基板
フレキシブル
基板
コネクター
コネクター
基準線
フレキシブル
基板
フレキシブル
基板
図1
図2
図3
コネクターの開閉部を開ける際,A方向に開け過ぎないようにし
てください。
コネクターの開閉部を閉じる際,フレキシブル基板を矢印B方向
に押しながら,開閉部を均一に押してください。
開閉部
コネクター
フレキシブル基板
A
A
開閉部
絶縁面
コネクター
フレキシブル基板
B
•  フラットケーブルおよびフレキシブル基板の端子面に欠け,
折れ等がないことを確認してください。
•  金メッキされているフレキシブル基板には,強い負担をかけ
ないでください。
先端の剥がれたメッキ部はカットして
除去してください。
(メッキ破片がコネクター内に残って
いる場合もあるので注意してください)
•  コネクターを取り外す際に,線材部(極細)を持って引っ張る
と断線する恐れがありますので,絶対に線材部(極細)を持っ
て引っ張らないでください。
•  線材部(極細)を押さえながらコネクターを差し込むと,線材
部(極細)が断線する恐れがありますので,絶対に線材部(極細)
には負担をかけないでください。
– JAPANESE –
3-3.  ストロボ用充電コンデンサの放電について
ストロボ用充電コンデンサは非常に高い電圧で充電されています。
そのため, ストロボ用充電用コンデンサに手を触れた場合には, 感電する可能性があります。
この高電圧は, 本機の電源を切っただけでは放電されません。
必ずショート治具をストロボ用充電コンデンサに接続して残留電圧を放電してください。
ショート治具の準備
ショート治具は1 kΩ/1 W程度の抵抗器の両端に小型のクリップを接続して作成します。
抵抗器は絶縁テープで完全に覆い, 感電しないように処理してください。
絶縁テープで巻く
小型クリップ
小型クリップ
1 k
Ω/1 W 程度の抵抗器 
(部品コード:1-215-869-11)
DSC-HX400/HX400V
3-7
3-4.  Wi-Fi機能の確認
Wi-Fi 機能を確認するときは以下の手順で行ってください。
用意する機器: Wi-Fi接続の可能なWindowsパソコン
1.  本機の電源を入れる。
2.  本機の 
 を押して, 再生モードにする。
3.  
 →   → [スマートフォン転送] → [カメラから選ぶ] → [この画像]を選ぶ。
4.   Wi-Fi準備が完了すると以下の画面に切り替わり,Wi-Fi接続のためのパスワードが表示される。
SSID DIRECT-XXXX:DSC-XXXX
パスワード XXXXXXXX
機器名称 DSC-XXXX
スマートフォン転送
スマートフォンを操作して
本機にWi-Fi接続してください
Wi-Fi
キャンセル
決定
5.  パソコン側で接続可能なワイヤレスネットワークとして,本機が検出されることを確認する。
6.   さらに接続可能なことを確認したい場合には本機とパソコンを接続後,通知領域に表示されているアイコンから「現在の接
続先」をダブルクリックし,ワイヤレスインターネットアクセスの欄に本機が表示される事を確認する。
DIRECT-xxxx:xxxxxxx
– JAPANESE –
DSC-HX400/HX400V
3-8
– JAPANESE –
3-5.  フラッシュエラー発生時の対処法
本機はフラッシュエラー(自己診断コードE:91:01)が発生した場合,高電圧による異常を防止するために自動的にフラッシュ
充電および発光禁止の設定になります。
フラッシュエラー発生後はエラーの解除を行う必要があります。
フラッシュエラーの解除方法
Flash Error Repair Tool Ver_[].[].exe を使用して Flash Error を解除してください。
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